俺も結構真面目だな(苦笑)
まぁ、それぐらい今回題材にするネタが大事であるという事だ。そのネタって言うのは、例の匠のインゴットだか金床なんだけど。
いや、あのアイテム自身にそんな大きな意味は無いと云うか、最終的にはあのアイテムは大勢に影響を及ぼさないと思う訳で。実際に自身の周りで練成装備作って究極状態俺Tueeeeって言う人が余り居ないか、そもそもTueeeって言わない連中ばっかりだってのもそうだし、ボスソロ出来る連中が今回のアイテム使ったってそんな戦闘能力に大きな影響を与えないと思ってはいるし。(敵の上限が10であるのに11以上の力を持ったって別に何とも・・・11が15になろうが100になろうが「その人物のコンテンツ消費速度」が上がるだけだろうし)
今回筆を執ったのは、Fib氏の言のいくつかに色々思う所があったからである。
いや、どーだろうか?
気合い入れて後練成での最終装備を作る人は、恐らくかなり激しい戦闘をしているであろう。そういうかなりヤバい戦闘状況で無ければそもそもそんな装備要らんし。そしてここが問題だが・・・その装備は練成品なので、激しい戦闘していると消耗するのだ。つまり後練成に手を出した人はいずれ再度同等装備を作成しなければならない。
そこに登場したこのアイテムだが、果たして彼らは「ッざけんなボケェ!」と言うだろうか?
私は「あの苦労をもう一度繰り返さなくて済む!」と喜んで買うんじゃないかと思うのだが。
もう一か所
いやね、実際私も武器防具の強化は好きで良くやるし、今日もストレージを空ける為に(壊すこと前提ってのが我ながら悲しい)鎧強化しているんだけど・・・例えば、現在も鍛冶強化では古代ハンマーを使って破損確率を下げる事が出来る。一応私も+60持ってて、たまに使ってりしてた(こいつは強化成功したら大変でっせーとかwktkしてな!)
でも、流石に全部それ使ったりはしないわな。財力的にも続かないだろうし、そもそも古代ハンマー探すのがかったるい。また、私そのものが「強アイテムに頼らざるを得ないのは己の惰弱の証明である」みたいな事考えているってのもある。
鍛冶製品強化においても「何が何でも成功しないと!」って考える人、余り多くないと思うんだわ。割合「壊れて当たり前で、壊れなかったら超ラッキー」ぐらいに捉える人が多いのではあるまいか? 壊れたらずんどこ落ち込む様な人だと、そもそも今までのUO鍛冶製品強化に落胆して酒飲んで寝てると思う。(それぐらいよく壊れるのだ!:涙)
そして、その「壊れて当たり前」というUOの根本的な仕様・・・と言っても、この仕様ってAoS以降だから割合新しい仕様なんだけど・・・これが覆された事を「裏切られた!」と感じてるんじゃなかろうか? 更に殊更アイテム課金を嫌う人が多いUOの中で、利益供与の為に金を求める姿にダブルでショックを受けていると。この辺感情論が入るから、理屈じゃ割り切れないだろうねぇ。
で。
これがUOの経営改善に影響を与えるかって言うと・・・
・・・影響出るのかね?
個人的にはUOの有効アカウント数の内2-3%の人間が特化装備を必要とするキャラの為にこのアイテムを使用するのではないかと仮定しているが、仮に1万アカウントが日本国内で稼働してて、その内2-3%の人間が使用するって事で2-300アカウントぐらいか。複数のキャラにこれを適用する人もいるだろうから、ざっと500キャラ分の装備を作ると考えよう。
500キャラの内、AFを使う部分がかなり多いだろうから、1キャラ当り5パーツぐらい後強化品を使うと考えて2500パーツ。10chで約1000円なので25万円の収入。これが限界練成で耐久255のアイテムがある程度消耗する度にEAJの懐に入る。1万アカウントじゃすくねーよって言う人もいるだろうから、大目に見積もって4万アカウントとすると・・・100万円。
これが毎月入るならかなり嬉しいだろうな。月給25万円ぐらいの人間3人ぐらい雇える(4人じゃないのかって? 給与と雇用に掛かる経費はイコールじゃないぞ!)
