月曜日, 8月 20, 2007

ある事件を追ってゐた

Llama.net周辺がアクセスできなくなっている昨今、如何お過ごしでしょうか?

ここ1週間ぐらい、実はある方向のニュースを追いまくっていた。
そのネタっつーのが、コミケ襲撃関係ネタである。久々に本格的にヤバいネタであり、すこーし興奮している。

事は秋葉原解放デモとかと言うちーと「何から解放するんだぜ?」的なイベントから始まる。
運良く私はその日に秋葉での仕事なんぞ無かったわけだが、知り合いがちょうどその日にカフェソラーレでイベントやるとか言うので、「まーなんもないと思うけど、気をつけてねー」的な話をしたのをよく覚えている。
この解放デモってのがなんか独特で…そもそもアキバ系のオタと言うのは「企画されたイベント」に乗っかる事はあるが、イベントを企画する系統の行動力は果てしなく低いと思われるわけで。確かにWindowsの発売日に「MACは地球を救う」とかプラカード持って練り歩いたり、Core 2 Duo発売日に並んだりはするが、自発的な集団行動言うのは非常に少ない。近年ではハルヒダンスとかで集まる事もあるようだが、どっちかって言うとアキバ系の連中と言うより、その周辺と言うか…ネイティブ・アキハバラー(?)ではない連中が集まって遊んでるように見える。

少し本筋とは離れるが、そもそもアキバって場所は「色々な趣味人が集まる」場所なのだ。
趣味趣向が多少は重なりながら並列している環境であり、正直「オタはオタだが種類が違う」連中が肩を寄せ合ってあの地域に集合していると言う状況が「オタクの町、アキハバラ」の現状である。中には私のようなPCハードウェア大好き(しかも偏向度数が半端ない)とか、エヴァとかのアニメマニア、軍関係マニア(御徒町に軍曹品で有名な中田商店があるからか?)、エロ系(エロゲ系統と実写関係は微妙に生息域が異なる)、音響機器系、電子工作関係、無線マニア(ラジオライフとかの)、鉄…そんな所謂「オタ」が生息する関係上、互いに相手との距離を保つと言うか…相互非干渉的な不文律が存在する。同じカテゴリー内に存在する連中の間では、空軍がリーフパターン使うわけねーだろボケとか相互にマニアな突っ込みを入れる事はあるが、そんな人たちも私がXeonマニアだと知った時に半可通な意見で批判する事はないし、私は私で彼らがどんなにありえない格好をしていても(例え本物のナム戦装備で街中を闊歩していても!…本当にあったんだマジで。防弾チョッキまで本物着てる人とか!)、にこやかにほほ笑んでとがめ立てはしない。

その相互不干渉と言うか、他人の趣味にとやかく言わない・関わらない傾向があるので…そもそも他の趣味の人間と連帯してどーとかいう発想が出てくること自体が不思議に思えた。

で、解放デモだが…つつがなく終わったらしい。
無論、「 糸冬 了 」と言う意味でだが。
なーんつーか、作戦目的が明瞭ではない作戦は失敗しますわな。その時は「作戦首謀者はアキバっつー場所を知らないのではないか?」と思ったりもした。(その後明かされる情報によれば、やっぱり「判ってない」連中が主導したらしい…)

その後、話は急転直下する。
デモ前からも色々と批判を浴びてた連中だったが、どーも本物の革命関係者(要するに、サヨク)が紛れ込んでいたとか。しかも呉 智英センセイの言うところの「珍左翼」ではなく、左翼でもないサヨクっぽいのが。
一応アキバの隣町であるお茶の水には明治大学なんぞがあり、そこでは旧態依然としたサヨクがアジビラなんぞを作ったりしていた(明大の建物新しくなってからは見かけなくなったが…)
そっちの人(サヨク系明大関係者…の、難民)かなー等と考えてたら、どうも本丸である法政大学方面からの参戦だとか。

で、そいつらが今回のコミケで肉体言語(苦笑)的な手法で批判者を総括させるとかいう話が出て来た訳で。
Mixiでその相談やってたと言うのも中々興味深いが、その手法とか計画書が流出したと言うのがまた趣深い。結構Mixiとかのクローズコミュで話してた内容がスネーク(内通者)によって公にされると言う事件多かったと思うのだけど…(Avexの社長だかの話も即効漏れてたよなぁ…)
知ってたら、やらんよな(笑) 知らなかったのだろう。

で、今回もスネークによってネタがばらされ、その後警察に通報されて乙ると。
この辺から見れ。→ ttp://obiekt.seesaa.net/article/51835719.html

で、捕まったり説教食らう連中には「そのまま詩ね」とでも声を掛けておけば良いが、ちーとこの事件は色々な意味で考えさせられるものがあるなぁと。


今、世間はオタクと言う連中を色々な意味で「巻き込もう」としているように見える。
アニメや漫画のカテゴリーは随分前から「萌え」と言うキーワードで染め上げられている。
メイドカフェなんぞも経営の実態は「お水」商売と同根だったりすることもあるし、麻生さんもどーもオタク層に媚売ってる気がせんでもない。様々な連中が「オタク」と言う未知なる鉱脈にエンヤトットとつるはしを叩きつける中、ついに萌えとかそういう線から最も遠いであろうサヨクまでそっち方面に鉱脈を求めてきたかと。
これはある意味で、オタクと言うカテゴリーが一般社会に「溶け込んできた」と言う事なのだろうか?
もしもオタクと言うカテゴリーが一般化(メジャー化)しつつあるのなら…これから「派閥闘争」的なパイの握り合いなどの部分にもオタクが係る事が増えてくるんだろうなぁ。

昔誰かが言っていたが、マイナーなネタはマイナーであるからこそ面白い。サブカル的な存在と言うのはメインがあってこそのサブである。
本来的にサブだったものがマイナーである事を辞めてメジャーを志向せざるを得なくなった時、いろいろな意味で変革が起こる…いやむしろ「起きてしまう」。
サブであるからこそ「みそっかす」扱いで受容されてきたものが、メジャーになる過程で受容されなくなって行く。その過程で毒をそぎ落とされ、洗練という名の一極先鋭化が進むとその世界が面白くなくなって行くんだよなぁ…多様性が失われると言うか、何と言うか。
今回の事件、ある種のターニングポイントの様に思えてしまう。
一気に変革が進む訳ではないだろう。変化はジワリジワリとやってくる。

かつてPCパーツ業界ではマイナーからメジャーに変わるその過程で「ベンチマーク至上主義」が台頭し、コストパフォーマンスにだけ執着する連中が増えてVGAにしろCPUにしろ二大巨頭のみが生き残ると言う惨事が発生した。結果、市場は減退の道を歩み続けている。
私のような人間からすると、これは非常に面白くない出来事である。今自作業界はじわりじわりと滅びの坂を下っている最中だ。


