土曜日, 1月 02, 2010

UOの優位性とかその辺

この前どこかで「最近のMMORPGはみんな画一的。なんでUOみたいなの作らないのか?」と言う、ベリーデンジャーで「お前、絶対にその言葉の意味理解した上で煽ってるだろう!」という文章を見かけた。
この言葉を吐いてるのが、今のUOの開発Topだったりするから侮れない。
UO開発陣は、実に有能な連中であると思う。

UOの今の仕様は、12年以上(最初期の開発期間あるからね)の長きに渡り、テストとデータの追加を行い続けて来た物である。普通に考えて、今から12年間とか掛けて情報をここまで追加し、システムを整備して作り上げて来た物であると言える。今から12年計画でMMORPG作るとか言ったら、絶対に資本家は金出さないと思う。年間いくらの予算でやるか知らんけど、年間1億円(500万円クラスの年収の人間20人)でやるとして12年で12億円。実際にはこんな少ない予算じゃゲームにならんと思う。つまり、絶対にGoサイン出ないw
更に、12年でUOをプレイした総人数が生み出す各種の伝説や噂、マーケティング効果も侮る事は出来ないし、タイトルそのものにも価値がある。
もしも私がどっかの偉い人で、部下が「UOみたいなの作りましょうよ!」とか言ってきたら、
「お前味噌汁で顔洗って出直してこい。UOみたいなのじゃなく、UOとここが違うとか、ここが売りだとか、そういう部分作ってから再提出!」
と声掛けると思う。

そういう部分を想定した上で、例の偉い人はそういう事言っているのだろう。
実質、UOのみがそれを為し得る/UOはここが凄いんだと言う宣伝であるのだと思う。(そして恐らくは、UOを存続させる為に上層部への説得として作成した言葉なのではないか?)