ところが。
これは毎月入る訳でもないのだ。耐久255の装備は流石に毎月買い変えないといけないほど消耗しない。仮にそこまで摩耗させる事が可能だとしても、ピザデブ相手になんも考えずに突っ込むとかしてたり、本当に四六時中UOってる超廃人レベルの話。後練成する連中が皆そのクラスの廃であるとは考えにくい。多分かなり短めに見積もっても3カ月程度は持つと思う。2か月だとしてもこのアイテムの販売収益は50万円/月
さて。ここでGTの事を考えてみよう。先の計算を引き継いで4万のアクティブユーザーが居るとして、少なくともこの連中は月に1000円程度はプレイフィーを支払っている。収入は4000万円/月。これに設備維持などの経費が掛かり、諸経費を差っ引いてどれくらいになるのかは流石に私も把握していないが、サーバーの保守メンテナンス/回線費用でざっくり1000万円/月、EAJ内の人的リソースに支払う金額で30万円平均の20名で600万円。その他雑費でざっくり400万円掛かって経費2000万円。差し引き収益2000万円。
こういうざっくりした収益計算の中で、100万円50万円って金額は驚くほど安い。
過程が間違っているかもしれない、いや間違ってると言う人もいるだろう。
実際に身の回りで限界練成している装備に身を包んでるのって、どれくらい居る? 結構適当な所で手を打ってたりしないか?
これから増えるって可能性もあるだろう。これまた仮に1000の究極キャラが日本国内シャードに存在するとして、一般シャードだけなら1シャード辺り・・・140人程度。これが皆コアタイムにボスソロしてたらボスエリア埋まるなw 内50人ぐらいがFでPS回してるとしても、Tエリアに90人。ボスソロされるならやっぱり埋まるなw
いや、究極キャラがボスソロするとは限らないと言う意見もあるだろう。私もそう思う。実際Mzhのアイスダンジョンに出没する白豚を私は見た。でもそんな装備でアイス行くかな? あそこはそんな装備必要かぁ? そういう連中は後練成みたいな事やって無いと思うし、やらんと思う。仕様を理解してエッジを突っ走る人間はそう多くない。
そもそも装備とスキル整えても・・・って話が根底にある訳で。白豚さんがパラゴンサベージに追い回されて死亡とかしてるのを見ている私としては、本当にカリッカリにチューンして相応に腕も立つユーザーってのはシャードに50人居ないと思う。その中で恒常的に後練成してまで装備を鍛え上げるユーザーなんて半分にも満たないだろう。
AF使わないで全部後練成? 難易度高すぎてやる奴余り居ないよ(驚くほどUOerは数字に弱いと思う・・・全般的に)
根性出してHW強化の木鎧? まだ博打するの? それはそれで「やっぱり要らない子が出来ました。しょぼーん」になるから結果的に元通りでえーんちゃうの?
25 x 7 = 175人
最初は物珍しさも手伝ってこのアイテム結構売れると思うが、3ヶ月後には毎月8~9万円程度のショボイ金額しかEAJには入らないと思うよ。これだけで経営を楽に・・・なんてのは、流石に夢物語だと思うし、そこまで運営がバカならUOは今この時点で「昔あったゲームの一つ」になっているだろう。
じゃぁ何故対して儲からない新アイテムなんか入れたのかって話になる。既に答えは上の方に出ているが、UOサービスで最も売り上げを期待できるのはアカウント維持費なのだ。要するに有効アカウント数を増やす事がUOで儲ける最上の手段である。
既に古参の方はご存じだと思うが、昔のUOではちょいちょいっとみどり先生スパーして、FF焚いて往復してレジ上げしたりする事で結構簡単にキャラが育った。(システムが単純だったり、スキル数少なかったってのもあるんだが) 装備だってそこらでHQ買っとけば良かったのだ。今はスキル上げも多少かったりーし、装備を求めてDoom巡回だの色々しなければならない事が多数ある。負けたく無ければ/最高を求めれば地獄の後練成だ。
昔ほど、「皆と同じレベルに達する」のが容易では無い。
既に30代後半とかのUO古参が一番「出せない」物は、廃アクトである事は間違い無い。また、廃アクトを要求し、ひたすらルーチンワークを繰り返すしかないFF14の惨状は見ての通りである。時代の方向性として安近短が望まれてるのに、すぐそこにいい失敗例があるのに同じ轍を踏むのは賢い選択っではないと思う。新規も古参も「廃アクトは出せない」のではなかろうか?