頂上なんてほんの一瞬。気がついたら下り始めている。
新興宗教ブーム(1990年代)もそうだった。
今回の事件で、私はオタク文化の「滅びの予兆」を感じ取った。

火曜日, 7月 31, 2007

現実からの逃避/ジーちゃんプレイ

逃避と言うかなんというか…無事転職も決まり、明日から新職場である。
で、今回の職場の上司が「ネトゲが趣味と言うから採用しました。XXXサーバーに来るように」と言い出すような素敵な人物なので、諸般の事情によりあのパンチラゲーにも顔を出す事に…

世界って狭いね。

そうなっても適当なところで切り上げてUOは続けるのでご安心を。


でだ、最近またUOKR改変とかPvP改変とかが行われている。
正直な話PvPは何やっても最終的にケチがつく構造になっていると思うのだけれども、それはまぁいい。新しい人々が新しくPvPを楽しめるのであれば、それは最終的に良い改革なのではと思わんでもない。
で、私が重視したいのは、ほかの部分の改編なんだが…

諸兄におかれても、なんか、こー、変化が欲しいのだけれどもイマイチしっくりくる変化が見当たらないのが現状ではないかと思う。と言うか、しばらく仕様変更情報から遠ざかっていた私、ソーサリア帰還の際に「どーんな新仕様が入ってるかな~wktk」などと考えていたのだが…少々肩すかしを食らった気分なのである。
私が欲しいのはね、何と言うか、その…こんな感じの仕様なのよ。

自分ひとりでなんか遊んでるとする。PvMでもDoomでのハムスターでも何でもいいわ。
そこで何かを発見する…トレハン地図でもいいし、SOSボトルでもいい。それをきっかけにして皆で集まり、何かの困難に立ち向う…そんな仕様。
どーもここのところ、皆で何かを成し遂げる系のイベント少ないと違いますか?
ただでさえ今のUOはソロでも何でも出来てしまう傾向が強い。そこで「他者を必要とする機会」を減らしてしまうと、MMORPGじゃなくなっていくんじゃないかなーなんて事を考えている。

そこをユーザーの企画力に頼って「何とかしてもらう」のも悪くはないが、それだと比較的高齢なプレイヤー(私とかね)が仕事の都合でログインできないとかの時にゲーム内全体の活力が失われてしまうのではないか。
私は今のUOでこの部分が顕在化する日がいつか訪れるのではないかと思い、少々不安を感じている。
ここの所少し時間ができたのでいろいろなUOサイトを見て回ったのだが、どうにもイベント屋と言うか、賑やかな連中が増えてないような気が気がしてしまった。(Mzhでは新たな本屋連合とも言うべき人々が台頭してきているようで、少し嬉しい)
定番イベントは良く見かけるのだが、新人が育ってないような気がするぞ。
イベント屋を育成していけるような…そういう「仕掛け」をUOの中に用意しないと、ジーさん連中がいつまでも頑張る羽目になりそうな気がするんだ。

定番の連中をサポートし続けるという部分も重要だが、それにも増して「新しい人々」を発掘し、育て、次期主力にしていく作業も負けず劣らず重要ではある。長い期間続いたゲームだからこそ、世代交代まで視野に入れ、ユーザーグループをかき回していく…そんな仕様や配慮が欲しい。


余り使いたくない言葉なんだけど、そろそろ私もベテランの部類に入るようなプレイ歴になってきた。私より更に長いことソーサリアにいる連中も少なくないだろう。皆でそろそろマーリンごっこと言うか…ガンダルフごっこと言うか…渋い後見人プレイをしてもいいのではないかと思う。
俺が俺が、ではなく、若い衆を引き立てるような…そんなプレイを試行していきたい。

月曜日, 7月 09, 2007

加工したい病

退職する事になった訳だが、その際に会社支給のNotePCを返却する事になっている。
で、なんだかんだと言ってモバイる環境は必要なので、新しいNotePCをボーナスで買いこもうと思っているのだが…

うん、U1Fとか言うの買おうと思うんだ。

でね、色々考えている最中なのだが、このモデルどーにも加工精度が宜しくない。
4層ピアノコーティングだかが売りなのに、天板が平滑面じゃないのよ。せっかく下地処理をしっかりしているのに、塗装工程でいい加減な職人さんがいい加減に吹き付け塗装しているので、エッジの部分が盛り上がってしまっている。もしかしたら平滑な塗膜作るとエッジ部分が透けちゃうとかそういうレベルの話かもしれない。ここが実にダサいというか、画竜点睛を欠きまくりなのである。売りの部分なんだからしっかり作れよ!


せっかく買うものだから、いっそそこの部分加工しなおそうかなと。一気にアイデアは飛躍する。

中学時代に技術科の授業で平面の出し方習ってるし、自分でやろうかなとも思う。(知り合いに頼めば天板だけ外してもらうのも可能だし)
しかし…しくじると実に悲しい事になるのは間違いない。
保守部品取らない会社だし、壊れたら目も当てられませんなと。修理しないとか言うんだぜ、きっと。
じゃープロに頼むかと色々検索中。
検索したら、(金属加工の方だけど)宝石仕込むとか面白いネタが出てきて揺れる男心。
あー
うー
ええなぁ。
オリジナル天板いいなぁ。
加工したいなぁ。


等と悶々としてゐる。

金曜日, 6月 15, 2007

転職するぜ?!

色々な戦いののち、おいさんは悟ったのである。

やっぱり人間、義理とかそういうの大事だよね、ね、ね、ね(三次元ブラスター残響音含む)


非常に、今、ジャスト・ナウな感じで会社が各所に不義理をかまして「人としてどうよ?!」と言う感じになってきたので、今まさに我旅立たんとス。
で、就職先探す事にしたのだが、EAは人材募集してないのな。良かったら一回ぐらい面接受けに行こうかと思っていたのだが。バイトからとか言われると非常に微妙な感じになってしまうお年頃なので、EAには行けないと思うんだけどネ!


とりあえず来週から就職活動開始。さて、GT買って腐りかけてる家何とかすっか!

月曜日, 6月 04, 2007

とりあえず日本沈没嫁、な?

