IzmのFベスパーで蛇退治したのは事実なのだが…なんか色々とあって、ある人物に変な誤解をされている模様。これは何とかしておいた方がよかないですか?
まず、ひじょーに心苦しいのだが…私、何故かですね、今回のタウンイベーションがフェルッカシャードでだけ行われているとド勘違いしてまして。自分でも何でそんな風に考えたか良く判らんのだが。
メンテ明けて最初にT-ベスパー@瑞穂に行った時、(たまたまなんだろうが)銀行とかその辺にまるっきり蛇どもがおらんかった。そこで私は早とちりをして「えー…フェルッカでしかやら無いのかな…確かに数出てくる敵と戦うならフェルッカルールの方が楽しいけどもよ…隘路が多いし面倒だなぁ…」
等と考えた。そこで「誰を出すか」を考えた時、ガッチガチに装甲が硬くて耐久力も大きいVesselズが選ばれた訳だ。(で、IzmのFベスパーに出かけたと言うわけ)
んで、フェルッカですよ。思ったより敵も多くはなく、ジェネラルもそんなには硬くなかった。(ウォリアーとかね…OL将軍並の強さを想定してた) 攻撃力がどうしても上がらないVessel系統のキャラ出してるんでウォリアーの将軍倒すのに30分とか掛かったが。その間になんか微妙なPCからの攻撃食らったりしたけれど。
で、人が必死に戦っているのにお前ら一体何してやがりますかとプンスカしてた時、知り合いからメッセが入った。Mzhのみんな大ハシャギであると。何で来ないのと。
おー…お前ら根性有るなぁ…Fパプアか! と感動してたら
「Tでも湧いてるよ」
と言う驚天動地の発言が。速攻でPiremin出動。実際に湧いてるし。
まぁ、確かにFベスの近くに知ってる酒場あったから、それを何とかしてやんなきゃなーと言う気持ちは有るには有った。実際なんかへちょいPKよりもバーサーカーの方がこえーよと言うのもある。
然しながら俺もTで戦ってる方が気が楽なわけで。Vessel単体だとアベンジャーとかの将軍倒しきれないし。まるで人のいないFだとチョコチョコとウォリアーのジェネラル倒してオシマイなんスよと。
実際、IzmのTベスで皆から離れたところに佇むバーサーカー見つけて必死にひき殺しやってみたのだが、実に15-20分ぐらいイグノアとか入れてて全然体力が減らせん! (援護が来ないのでマジで泣きそうになった)
Tなので最終的に勇猛な、何かに眼を隠された人々がやってきて事なきを得たのだが、これでFだと流石に泣くっしょ。いやマジでマジで。
そんな感じの週末でした。
.....And Pain.
By "Populous" main thema.
月曜日, 7月 31, 2006
火曜日, 7月 25, 2006
まぁ、茶飲み話と思いねぇ
幾つかの外部のRPG関係の話と関係付けられる部分があるので、茶飲み話程度に聞いて欲しい。
ロールプレイングゲームと言う遊びのロールプレイと言う部分なんだが、実は幾つかの要素の集合体であるなんて事が1990年代から提唱されてきている。これがある部分で論争を引き起こしている原因でもあるんだが…世間一般でロールプレイと規定されている遊びの中には「社会的立ち位置」を演じるって言うのと、「特定個人の判断に至る過程を楽しむ」と言う二つの側面がある。
簡単に自分の持ちキャラで例を出すと、Vesselは純戦士として生きている。彼は「Vessel特有の性格や嗜好」と「ソーサリアの戦士」と言う2つの側面を持っている訳だ。その両面が共に成立した時に「純戦士Vessel」と言う存在が成立する
彼が鳥の丸焼き好きだったり、酒呑まない…或いは信仰部分と言うのは、実際にはソーサリア内での彼の「個性」に関連する部分。戦士としての側面は社会に関係する際の彼の一つの側面だと思って欲しい。
戦士なので…とりあえず誰かに「古代竜倒して鱗持ってきてー」と言われればホイホイ出かけるだろうし(それが戦士の仕事の一つだと思うわけで)、彼は戦闘を通じて収入を得て、それで生活をしている。