皆が出来ない事をシステムが要求すると、どうなるか。乙るのである。
もし本当に4万アカウントが存在して、今回の仕様改編で400人UO辞めたとしよう。私も1%ぐらいは止める人出て来る気はする。しかし400人撤退でも収益は40万円しか減らず、今回のアイテム2か月に1度くらい買い支える廃ユーザーが2-3%居るのであれば、実際には収支トントンか微増になってしまう。私のカンでは辞めるのが100人ぐらいでアイテム買いまくる人が200人に満たないぐらい。最終的にはアイテムを恒常的に購入するのは100人ぐらいになると踏んでる。
もし新規が増えないのだとしたら、不味い事になるのではないか。
まぁ、それぐらい今回題材にするネタが大事であるという事だ。そのネタって言うのは、例の匠のインゴットだか金床なんだけど。
いや、あのアイテム自身にそんな大きな意味は無いと云うか、最終的にはあのアイテムは大勢に影響を及ぼさないと思う訳で。実際に自身の周りで練成装備作って究極状態俺Tueeeeって言う人が余り居ないか、そもそもTueeeって言わない連中ばっかりだってのもそうだし、ボスソロ出来る連中が今回のアイテム使ったってそんな戦闘能力に大きな影響を与えないと思ってはいるし。(敵の上限が10であるのに11以上の力を持ったって別に何とも・・・11が15になろうが100になろうが「その人物のコンテンツ消費速度」が上がるだけだろうし)
今回筆を執ったのは、Fib氏の言のいくつかに色々思う所があったからである。
そして今回、この最終試練をショートカットするアイテムが登場した。これまでにいくつも防具を壊して涙してきた人にとっては、このアイテムの存在自体が腹立たしいのではなかろうか。一生懸命時間と労力をかけて作ったものが、高々100円ですんなり手に入るとなると、やるせない気持ちになるのもわかる
いや、どーだろうか?
気合い入れて後練成での最終装備を作る人は、恐らくかなり激しい戦闘をしているであろう。そういうかなりヤバい戦闘状況で無ければそもそもそんな装備要らんし。そしてここが問題だが・・・その装備は練成品なので、激しい戦闘していると消耗するのだ。つまり後練成に手を出した人はいずれ再度同等装備を作成しなければならない。
そこに登場したこのアイテムだが、果たして彼らは「ッざけんなボケェ!」と言うだろうか?
私は「あの苦労をもう一度繰り返さなくて済む!」と喜んで買うんじゃないかと思うのだが。
もう一か所
無論、地金を買わずに従来どおり低確率に挑戦して生産することもできる。だが、それに一体どんな意味が残されているのか。苦労して作った防具も『ああ、100円払って作ったのか』などと言われてしまっては憤懣やるかたない
いやね、実際私も武器防具の強化は好きで良くやるし、今日もストレージを空ける為に(壊すこと前提ってのが我ながら悲しい)鎧強化しているんだけど・・・例えば、現在も鍛冶強化では古代ハンマーを使って破損確率を下げる事が出来る。一応私も+60持ってて、たまに使ってりしてた(こいつは強化成功したら大変でっせーとかwktkしてな!)
でも、流石に全部それ使ったりはしないわな。財力的にも続かないだろうし、そもそも古代ハンマー探すのがかったるい。また、私そのものが「強アイテムに頼らざるを得ないのは己の惰弱の証明である」みたいな事考えているってのもある。
鍛冶製品強化においても「何が何でも成功しないと!」って考える人、余り多くないと思うんだわ。割合「壊れて当たり前で、壊れなかったら超ラッキー」ぐらいに捉える人が多いのではあるまいか? 壊れたらずんどこ落ち込む様な人だと、そもそも今までのUO鍛冶製品強化に落胆して酒飲んで寝てると思う。(それぐらいよく壊れるのだ!:涙)
そして、その「壊れて当たり前」というUOの根本的な仕様・・・と言っても、この仕様ってAoS以降だから割合新しい仕様なんだけど・・・これが覆された事を「裏切られた!」と感じてるんじゃなかろうか? 更に殊更アイテム課金を嫌う人が多いUOの中で、利益供与の為に金を求める姿にダブルでショックを受けていると。この辺感情論が入るから、理屈じゃ割り切れないだろうねぇ。
で。
これがUOの経営改善に影響を与えるかって言うと・・・
・・・影響出るのかね?
個人的にはUOの有効アカウント数の内2-3%の人間が特化装備を必要とするキャラの為にこのアイテムを使用するのではないかと仮定しているが、仮に1万アカウントが日本国内で稼働してて、その内2-3%の人間が使用するって事で2-300アカウントぐらいか。複数のキャラにこれを適用する人もいるだろうから、ざっと500キャラ分の装備を作ると考えよう。
500キャラの内、AFを使う部分がかなり多いだろうから、1キャラ当り5パーツぐらい後強化品を使うと考えて2500パーツ。10chで約1000円なので25万円の収入。これが限界練成で耐久255のアイテムがある程度消耗する度にEAJの懐に入る。1万アカウントじゃすくねーよって言う人もいるだろうから、大目に見積もって4万アカウントとすると・・・100万円。
これが毎月入るならかなり嬉しいだろうな。月給25万円ぐらいの人間3人ぐらい雇える(4人じゃないのかって? 給与と雇用に掛かる経費はイコールじゃないぞ!)