現在週刊スピリッツで好評?連載中の「日本沈没」と言うマンガがある。今週、連載のその中に環境の変化に対する人間の基本的な対応について記載されていた。まずそれを読んで頂きたい。

UO:KRでまたぞろ「良きブリタニアが云々」形式の投稿が溢れかえっている。余り時間も無いのにこげな文章投稿せざるを得ない状況であるように感じたので筆を執る。
そりゃね、現状で満足している層(つまり、現役UOプレイヤーだ)は変化を喜ばないのよ。これはいつだってそう。旧3Dクラ(最初期のアレ)だって導入当初は非難轟々だったらしい。AoSだってそう。
今まで新要素加えて大きな批判が無かった試しは無い。この私(新しいもの好きと言うか、何でもとりあえずOK派)でさえ、AoS導入当初は愛用のチェインメイルが脱げた(UO始めたばっかでキャラの筋力低いのに、チェインメイルの必要筋力が引き上げられたのさ!)事を嘆き、UOキャラに筋トレさせるにはどーしたもんだかと思い悩んだものだった。

Diablo風味のインターフェイスにも戸惑うであろう。マクロの登録にも戸惑うであろう。
然しながら、それら含めて新しいものには新しいなりの良さもある。
何でもそうだが・・・良い変更だけしかない変更はあり得ないのだ。勿論改悪でしかない改善と言う物も基本的には存在しない(例外は、ある種の悪意で改変が進められた場合であるが、現在のUO開発チームはUOの為に自分の人生UOに(一時的とはいえ)預けちまっている連中である。その方向性はあまり考えないで良い気がする…なんと言うか、心は一つ、だ)

人は、自らが手にしていた物を失うと、「手が空いた」と言うその事実を殊更に悲しむ。
その、「空いた手で新しい何かをつかみ取る事が出来る」という厳然たる事実を見失い、失った事だけを悲しむのである。今、現状を嘆くものは悲嘆に暮れる事に執着し過ぎて新しい可能性に目が届いていない気がしないでもない。(まー、俺最近全然UOれてないから何とも言えん…しかし、時間をできるだけ取ってUO再開する予定である。仕事さえ…ううう…)



つーかね、お前ら贅沢。
こっちは仕事くそ忙しくて改悪された(と言う噂の)UOすら触れてねーんだ!(涙)
全然遊ばんとメインアカウントのゲームタイムが残り16日になってた人もいる事、ほんの少しだけ考えてください。(たった今確認したので、後でGT追加しとく。家は腐らせんぞ!)
諸君の恨み事を聞いていると、こっちも無茶な仕事依頼する上司に恨みつらみの1024行ぶんぐらいぶちまけたい気持ちで一杯になって来る。

正直、現在の給与(安い、マジで)維持してくれるなら、EAJにでも転職したい気分で一杯だよ。
そんな事を考えながら、今日も転職サイトの自分のプロフを見てため息をつく私であった…


エントリーシート見て、何故か生保の勧誘員の誘いばっか来る。
お前ら俺の経歴のどこを見ているのかと問い詰めたい。

水曜日, 5月 16, 2007

最近どーなっているのか?

うむ。

某悪の秘密結社(IR情報も公開したくないとか言い出す会社って一体…秘密結社ぐらいしかそんな事いわねーよ!)でしこしこしこしこ仕事してる。

なんかさー
もーね。

誰とは言わないが台湾帰りの某S氏と言う人が無茶苦茶な人でな。
それの余波食らって関係各所がエライ事になってますよと。毎日帰るの終電とかおかしいってばよ。


で、無茶言う人の下を離れて今少し楽になったと思ったら…熊湖さんですわ。クマーですよ。何故この時期に新チップセット…って、この業界ではこの時期に出るの普通でしたね。忘れてました。アハーハ。
で、今度はComputexですかそうですか。仕事がメリハリのある状態ではなく、ハリハリハリハリハリ・・・とずっと緊張状態。
なんでこげに…


と、割となんか酷い目に会っててUOれていないと。こういう事だ。
これでKRクライアント動いて風景等が一新されたら…無理押ししてでも遊ぶんだけどなぁ。

土曜日, 3月 03, 2007

タクやんまた辞めるのか?

イグノア修正に限らず、出たり入ったり出したり引っ込めたり忙しいやっちゃな。(挨拶)

色々とこっちからも苦言を呈したことがあったが(まぁ、見てない可能性100%)、それ相応に良い部分は貴方にもあった。然しながら問題点をポイントアウトする関係上、施策やアイデアに対して「だーめだ駄目ダメダメだ!」と言わざるを得なかった点をお詫びする。

タクやんの功績は、確かにあった。
ある部分では、彼こそUOSSでの議論を沸きあがらせる触媒のように作用していた部分はあるし、案を出したり引っ込めたりも「良い意味で、人の意見に耳を傾ける姿勢」の表れとも取る事ができる。


今後も色々とあるんだろうが、6歳になるお子さんといい感じで過ごしてくれい。
確かに人生にチャンスはそう転がっていない。逃したら大変だ。貴方の行く先に貴方の家族の幸大からん事を祈念する。


Thank you MrTact! You are Great UOer in all of the world!

月曜日, 2月 26, 2007

Vista覚書

別にMSからどーこーしてもらってるわけじゃねーからなぁ…

1.意外と安定性が…
プログラムが良くこける。これはVistaとの互換性がまだうまく取れていない事から発生している現象だと思うが、修正は長引きそうな気がする。アンチウィルスソフトのインストールでこけたのは笑った。そのまま凍りついたけど。こけた時の挙動が安定したのは嬉しいが、そこで技術革新を体感する方針はどうかと思う訳でして。

2.サイドバー
私の場合、ニュース関係の取得を行いたいわけだが…Googleの奴の方が使い勝手が良い。
というかMSがんばれ、超がんばれ。ユーザー参加企画で釣ってる場合じゃねーぞ。本気見せろ本気。
本気見せるまでVista付属サイドバー禁止。

3.プロダクトID管理
なんかいー加減じゃありません? 一応私、正規版買って清く正しく美しくVista使ってますが、32bit版と64bit版でプロダクトID同じもん使えるのってどーよ? 値段同じだからどっちでもいいんじゃろか…
(会社で色々展示機作ってるとき、間違えて64bit版Installしてるマシンに32bit版のID入れて通っちゃったのね。その後実験として自分のID使ってアクティベーションまで通してみたら普通に通った…実際にDSP版でこれやると、再度Installする際に電話で照合取らねばならないのでやらないほうが無難。もちろん先に実験でInstallしたマシンからはOS削除してる)

4.エクスペリエンスインデックス
画像とかきれーなの入れたらベンチマークソフト要らんな(苦笑) E6600とX1650とメモリ2GBの組み合わせがかなり良い感じでバランス取れてる。その辺のシステムを一応念頭に入れてるのかな…?