この「社会的な立ち位置」と言うのは、実は自分のプロフィールの一部でありながら、実際の所自分で自由に設定できる物ではない。これはあくまで「他者との関わり」の中で始めて規定されるもので、彼が実際に戦士を名乗ろうが、実際に過去に戦士として稼いでいようが…楽隠居の如く宿屋で牛乳飲んでたら(少なくとも、その姿を見た人からは)ただの暇な人になってしまう。しかし、そんな楽隠居の生活をしていても、自分が規定し自分の規定通りにその個性部分での設定を遵守していると、彼は彼であり続ける事ができるわけだ。遵守すると言う側面はあるものの、ここの部分は比較的気楽に好き勝手なことを設定できたりする訳ね。
問題は騎士とかいう設定が「社会的な身分を示す」と言う部分。
それは実際の所、自分で宣言するだけではなんともならない部分であり、宣言すると自動的に他者からそう信じてもらえる物ではない。それが騎士だかなんだかははたから見ていてすぐに察することができる類の物ではないのだ。これは日頃から弛まぬ「そう見てもらうための努力」無くして規定され得ない。
更に問題を複雑化させる部分として…騎士道スキルとか規定されているけど、実際の所あれは戦闘職種用の戦闘補助スキルであり、実際の「社会が騎士に求める要素」では無いのだ。実際問題、デュプレなどのNPC騎士様は騎士道スキルを使わないのに騎士たり得ている。
この問題は実の所根が深い。
鍛治屋スキルは鍛治技術を包括するスキルであるが、スキルが入っていてもそういう行動をしなければ中々他人から「鍛治屋である」とは認識されない。そして「そういう認識」をして貰うためには年がら年中鍛治スキルを行使していれば良い…職能スキルが社会的要請に完全に合致している。キコリも必死にキコっていれば(ランバージャッキングスキルを使っていれば)人からキコリと認識されるだろう。
しかし、社会的要請と余り縁のない所でスキルを規定されてしまった「騎士道」。もしも上記と同じメソッドで「騎士道スキルを用いることが、世間が騎士に求める物である」とした場合…ソーサリア騎士は戦場で叫び声上げる人と言う謎の存在になってしまうと言う訳。
似たことは書写やバード技能でも起こっている。書写スキルが何故か魔法のブーストスキルとして機能するが故に、本当に書写屋をやりたければ四六時中本を携え、実際に書写をして見せなければならない。バードも基本的な部分で「モンスターに催眠術を掛けるスキル」になってしまっているから、本義的な「吟遊詩人」になる為にはバード技術の関係しない所で「実際に歌を歌ってみせる」必要が生まれてくる。
まだ書写屋や歌うたいは良い。実際のスキルと直結していないが、端的に「こうすればそう見える」と言う部分が明確であるから。
ところが、騎士である。
実際に騎士とかそういう社会的身分を良く知らない人に、騎士としての自分を見せ付けねばならないのだ。
しかも実際に「騎士っぽいもの」を知っている人もどこの国のどんな連中を騎士と規定しているか皆目見当が付かず、実際何して見せれば騎士と規定されるかが実に微妙な職業だったりする訳で。(これはクラスシステムみたいに「システムが騎士として規定している」場合でも同じ。騎士をゲームに組み込むなら社会的な部分の作りこみが必要になる)
実は騎士というのは…そういう部分で実に演じるのが(他人にそう思わせるのが)難しい職業なのである。
あまり接した事は無いのだが、Izmのマティアス大公国(潰れ済み)の大公は中々面白い人物だった。余り接したことが無いのに、確かに彼からはそういう威厳を感じ取れてしまったのである。それはある意味で私が知る「大公ってこんな存在」と言う概念に合致したと言うことでもあるし、僅かな期間でそれを感じ取らせるのに充分な「匂い」を出していたと言うことである。ぶっちゃけ、かなり濃ィい大公臭を放っていたと思う。
最もこれは「私」の嗅覚で知覚できるだけで、他人にはそれを嗅ぎ分けることが出来ないかもしれない。
もしかしたら他者から見れば「なんか変なオッサン」になっている可能性もある。
しかし、彼はその匂いを感じ取れる人の間では相変わらず「大公」の名を冠するに値する人物として存在し続けるだろう。
私が基本的に「普通のキャラやっとけ」と言うのは、この辺に起因する「馴れていない人への(余計な)助言」である。騎士だの貴族だの特殊な生まれだのは
スキルをそのまま通常使用して人々に社会的立ち位置を他者に知らしめる事ができない。