ところが。
これは毎月入る訳でもないのだ。耐久255の装備は流石に毎月買い変えないといけないほど消耗しない。仮にそこまで摩耗させる事が可能だとしても、ピザデブ相手になんも考えずに突っ込むとかしてたり、本当に四六時中UOってる超廃人レベルの話。後練成する連中が皆そのクラスの廃であるとは考えにくい。多分かなり短めに見積もっても3カ月程度は持つと思う。2か月だとしてもこのアイテムの販売収益は50万円/月
さて。ここでGTの事を考えてみよう。先の計算を引き継いで4万のアクティブユーザーが居るとして、少なくともこの連中は月に1000円程度はプレイフィーを支払っている。収入は4000万円/月。これに設備維持などの経費が掛かり、諸経費を差っ引いてどれくらいになるのかは流石に私も把握していないが、サーバーの保守メンテナンス/回線費用でざっくり1000万円/月、EAJ内の人的リソースに支払う金額で30万円平均の20名で600万円。その他雑費でざっくり400万円掛かって経費2000万円。差し引き収益2000万円。
こういうざっくりした収益計算の中で、100万円50万円って金額は驚くほど安い。
過程が間違っているかもしれない、いや間違ってると言う人もいるだろう。
実際に身の回りで限界練成している装備に身を包んでるのって、どれくらい居る? 結構適当な所で手を打ってたりしないか?
これから増えるって可能性もあるだろう。これまた仮に1000の究極キャラが日本国内シャードに存在するとして、一般シャードだけなら1シャード辺り・・・140人程度。これが皆コアタイムにボスソロしてたらボスエリア埋まるなw 内50人ぐらいがFでPS回してるとしても、Tエリアに90人。ボスソロされるならやっぱり埋まるなw
いや、究極キャラがボスソロするとは限らないと言う意見もあるだろう。私もそう思う。実際Mzhのアイスダンジョンに出没する白豚を私は見た。でもそんな装備でアイス行くかな? あそこはそんな装備必要かぁ? そういう連中は後練成みたいな事やって無いと思うし、やらんと思う。仕様を理解してエッジを突っ走る人間はそう多くない。
そもそも装備とスキル整えても・・・って話が根底にある訳で。白豚さんがパラゴンサベージに追い回されて死亡とかしてるのを見ている私としては、本当にカリッカリにチューンして相応に腕も立つユーザーってのはシャードに50人居ないと思う。その中で恒常的に後練成してまで装備を鍛え上げるユーザーなんて半分にも満たないだろう。
AF使わないで全部後練成? 難易度高すぎてやる奴余り居ないよ(驚くほどUOerは数字に弱いと思う・・・全般的に)
根性出してHW強化の木鎧? まだ博打するの? それはそれで「やっぱり要らない子が出来ました。しょぼーん」になるから結果的に元通りでえーんちゃうの?
25 x 7 = 175人
最初は物珍しさも手伝ってこのアイテム結構売れると思うが、3ヶ月後には毎月8~9万円程度のショボイ金額しかEAJには入らないと思うよ。これだけで経営を楽に・・・なんてのは、流石に夢物語だと思うし、そこまで運営がバカならUOは今この時点で「昔あったゲームの一つ」になっているだろう。
じゃぁ何故対して儲からない新アイテムなんか入れたのかって話になる。既に答えは上の方に出ているが、UOサービスで最も売り上げを期待できるのはアカウント維持費なのだ。要するに有効アカウント数を増やす事がUOで儲ける最上の手段である。
既に古参の方はご存じだと思うが、昔のUOではちょいちょいっとみどり先生スパーして、FF焚いて往復してレジ上げしたりする事で結構簡単にキャラが育った。(システムが単純だったり、スキル数少なかったってのもあるんだが) 装備だってそこらでHQ買っとけば良かったのだ。今はスキル上げも多少かったりーし、装備を求めてDoom巡回だの色々しなければならない事が多数ある。負けたく無ければ/最高を求めれば地獄の後練成だ。
昔ほど、「皆と同じレベルに達する」のが容易では無い。
既に30代後半とかのUO古参が一番「出せない」物は、廃アクトである事は間違い無い。また、廃アクトを要求し、ひたすらルーチンワークを繰り返すしかないFF14の惨状は見ての通りである。時代の方向性として安近短が望まれてるのに、すぐそこにいい失敗例があるのに同じ轍を踏むのは賢い選択っではないと思う。新規も古参も「廃アクトは出せない」のではなかろうか?
皆が出来ない事をシステムが要求すると、どうなるか。乙るのである。
もし本当に4万アカウントが存在して、今回の仕様改編で400人UO辞めたとしよう。私も1%ぐらいは止める人出て来る気はする。しかし400人撤退でも収益は40万円しか減らず、今回のアイテム2か月に1度くらい買い支える廃ユーザーが2-3%居るのであれば、実際には収支トントンか微増になってしまう。私のカンでは辞めるのが100人ぐらいでアイテム買いまくる人が200人に満たないぐらい。最終的にはアイテムを恒常的に購入するのは100人ぐらいになると踏んでる。
もし新規が増えないのだとしたら、不味い事になるのではないか。