全体的に、普通に使えるOSって感じ。その機能を十全に使いこなすまでにはもう少し時間がかかるだろう。こなれるまで時間がかかりそう。
ServicePackがリリースされた後が買い時かも。微妙にHDオーディオ機能が拡張されてるのか、スピーカーよりも外側から音が聞こえてくるのはなかなか新鮮。三次元音響機能が備わってるんじゃろかー? それとも私の耳がおかしいだけ?

火曜日, 2月 20, 2007

RP関係で思ふ事

空気読めてない俺様が来ましたよ。

空気読めてないとは言えそれ相応に分別も持たねばいけない年頃なのである程度ぼかして書くのだが、最近不思議に思うことがある。

何故にRP関係ではプレイヤー同士の諍いが絶えないのか?


これは今回の事件や某トーナメントでも発生したのだが…
あるキャラクターがあるキャラクターに対して(その持ち味を活かしつつ)突っ込みとか入れるわけだわ。それはキャラクター同士の相互反応として極めて普通で、そこに問題は何もない。その背後にいるプレイヤーがプレイヤーでありさえすれば、その事自体は了承できると思うのだが…
何故か、その後にキャラ間での掛け合いがプレイヤー間での掛け合いに発展してしまうと。

構造的には2パターンが存在する。

1.当人のキャラクターイメージに対して「そぐわない」対応を他のキャラが強いてしまい、結果として当人の「望む形が達成されない」ことがプレイヤーのストレスとなって爆発するパターン
2.最初っからキャラとプレイヤーの同一視が存在し、そもそもプレイヤー間の掛け合いが重層的に含まれている場合(この場合、端的にキャラ間抗争がプレイヤー間抗争に発展する)

1.に関しては、そりゃMMORPGの構造上しかたねーだろ、みたいな。
私も大概タフで負けん気の強いキャラをやりたいと願っているが、システムの都合上純戦士とかで意地張れる限界は当然存在し、またはPvP等では否応なく現実を思い知らされる。そこで「キャラ的には」タフガイを気取るようにしていても、「プレイヤー的には」まー仕方なかんべ的な妥協点を見出しているのが実情ではある。なんと言うか、システム優先っちゅーか、現物主義と言うか。

2.が結構ややこしい。揉める時って相手側はその事を自覚していない事が多いんだな。
相手はRPしてたりするつもりなのである。然しながら実際は現実の自分をかなりキャラに投影していたり、なりきっていたりする訳で・・・プレイヤーとキャラクターの分離が出来てないから、キャラとして絡んだりキャラとして揉めたりするとそのまま相手の(プレイヤーの)現実世界の精神にふかーーーいダメージが及ぶ。そういう相手に「俺のキャラ的にはこんな言葉かけるんだろうなぁ」と言う「キャラ間掛け合いの話法」を持ち出すとキャラとプレイヤーの双方の人格にダメージを与えてしまう。少しお前ら「ムーたち」でも読んで客観視点を身に着けろと。



例えになるかどうか分からないが、一応私のキャラであるVesselはフマクト信者と言う事でネクロマンサーとかだいっ嫌いなはずである。そこで私がキャラ間掛け合いの基本話法どおり、厳密にVessel人格を適用してネクロ「キャラ」をDisりまくるとする。そのキャラ人格を最前面に出しているBlogなどでもDisるとする。

ここで相手がうまい具合に「プロレス的なもの」を理解してくれていれば、因縁の対決とか、色々アングルを作る事もできるだろう。上手い事掛け合いで話は転がっていくだろう。

しかし、相手がネクロLoveLoveでそのキャラがネクロに走るまでの人生を原稿用紙40枚ぐらいの中篇物語にまとめててしかもそれが現実世界の自分を投影したなんとなくセカイ系の物語だったりすると・・・
まー揉めるだろうな。比較的声のでかい私の関係サイトでDisりまくったらそらーもー「死んでから辞めるか辞めてから死ね」みたいな究極選択に近い状況が生まれる可能性は高い。(そういうのが怖いんで、中々最近はDisる事もできない。困ったものである)


正直、自分のリアル(現実境遇)をキャラに投影しすぎる人々は(少なくとも、私は)付き合いにくい。
こっちは出来ればキャラはキャラとして成立させたいんだが、相手の状況や嗜好がそれを許さないとそもそもそういう事が出来ない訳でして。
実は色々と絡んでみたいと思っている人々は居るのだが、その人物が後者に属される可能性が高いと私は後々の面倒を避けるべく「見なかった事」にする。(実際私がよく絡む連中の顔ぶれと嗜好を見比べてみて欲しい。アングルをアングルとして受け入れる素地がある人間とよく遊んでる事が理解できると思う)

実に多くのRP系の揉め事が、キャラとプレイヤーの分離と言う極めて基本的な事で解消できると思うのだが、どうか? プレイヤーとしての相談事や悩み事はプレイヤーとして処遇できるような場(IRCでもMSNでもBBSでもいーじゃんか!)でやって欲しいなと。

月曜日, 2月 19, 2007

パラリラですが…

パラリで面白い記事を発見。


■バレンタインデーベーコン バレンタインデーベーコンについて再度コメントが出ています。 バレンタインデーベーコンについては、ブリタニアの風習であるとコメントされた後も、UOSSで不思議に思う声が多かったのですが、真相としては、開発段階で「Rose
in a Vase」をテストしているときに、コードを間違え、「Rose in a
Vase」の代わりにスライスベーコンが出て来たことが面白かったため、スライスベーコンもバレンタインプレゼントとして導入し、ブリタニアの風習にするということにしたそうです。


うん、いいね。こういうバカなノリは嫌いじゃない。
ここでこれをきっちりソーサリアに軟着陸させるべく、物語を紡ぐのがその世界に生きる我々の役割とも言えよう。
後10分ぐらいで家を出なければいけないのでアイデアだけ書くが…


冬至のお祭り(ハロウィンとかクリスマスとかな)では、その年に取れた作物を使って盛大な祝祭の膳を囲むのが、ソーサリアを含む「西洋ファンタジーワールド」の定番である。
ある年、ソーサリアの若い男が冬至前に出征(軍事行動があったんだな、多分)して、冬至には家に帰ることが出来なかったという事例があった。
残された女たちは冬至の祭りを祝う事もせず、伴侶の帰りを待ちわびて豚の最も良い部分(バラ肉…アバラ部分の肉な)を塩漬けにして取っておいたそうな。
やがて戦場から血にまみれた手紙がたどり着く。2月の中旬には帰ると。
女たちは伴侶の帰りを喜び、2月の初旬から色々な準備を始めた。
塩漬けにしたバラ肉の塊を塩抜きして肉を用意し、咲き誇るバラを生けて食卓を飾る。
しかし、ある女と結婚の約束をしたある男は帰らない。