ちょっと特殊な存在(社会的立ち位置、職業)なのだ。それを最初期に「演じる対象」にしてしまうと、少なくともUOでは苦労を強いられると思う。逆に言うと社会システムとして「騎士」の存在が規定されているゲーム(Lineage系とか国家システムや戦争と言うシステムの存在するゲーム)の方が騎士プレイはしやすいだろうなと思うわけで。何しろ基礎部分が既にシステムでフォローされてるしね…即ち「所属/臣従するべき存在と、特定組織に占有される領土」である。
逆に言うとUOのシステムではその辺のサポートが非常に手薄なので、色々な事を考慮し、自分で企画し、自分で実行しなければならない。その為にクソ面倒な基礎素養を調べたり、演技訓練しなければいけなかったり…(前出の騎士の存在をシステムとして組み込んでるゲームなら出来合いになっている「所属組織や臣従対象」、そして「一定面積を持つ領土」から自分でつくらにゃいかん…)
UOでRPするのが大変なんじゃなくて、UOのシステムでは騎士プレイを気楽にできないと言うだけの話。
既に多くのプレイヤーが気付いていると思うのだが、ソーサリアはT-RPGで言うなら第一期製品の中盤以降の世界を模倣している。ぶっちゃけD&Dのコンパニオンルールとかその辺。社会は未分化の状態で放り投げられてて、どっちかと言うとダンジョンと規定の町が存在する「冒険の舞台装置としての世界」。複雑怪奇な社会システムはまだ存在せず、それは見聞きするだけで関与しきれない世界…その中で(社会身分としては)普通の、個性豊かな冒険者の一人としての「自分」を演じるのが、ソーサリア的には「割と簡単な」方式ではないかなと。
つーか、PCは皆大同小異で「冒険者」になるしかない世界。
古の「オーダー/カオス」システムとかだったら、騎士の存在も割と簡単に規定できたんだろうなぁ…
と、恐ろしいことにここまでが枕だ(えーっ)
問題はこの「社会的な立ち位置とかの情報」と「個性に分類される情報」の設定を皆がごっちゃにしている部分。社会的な立ち位置をロールすると言うのは、ゲーム的に言えば戦士の中でも盾役、アタッカー、その他の小さい意味での分業部分にあたる事もあるし、もっと大きく町長、国家元首、宗教関係者、歌うたい、漫才師、物書き、料理人…と分かれる部分もある。職能と言いかけてもいいだろう。そして困ったことに中世ヨーロッパ方面では職能って身分制度と不可分だったりする。その職能と身分制度が完全に切り離された存在と言うのが、各ファンタジーワールドにおける「冒険者」と言う架空の社会身分になる。
その「身分」と言う問題が話ややこしくするんだけど…要するに身分が高いとその分色々と「お徳」になってしまうのだ。ある部分で貴族になると言うのは有形無形の「先天的利益」を生み出してしまう。それを生まれと言う部分や脳内妄想で補完しようとすると、脳内妄想は見えないもんだから…齟齬起こしちゃうのね。
奇しくも指摘されている部分では在るが…騎士ギルド作ってる人に共通する問題として「お前騎士団長したいだけと違うんか?」ってのがある。騎士団長と言う「尊敬を集め得る社会身分(これだって「お徳」だ)」を言ったモン勝ちで簒奪しようとしているだけなんじゃねーのかと。最初期は傭兵団とかにして「人数少ないから合議制」とか言っておけばこの辺の問題はクリアできそうな気がする。
ある程度所帯が大きくなったら団長みたいなのを選挙で選んでもいいだろう。ちゃんと段階踏んで組織つくろうよと。実際存在するらしいが、国王だけいて国民不在とか、騎士や大臣すらいないってのはどういうことか。
この辺、古典的T-RPGでも古くから問題になっており、ロールプレイというのは社会的身分を演じる物なのか(職能を演じる物なのか?)、それとも個性を演じる物なのか(多くの場合、キャラクタープレイ等と言われる)と言うことで喧々諤々の議論を引き起こしてきた。
実際の所私は中道保守派(両立が基本だが若干古典的な職能を演じる方面に傾きがち)でアライメントはカオテック・グッド寄りなのである。演技と数値的な部分が無矛盾で連結するべきだと思っているし、基本的な部分で「プレイヤーは機会平等でなければならない」と思っている。結果生まれとかそういうので「徳」をするのは許容できないし、宣言を無条件で肯定するという方向も余り賛同できない。(OK, カリスマ基準でd20ロールしたまえ! 口上があるなら聞く…ロールに色つけるよ!)
