木曜日, 1月 05, 2006

久々にギルドPitのBBS見た

相変わらずVessel名義で頑張ってる奴がいるが、どうも普通に「あのVesselと同名の人」と言う位置付けに戻ったらしい。前は随分下品な煽りをしていたのだが…まーあれじゃーなぁ(苦笑)

んで、対人方面だけど…なして彼らはUOの基軸に対人置きたがるのかが良く判らん。そこを基軸にしてUO組み直すなら徹底的なアップデートして最新の対人ゲーと変わらぬ状態にしなければ生き残れんぞ。

UOの対人戦はそもそも…こう言ってはなんだが今のこのご時勢でその部分だけ取り出して楽しめるほどの余力無いと思うんだわ。困った事にUOにおけるPvPは元々生活と密着した部分で添え物的に扱う程度しか魅力無かったと思うんだよね。
確かに1onとかチコッと遊ぶ分にはそれ相応に面白いんだけれども、ではそれだけで3年遊べるかと言われれば…残念ながら理想的なゲームバランスが適用されてもそこまで遊べないと思う訳で。
おかしなもんでUOと言うのはモンスターハントにしろ商売にしろ対人にしろ…各方面全部がかなり中途半端だと思う。その中途半端の集大成である事がUOらしさなのかもしれない。
残念ながらUOの世界は渡り歩いて遊ぶには狭すぎる。
UOの敵は(MLで随分拡張されたけど)モンスターハントを極める方向では余りに簡単過ぎる。
商売するにもそれほどバカバカ儲かる訳でもなく、正直商業のシステムの作りこみはかなり甘い。
そういう色々ある中で「どうするか」を決定していく…これが日常だと思うんですけど、フェルッカが単純にPvP特化ファセットに成り下がった瞬間に、フェルッカ世界の持ってたUOらしさが完全に失われてしまったと。そこでPvPのバランシングとかすればフェルッカに人が戻ると思い込んでる辺りで相当頭悪いと思う訳で。思ってるほど人は戻らんぜ。改善されて1年経過したら元の木阿弥だと思うな。

最近開発陣もPvPのバランシングを念頭に入れているらしいけど…まぁ、まずバランシングが出来ないと思うのね。有効な戦術があったらそれを自分らで暫く独占して修正されるまでGet数増やすことしか頭に無い連中多すぎるもん。結果フィードバックが遅れてみんなでブースカと開発が怠慢だとか言うのであろう。人を増やして盛り上げたいが、自分の優位性は余り捨てたくないというアンビバレンツが克服されないとそもそもシステムの改善すらおぼつかないのではなかろーか?
正直Mzhのメイン家賭けても良いんだが、対人戦のバランスが劇的に改善されてもフェルッカに人は増えず、改善されて喜ぶのは恐らくフェルッカでPvPやってる連中(しかもその中のごく一部)だけであろう。そしてPvP人口はさして増えず、あいも変わらず馬鹿な連中が「何故フェルッカに人が増えないか…PreUORしかない」等と「太陽が西から昇ればすべて問題は解決する」的な話を口にして新橋辺りの飲み屋の酔客同様の太平国家論を垂れ流すのであろう。
PreUORシャード運営になんぼの人的リソースと金銭を投下せねばならぬか、将来的にどれ位の利益をEAに落とすか等の考察は一切無いまま「それがUOらしさであり、ゲームとしての本質が云々」と世迷い言を抜かすのであろう。こう言うと何だが…実に青臭い。
企画立てるなら美辞麗句は後で良いんですわ。ぶっちゃけ。
収益構造とか収支の計算をするのが先であって、それが無ければ金主から資金を引っ張り出すことも出来ないという話を何故誰もせんのだろう?

別方面からも話をしてみよう。
共産主義マンセー連中(つまりリアル左翼)の話になるが…窮乏理論と言うのがある。
要は資本主義が進むと富の集中が発生し、プロレタリアートは窮乏する…そして革命が起きて共産化という話なのだが…ご存知の通り共産主義はソビエト連邦の崩壊と共に「ちょっと理論に無理があったかもねー」と言う「大後悔時代」を迎えている。
UO内でもこれに似た事発生してないか?
PvP論者の言説って最終的に「AI相手にしても面白くないべ? だから最終的に皆PvPに行くのであって、PvPこそUOの最後にして最高の楽しみである」となってると思う。これを仮にUO窮乏論と名付けよう。
かつてのUOであればそれは確かに真実であろう。しかしアイテムプロパティーの拡充やMLモンスターなどによるRAIDの強化で「AI相手の戦闘」が楽しくなってしまった場合、或いは戦闘以外に面白いこと(人狼や作家業やRPとか)が台頭してきた場合…UO窮乏論はそもそも成り立たないのである。
もしもPvPの方面を真に活性化したいと欲するならば、PvPに光を当てるような新説を策定せねばならない。現在のPvPが楽しいという前提、PvMがPvPよりつまらないという前提から崩して考えねばいかんのだ。
PreUORでどーこー言ってる段階で思考回路がハングアップしている様では…PvP方面はお先真っ暗であろう。そしてその当事者であるPvPerはこの様な構造的問題に気付いていないような気がする。


まぁ、放っておいてたまーに見ると面白いことになってるから「このまま放置しとく」のが最良の方法なのかもねぇ。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まずは明けましておめでとうございます今年も宜しくお願いしますと。

一部の調査によれば、MAP全体に対するPvP可能エリアは年々減り続けているそうですな。UORで50%…UOMLでどこまで減ったのでしょうかね(苦笑)
「昔はデスパ前ではPKに襲われたもんじゃ」
「おじいちゃんPKってなぁに?」
「今の子はPKも知らんのか…」
『考えてください。フェルッカの事』
  --BC ブリタニア広告機構です。
なんて古いネタですみません(汗)

冗談じゃなくて、今のワシにはPvPもフェルッカも鶏肋でしかないのですよ。

匿名 さんのコメント...

「PreUORなんかにしても人が増えなければ根本的に変わらんのですよ、そういう意味でUOR以前は生活者から対人屋まで入り混じってからこその確執があったんス」
これはある週末WAR関係者のぼやきです。

仮にPreUORにし、バランス調整を行って参入障壁を下げたとしても、フェルッカ以外の世界で十分に遊べる限り、つまりフェルッカへ人々が脚を運ぶ必然性に欠ける以上は喜ぶのはおっしゃるとおり(仕様変更後も優位を保ちうる)一部の対人屋のみでしょう。

それは週末WARの現状見ていてもわかります。
UOの生活感から切り離された、当然RPなどは関係もない世界です。雰囲気とバランスに関しては制限のおかげでかなりPreUORに近いでしょう。参入も非常に容易です。けれども人が集まらない。
つまり多くのフェルッカーの望んでいるPvPは互角・対等なせめぎあいではなく「カモのたくさんいる世界」なのでしょう。(それに振り回される開発陣が可哀想で仕方がありません)

ところでVesselさん、回線と環境のめどさえ付きそうなら今晩(1/6)の週末WARでも覗いてみませんかね? 添え物どころじゃなく、まったくの別物ですがなぁ

Wildcat さんのコメント...

UOはこれからどっちの方向向かうとか色々議論があるけれどもさ、結局なるようにしかならんしその方向性はPvP重視方面には向かないと思うんだよねー。

それでも人はPvP方面に対する執着を捨てきれない。何故だ?

匿名 さんのコメント...
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