二月の初旬から順次男たちが帰ってくる。
なれど男は帰らない。
帰りを待ちわびた女は、「沈黙の食卓」というまじないを行う。
深夜に食卓を作り、念じて鏡を覗くと、そこには将来の伴侶となる男の顔が映ると云う。

なんかそんな感じのまじないをしてるところに謎のワンダリングヒーラー登場。
塩漬けの豚肉(俗にベーコンと呼ぶ)を彼女が振舞った所、謎の微笑を残して鏡を磨き、彼女に差し向ける。
「肉の購いは肉によって成されるべし」
磨かれた鏡を覗き込むと、なんと背後に戻らぬ彼氏の姿が。

彼氏は彼女の髪にバラの花を挿す。 彼はいつの間にかその場に戻っていたのだ。
かくして男は彼女の元に戻った。
彼氏がそこに舞い戻った時、ワンダリングヒーラーは扉も開けずに外に出て行ったそうな。


その故事から、ソーサリアではベーコンをバレンタインに供するようになったんじゃと。
だからブレス属性なんじゃね。

木曜日, 2月 15, 2007

現状を分かり易く説明してみる

夢のソーサリア生活が1日で終わりそうな予感がしないでもない。


現状を説明しよう。簡単に言うとドリフだ。
ドリフのコントでたんすの引き出しを閉めると他のが飛び出すってのがあるだろ?
なんかね、飛び出したままのたんすの引き出しがあるのよ。
それを締めると他の(閉まってたの)が何故か飛び出すのよ。しかもそれがおでこに直撃したりしてな。


今私の置かれている状況は、かなりそれに近い。
はたから見ていれば、それはギャグである。やってる方は必死だが。

でね、どうしても閉まらないからおじさん他のたんすの所に行こうとしてるのよ。
そしたら裾をたんすに掴まれてる感じ。当然そのまますっ転ぶ。


ドリフ的日常。
そんな感じで業務を遂行する会社は実在する!(涙)

火曜日, 2月 13, 2007

戦ってました、現実と

Mixiなどでも書いてきたが、なんとか現実世界の化け物を何とかした感じ。ふぅ。

ゲームばかりやってるように見える(いや実際そうなんだけれども)私でも、やっぱり現実世界でのメシの種はおろそかに出来ないわけでして。一気に問題となり得る部分にメス入れたから、後は野となれ山となれ。(積極的無関心モード発動)

しかしアレだね、UOやっぱいいね。
以前、LineageやROをやってた時には2ヶ月とか間があくと、色々な意味で萎えてしまうものであった。つまり、知り合いとのレベル差がきっついよと。レベリング作業たりーよと。
UOでは基本的にそれほど致命的な差など付くわけも無く、成長ののびしろが少なく設定されてるからまー休暇こいてもすぐ復帰できるねと。
唯一のリハビリは徳の状態維持ぐらいだもんなぁ。(つーわけで、徳を維持したまま眠りにつける「コフィン(棺桶)」とか販売してくれないかな? リアルマネーでもいいから)

特に私の場合、世間様に背を向けた純戦士や盾抜き侍などをメインに操ったりしているわけでして、元々世間様を追い回さなくて良いというアドバンテージがある。これがネクパラだの白豚だのであれば仕様を追いかけるので大変な事になっているだろう。
のんびり暮らす事のできるソーサリアの利点でもあるな。


諸兄におかれても、この様なのんびり生活を満喫してみてはどうか?
ふらっと立ち寄ってだらーんと遊べる、それがUO。

さて、現実世界での戦いに疲れたから、一時ソーサリアでのバカンスを楽しむとするかー

月曜日, 1月 29, 2007

日々の記録

本日は朝から夜までVistaで荒れ模様なので、一瞬暇になった隙を突いてUOプレイ日記なんぞを。

とりあえず、土曜日は柄にも無く六本木ヒルズだの表参道ヒルズなどを歩き回る羽目になり、日曜日は早起きしたんだけど体が言う事を聞きませんでした。まる。

いやマジで。6時に起きて早朝デスパで本稼ぐベーと思ってたんだが、メンテ入った瞬間にズッギューン! って感じで駄目な子になりました。朝飯食ったら寝た。起きたら3時だった。
俺ってやつぁ・・・・

その後気を入れ替えて本を求めて彷徨。
キャラを変え代え河岸を換え、全戦闘キャラの名声などをそこはかとなく底上げ。お陰で日曜だけで10冊ぐらい溜まったが、問題はIzmで集まってしまった三冊の処遇である。10冊集めてギアにでもするかね。しかしそれでもフェルッカでは本を集めない。最近実生活が割りとエキサイティング気味なので、今更ゲームでもドキドキはしたくないって言うか。倦怠期なのかなぁ。(その割には新キャラ育成は燃える。育成過程で1000k貯めるのも恒例になってきた。資産合計7000k+Izm2000k達成)

で、夜。
知り合いのあそこがアレで行かねばなるまいなと。
某氏の提案で縁起物の「不死鳥の羽」を集めに行くも、何故か集めた数が108 なんと煩悩数。
あまりの偶然に言葉を失う。これが偶然力と言う物か!

その後、一瞬寝て気が立ってたのか直ぐに目が覚めた。起きたの夜三時ぐらい。
二度寝すると寝坊しそうなので、2代目の徳を維持していました。

なんつーか、楽になったよなぁ。
UOの純戦士、本当に楽になり申した。

金曜日, 1月 26, 2007

あ、変換来た変換!

新しいBlogger Serviceへの移転通知がやっと来た。これで色々とカテゴリ分けとかできるぜコンチクショーッ!

まぁ、投稿している間もない訳だが。
せっかく新しいパッケの情報まで出たのになぁ。

追記:
右のLink集が壊滅である・・・
直さねば・・・

日曜日, 1月 21, 2007

春夏秋冬朝昼晩

今、いろいろな所でUOの新しい仕様に対する提案などが行われている。
どこでと言うと色々語弊があるからアレなんだが、とりあえずEAJの中の人はうおみんに登録してあそこの討論なども参照した方が良い様に思う。
SNSのある意味弊害かもしれない・・・提案とかって最終的な提案内容よりもそこに至るまでの過程が結構重要なんだよね。本当にダメダメな連中に提案する時は過程なんぞ無視しても構わないと思うが、最終的な相手はEAのUOチームである。もしも最終的に望む事が履行できないにしても、その討論の過程で出て来た内容について、もしかしたら更に面白いアイデアを乗せてくるかもしれない。他の会社はどうか知らないが、少なくともEAの開発陣に関しては様々な情報を与えて彼らと共に色々と考えて行くと益が多いように思う。

まぁ、だからこそ私はBlogで愚にも付かない妄想話をして聞かせるのだが。

で、以前のBlog(初代日々妄想)でも記載したネタなんだが、再度ここに妄想話を記載してみたいと思う。日本人は春夏秋冬がはっきり分かれる日本列島に住まう連中である。その連中の一人である私はかくのごとく思う。もう少し・・・季節感が欲しいなと。EAJはこの問題に結構精力的に取り組んでいる。季節物の「作りこみ」やイベントを数多く手がけ、四季の無いブリタニアになんとか四季を盛り込もうと精力的に努力をしている。神社も出来る(宗教はどうかと思うんだがなー)、夏には海水浴場も開かれる。マーケティング的な見地から言うと、やはり長期休暇の間は色々と新参も増える訳でして・・・そのタイミングで何か独自のイベントを実施するのは、他者との差別化という意味でも非常に効果的だと思う。

んで、それとは別にシステム的な部分からもこの様なアプローチが欲しいなと。いや寧ろ、四季とか考えるならもう少し「世界における時間」と言う概念も欲しいなと。
まず、時間経過問題から。
UO内のブリタニアンが飯を食わぬと言う問題がある。それは空腹がどの程度進んでいるかをプレイヤーが理解し得ないと言う所に原因があり、それがプレイヤーに餓死システムなどの導入を求める原動力になっていると思う。
餓死はどうかとは思うんだ餓死は。
ソーサリアじゃ意識しなきゃ餓死するほど酷い事にならんぞと。
まず、ある戦士(Northside Inn在住)の話をしよう。彼はたまーにあるシャードにログオンしてからてきとーにエスコートしたり冒険したりモンスターと運動したりして金を稼ぐ。大体2時間も遊べばログオフするのだが、ソーサリア内時間ではこれはほぼ24時間に相当する。24時間戦闘とかやれば、そりゃー腹もすくわいな。然しながらいつもNorthside Innで取る食事は鳥の丸焼きに牛乳(これは腹の足しにならない)、そしてブレッド程度である。たまに敵から簒奪した食料食ったり酒場でつまみつまんだり、コンパニオンホールの食い物漁ったりするが、大体こんなもんである。
この費用は大体どれくらいか? 100GPもしないんでねーの?つまり、一回エスコートしたらこれぐらいの食事は5回分できるわけですよ。それに・・・ソーサリアには無敵移動魔法がごろごろある。腹が減ってきたらズビュンと町に移動してしまえば速攻飯が食える。そもそも餓死するほど腹をすかせるのが困難だと思うのだ。そこから抜け出す方法も簡単だし。
また、経験から考えて・・・空腹を我慢して働くよりも、眠気をこらえる方が困難であることも付け加えたい。私は仕事の関係でこの間42時間無停止で仕事をしたのだが(エンドユーザー向けイベントやってなぁ・・・)空腹は緊張があればこらえる事ができる(42時間で食事一回のみ。しかもマックでバーガー一個!)、睡眠欲・・・と言うか、眠気はなかなかこらえる事ができなくなった。多少腹がすいても体は動くが、睡眠とらないと思考がまとまらないのである。ポカミスを連発するからマジで睡眠大切です。寧ろ睡眠を取らなければ戦闘能力が低下したりマナが回復しない/しにくくなる等の方がリアリティーがあると思う。

正直に申し上げて、餓死システムを入れてもソーサリアは面白くならないし、煩雑になるだけだ。
餓死させたいのであればそのシステムは有効に働かないだろうし、餓死が単純にある事を強いる為のペナルティーなのだとしたらペナルティー部分が大きすぎて有効ではない。その背後にどの様な思惑があるかを再検討する必要がある。
それよりも空腹度に応じて時折片膝つくとか、「空腹である旨を知らせるサイン」を用意した方がいいんじゃないかと。
また、空腹ではなくとも「時間経過」を知らせる事でロールプレイ的な観点から食事を取らせる方法の方がウケは良いと思う。街中に居たら正午や夕方、つまり定期的に「ゴーンゴーン」と鐘の音が鳴るなどのシステムはどうだろう?
そこで皆は「飯の時間だ」と悟るだろう。また、食事を取る事を促すために「鐘の音が鳴ったら全員空腹度を-1する」(つまり、物を食えるようにする)と言うシステムが入れば更に良い。システムで腹減りを定義するならこうした方が面白いんじゃないかな?
また、時間を設定する事で料理人なども四六時中街中に立ち尽くす必要が無くなる。腹が減るタイミングは同じなのだから、そのタイミングに合わせて行商しに行けばいいのだ。需要が発生するタイミングを制御する事で、彼らに徒労を要求しないですむ様になる。Doom等で日々苦労している連中は(どうせ食事も持ち込んだりはしないだろう)、その時刻に一斉に腹をすかせるのだろう。ムスリムみたいに戦闘中皆で膝つくなどのアクションがあったら面白い。シュールだ(苦笑)
そもそも個人的な感想として・・・餓死システム導入要求者は何を求めているのだろう?
シェフの権利上昇か? 人々にロールプレイ的な部分を強いる事か? (強いるつもりならそれは方向性として不味い事を理解した方が良い。北風と太陽だよ・・・うん)
仮にシェフの権利上昇だとして・・・餓死システムみたいに「どこかで行き倒れる可能性がある」なんて状況をもし作ったら、Doomやダンジョン深層、辻辻にシェフが存在しなければならないと思うのだが、どうか? 実際にシェフ業をやる身になってみて欲しい。需要が発生する場所やタイミングを上手く制御しないと餓死システムを導入してもシェフは盛り上がらないのである。Mzhではブリ町外れの南西の鍛冶屋に常駐している人が居る。彼は非常に献身的に鍛冶屋をやっていると思うのだが、もしも空腹度や時間経過を皆と共有するサインがあるとして、それがトリガーになって冒険者が町に戻るようになったら・・・彼は四六時中そこに居ずとも、朝昼晩の(現実時間における)数十分間そこに居るだけで十分な取引を行う事ができるのではないか?
シェフにしても同様の事が言える。散漫な需要を喚起するのではなく、一定のタイミングで少ない需要を集中させる事が、これらの職業を目立たせる最大の方針になると思うのだ。生活にリズムがあった方が良いと、私は思うのである。昔ブリ北鍛冶が流行ったのだって、(元々需要が大きかったのもあるが)結局はそこに需要を集中させる事ができたと言う点が大きいと思う。

生活に、リズムを与える事。私などの場合徳の腐りタイミングがソーサリア内での生活に対する「タイマー」になっているんだけど、諸兄におかれては、どうか?

更に大きなリズムとして、春夏秋冬の季節感が欲しい。現在大変困った事に、ソーサリア内の1日は現実世界の10倍速なのだが季節のめぐりは現実世界と同期している。つまりあの世界一年の長さが現実世界日で10倍なんだよと。従来の季節イベントを10年周期の大イベント扱いにして、システム的な季節がソーサリア内時間で90日毎に移り変わると異世界感が出るのかなと思う。(およそ9日で季節が代わり、ほぼ一ヶ月で一年が経過する)
こう考えると、ソーサリア内での四季と言うのはめまぐるしく動く事になる。今週は春だから羊たちを放牧させ、来週は夏だから出産と子羊などの世話をしなければならない。秋にはおいしい食材を集めて冬の蓄えとし、冬には(冬至を変わり目として)新年がやってくる。過ぎ越しの祭りをせねばなるまい!
季節感を充足する事でかなり生活にメリハリが出ると思いませんか?
秋においしい物が沢山取れるなら、シェフも季節の食材で腕を振るうと言う「行動の指針」が出来るだろう。正しく昼夜の差ができるのであれば、ネクロ変身でヴァンパイアになった連中も昼に出歩くとダメージを食らうなどの表現が可能になる。(今は圧倒的に夜の時間が短いからなぁ・・・昼出歩け無いのはペナルティーが大きすぎる)
当然、冬至と言う「夜が一番長い季節」には、バンパイア等が大量に出現する事になるが、これこそ「ハロウィン」として成立する条件になる。ありゃ元々冬至の祭りで、夜が最大になる日から「太陽の復活劇」を祝う物である。その「夜が最大になる」、つまり生命の根源である太陽の力が弱まり死者の力が強まるからこそ、死者が人間世界にあふれ出てくる事が出来るわけでして。戦闘中に「日が昇る! やべ、俺弱体化するじゃん!」と逃げ出すバンプPKが居たら面白くないか? システムがロールプレイ的なものを後押しし、システムに沿った発言/行動がそのままロールプレイっぽくなるのであれば、皆もその様に行動するだろう。

秋には畑にバッタが大量に沸くかもしれない。範囲攻撃でし止めると作物がダメになるので地道に一匹づつ潰さねばならないとしたら・・・初心者キャラクターに十分なアルバイトとなるだろう。夏には木々が生い茂り、秋には色付き冬には枯れる。これも風情があって良い。キコリは冬に木をコって春夏で材木を干すのだろう。春には皆で種籾などを撒き、それを狙う小鳥を弓使いが射落とす。ダンジョンなども、冬には暖かなファイアが混み、夏には中の連中がへばるアイスが混む。夏場に鉄鎧むき出しで外を歩けば熱ダメージを食らい、冬には肌に張り付かんばかりの寒さになる・・・
まて、金属鎧をこれ以上弱体化させてどうする? >俺
でも、それも面白みがあっていいかな。自分的には宜しく無い事だが、自分が不利になっても面白いもんは面白いのだ。

なお、私が季節の導入に肯定的なのは単純に季節の食材を(ウチの愛するキャラクター共に)味あわせたいと言う変な思い入れが根底にあるから。そういう物に恋焦がれて「そうなったら良いなぁ」と思いを馳せるし、自分が思う「楽しい事」を皆と共有したくて妄想を垂れ流している。ソーサリアがリアルになれば面白いとか、システム的にどーこーという話は最初から無視だ。ソーサリア内での生活を色々思い浮かべて、どうしたらその様になるかを考えると面白いアイデアと言うものが出るように思う。大体においてシステム的な部分から発想すると面白みが少なくなるような気がするんだよね。


なお、本投稿で日々妄想投稿200回記念らしい。
どっかに公開にしてない投稿が幾つかありそうな予感・・・

日曜日, 1月 14, 2007

複雑でいいもの、単純が尊ばれるもの

5 on Fridayで幸運の話が出ていた。
いやー、物凄い複雑だね幸運システム! (苦笑) 内部式が公開されてもなんか納得しづらい気がしますわー。

以前、私は「システムは出来る限り簡略化されて、誰にでも直感的に把握できる方が良い」と書いた。(逓減制と熟練度制の話ね。もうすぐ一年になるのか…あの話が出てから)
幸運システムは非常に判りにくい。これは直感的な把握を助けるべく、簡略化するべきなのだろうか。


正直、簡略化する必要は無いと見る。そもそも「幸運」と言う要素がシステマティックに判断されるべき内容ではないと思うのだ。幸運が高ければ幸せ一杯になれるかも…んで、実際にやってみると戦利品が良くなる。このレベルで十分じゃないかな。

コンピュータRPGのシステムはT-RPGとは少し異なり、ブラックボックスであるコンピュータが複雑な計算式を処理してくれると言う利点がある。T-RPGだとシステムの運用を妨げる事が無いように計算自体は簡略化した方が良い。(ルートや乗数使って処理してたらゲーム進まんし)
しかし、MMORPGではプレイヤーが管理し、コントロールする部分以外はコンピュータ任せなので多少複雑でもいいと思うし、本当の意味でシステムの内部に関する部分はプレイヤーに把握不能なまでに複雑化していても良い。プレイヤーはシステムの内部を理解する必要が無いからである。(T-RPGだとプレイヤーがGMをする事もあるので、内部システムも一般人に理解可能なレベルに止めおく必要がある)

複雑化しても良い部分と言うと…こんなんどないだ?

1.ペットの気分の変更。
固体別に「嫌な場所」とかをランダム設定し、そこに居るとペットが言う事聞かないとか。雨が降ると機嫌が悪くなるラマ、雪が降ると感情がMAXになる犬(ドラゴンAIに変更とか)、特定の敵を極端に恐れるなど。その明文化されないデータを日々の修行から「読み取る」事ができて始めて真のテイマーになれるみたいな要素はあっても良い。(マイナス面ばかり書いたが、もちろん特定の敵に対してめっさ強い要素とかあっても良い。熊に極端に強い犬とか)

2.敵を倒して得る事のできる肉の量。
肥沃な大地に住む奴は肥えていて、荒れ野では痩せている。また、冬は痩せているとか秋が肥えているとか。美味しさと言う要素が入るなら、秋が深まると肉がウマいとかそういう要素があっても良い(旬の素材が大切なんだよ!)

こういう部分はどんどんエレメントを追加して複雑化してもいいと思う。そこで経験からある程度の類推が出来ると更に良い。そうする事で色々と「読みきれない」要素が生まれると、ゲームは更に楽しくなるのではないかと思うのだが。

日曜日, 1月 07, 2007

やっても構わないと言う事

・・・んー。某所でコメント欄が大層盛り上がってゐる。敢えてLinkは張らないが、まぁ、なんと言うかそこ向けの文章だ(届くかどうか全然判らんけどもよ)

以前、「徳の総論」と言う文章群を記載したことがあった。そこで巻頭の方に書いた文章なんだが・・・


確かに、Ultima Online上では殺人や盗み、その他ネガティブプレイが制限されていない。ここで「制限されていないから、システムはそれを止めない」と言う事と、それが本来あるべき世界の姿であるという論は、実は全く関係は無い。
(自分の文章から引用)


UOでは困った事に、人から心底嫌われる自由すら内包しているのである。
システムは貴方が人から嫌われようが、壮絶なまでにDisられようが一切関知しない。システムが規約違反として取り締まるのは、各種の「プレイヤー本体に対する公序良俗に反する(或いは云われ無き*1)ハラスメント」だけである。
例えばシーフが何かを盗む。システムが許容しようが何しようが、人の世の中でかつて「窃盗」が良識とされた事はない。(つーかね、それが良俗扱いになると社会システムって成立しないでしょ。マジで。少しはそういうの考えようよ・・・)
普通に盗まれた相手は怒るだろう。そこで投げかけられる言葉は「行為に対する応報としての言葉」である。盗んだ方は正しくその「相手のイラつき」を受け止めねばならない。それで傷つくのなら、そんなことはしなければ良いだけの話。もしくはさっさとトンズラする事だ。なに暢気にそこに居座るかな(苦笑)
何度も繰り返すが、システムは貴方のガラスのように繊細な心を守る様な事は何一つしてくれない。悪事を働きたいのなら、図太くなければいけない。いや、別に図太くなくても構わないっちゃー構わないのだが、それは双方に不幸な結果をもたらすと思うのだ。

*1
性差とか人種とかは「好んでそうなった」訳ではなく、それを論拠にしてDisるのは普通にハラスメントだろう。これに対してネガティブプレイに対するDisは「応報」に過ぎない。自分の行為の結果もたらされた物を不当にキャンセルしようという試みはダメですな。


システムは何も守ってくれない。
例えば貴方がPKをしたとして、その仲間(もしかしたら、それは現実世界でも付き合いのある本当の?友人かもしれない)まで強烈にDisられる可能性もある。知り合いまで貶められる事が真に耐え切れないのであれば、そんな事はしなければ良いのだ。知り合いから生母 *2に至るまで・・・そこまでバカにされても、貶されても、平気な顔をして悪事を働く事ができるなら、悪事に手を染めれば良い。
システムが規定しない「悪事に対する罰則」は、この様な社会的な制裁(ある意味ではリンチであるが、システムはまたこの様な行為すら許容してしまう)までをも含む。

*2
もちろん、発言する当人がプレイヤーの両親を悪し様に言うのはダメだが、実際問題として「キャラクターの両親」に対する罵詈雑言もプレイヤーの両親に対する罵詈雑言も、ファンクション的には同じなんだよなぁ・・・極論すると批判者側はどっちを対象にして罵詈雑言を投げつけても相手のキャラ/プレイヤー双方に同等のイラつき与える事ができてしまう訳で。


某所(霊魂放逐)の方で、私の操るあるキャラがPS会場でものっそい寒いステハイ弓によるディスマウントを仕掛けた話をした。もしもPS乗っ取りPKズが寒いだの汚いだの言って来ても、私は物凄く涼しい顔をして受け流すだろう。PS途中乗っ取りの方が何倍も寒いわボケが! とか、たかがディスマウント食らった位でウダウダ抜かすなら馬置いて来い! とか、かなり憎まれ口を叩くだろう(しかも女性キャラなのでネカマ口調で) 襲撃仕掛けようとしている連中に逆襲撃しかけたぐらいでは私は全然「悪い事をした」とは思わないだろう。無論その結果寒いだの何だの言われても「因果応報」であるので受け止める。寒いの判ってやってるし。先方だってPS乗っ取りが寒いと判っているのだろうし、お互い様と言うもんだ。

先のシーフに論を戻そう。
かなり際どい部分もあるが、この様なDis関係は全く以って正当な批判である。
「シーフなんぞやってる連中にろくな奴はおらんな!」(シーフやってるのはキャラでもある訳で)
「全く以って心のねじけた奴だ。子供の頃に十分な愛情を受けていなかったんだな」(これもシーフをやってるキャラの境遇批判になる)
「人の嫌がることをしでかして喜ぶなんて、頭おかしいんじゃない?」(これもキャラ批判だろう)
「友達いねぇだろ? 盗人クン」(盗人と入れる事で「キャラ批判しているんだよ」臭を大幅強化)
悪党を演じるなら、この程度のDisに関しては春雨が顔を叩くが如く気にせず、精一杯悪事にいそしんで頂きたい。批判する側は是非ともフルメタルジャケットでも見てリー・アーメイ師の様な魅力溢れるDisを投げかける事ができるように訓練していただきたい。
こんなんで簡単に心が挫けちゃう人は、根本的に悪人向いていない。*3
貴方は本当は優しい子、花を手折る事すら躊躇してしまう感受性の高い子なのね・・・みたいな。
もしくはキャラとプレイヤーの同一視が進み過ぎている。これは明確になりきりプレイの弊害である。

なりきりプレイに対して私は随分と批判的な事を記載したことがあるが・・・なりきりプレイを推奨する人々はこの様な「ネガティブプレイにおけるDis問題」をどの様に受け止めるのだろうか? なりきりプレイの思考をそのまま拡大した場合、そりゃーもーMMORPGの世界が余にもおぞましいDisの嵐に巻き込まれるか、相互の監視体制が進んでディストピア物みたいな「強制的マッタリ世界」が生まれてしまうのではあるまいか。そういうのがお好みのなのだろうか。

私個人(プレイヤー)としては、悪事が行われようが何しようが別段「ムカつくムキー!」で終了である。悪事をするなとは言わない(言ったって聞かないだろうし)
フェルッカで私のキャラ相手に殺人仕掛けたり物盗んだりしても構わないっちゃ構わない。
その代わり、ありとあらゆる手法を用いて反撃される覚悟だけはしていて欲しい。
プレイ日記とも物語とも判断のつかない形で「彼のキャラが極悪非道の悪役」に据えられている物語を記載し、それをソーサリア中にばら撒くとか、そういう応報刑をこっちは考えてゐる(笑)
一番簡単(かつ、酷い)なのは「ソーサリアではよくある事」と、すっかり忘れてしまう事だと思うが。

*3
これはPKとかやってる側にも有利に働くところだけど・・・ゲームじゃ最終的にキャラを完全にパージする事は出来ないのだ。だから悪党は何度殺しても悪党で居続ける事ができるし、逆にそれに対する批判者を「殺して口封じ」する事も出来ない。現実世界の悪党以上に、ゲーム世界の悪党は心がタフじゃないとやっていけないと思う。