簡単に言うと、行動無しで…そして重要な場面だったら重要な場面なりに「行為判定」させないと気がすまないし、行動/行為判定の積み重ねでキャラは完成すると。どうして行為判定したくないなら行為判定しないで良い理由を詳細に述べたまえ…こういうウザったい人間なのである。
そもそも言っただけで「そうなる」世界が好きなら、ゲームにする必要ないだろうと。好きなだけ同人(ry
そんな私であるので、組織作成や社会身分の成立も「きちんと行動し、きちんと判定し、その結果として成立して欲しい」とかなり切実に思っている。つまり最初っから貴族や騎士になるなよと。仕官対象見つけて実際に騎士に成り上がって欲しいなと。騎士として何するかよりも、騎士になるまでの過程をも見せて欲しいと。何故ならそれは社会的身分としては成功者の地位であり、徳が付随するからであると。それは基点ではなく中間点やゴールなんじゃないかと。
修道騎士団大いに結構。しかし最初から自分ひとりで修道騎士団立ち上げないで、まず志を同じくする人間を集め、そこで何をするか考えるべきなんじゃないか。そこで上手くリーダーシップを示して結果としてその組織の長になるならまだ納得できる…プレイヤー本人の技術ではあるが、それはリーダーシップの判定と言う要素が含まれているからだ。リーダーになる素養のあるものが、正しくその素質を提示してリーダーになったと言う過程がそこに生まれる。
ロールプレイングゲームと言う遊びのロールプレイと言う部分なんだが、実は幾つかの要素の集合体であるなんて事が1990年代から提唱されてきている。これがある部分で論争を引き起こしている原因でもあるんだが…世間一般でロールプレイと規定されている遊びの中には「社会的立ち位置」を演じるって言うのと、「特定個人の判断に至る過程を楽しむ」と言う二つの側面がある。
簡単に自分の持ちキャラで例を出すと、Vesselは純戦士として生きている。彼は「Vessel特有の性格や嗜好」と「ソーサリアの戦士」と言う2つの側面を持っている訳だ。その両面が共に成立した時に「純戦士Vessel」と言う存在が成立する
彼が鳥の丸焼き好きだったり、酒呑まない…或いは信仰部分と言うのは、実際にはソーサリア内での彼の「個性」に関連する部分。戦士としての側面は社会に関係する際の彼の一つの側面だと思って欲しい。
戦士なので…とりあえず誰かに「古代竜倒して鱗持ってきてー」と言われればホイホイ出かけるだろうし(それが戦士の仕事の一つだと思うわけで)、彼は戦闘を通じて収入を得て、それで生活をしている。
この「社会的な立ち位置」と言うのは、実は自分のプロフィールの一部でありながら、実際の所自分で自由に設定できる物ではない。これはあくまで「他者との関わり」の中で始めて規定されるもので、彼が実際に戦士を名乗ろうが、実際に過去に戦士として稼いでいようが…楽隠居の如く宿屋で牛乳飲んでたら(少なくとも、その姿を見た人からは)ただの暇な人になってしまう。しかし、そんな楽隠居の生活をしていても、自分が規定し自分の規定通りにその個性部分での設定を遵守していると、彼は彼であり続ける事ができるわけだ。遵守すると言う側面はあるものの、ここの部分は比較的気楽に好き勝手なことを設定できたりする訳ね。
問題は騎士とかいう設定が「社会的な身分を示す」と言う部分。
それは実際の所、自分で宣言するだけではなんともならない部分であり、宣言すると自動的に他者からそう信じてもらえる物ではない。それが騎士だかなんだかははたから見ていてすぐに察することができる類の物ではないのだ。これは日頃から弛まぬ「そう見てもらうための努力」無くして規定され得ない。
更に問題を複雑化させる部分として…騎士道スキルとか規定されているけど、実際の所あれは戦闘職種用の戦闘補助スキルであり、実際の「社会が騎士に求める要素」では無いのだ。実際問題、デュプレなどのNPC騎士様は騎士道スキルを使わないのに騎士たり得ている。
この問題は実の所根が深い。
鍛治屋スキルは鍛治技術を包括するスキルであるが、スキルが入っていてもそういう行動をしなければ中々他人から「鍛治屋である」とは認識されない。そして「そういう認識」をして貰うためには年がら年中鍛治スキルを行使していれば良い…職能スキルが社会的要請に完全に合致している。キコリも必死にキコっていれば(ランバージャッキングスキルを使っていれば)人からキコリと認識されるだろう。
しかし、社会的要請と余り縁のない所でスキルを規定されてしまった「騎士道」。もしも上記と同じメソッドで「騎士道スキルを用いることが、世間が騎士に求める物である」とした場合…ソーサリア騎士は戦場で叫び声上げる人と言う謎の存在になってしまうと言う訳。
似たことは書写やバード技能でも起こっている。書写スキルが何故か魔法のブーストスキルとして機能するが故に、本当に書写屋をやりたければ四六時中本を携え、実際に書写をして見せなければならない。バードも基本的な部分で「モンスターに催眠術を掛けるスキル」になってしまっているから、本義的な「吟遊詩人」になる為にはバード技術の関係しない所で「実際に歌を歌ってみせる」必要が生まれてくる。
まだ書写屋や歌うたいは良い。実際のスキルと直結していないが、端的に「こうすればそう見える」と言う部分が明確であるから。
ところが、騎士である。
実際に騎士とかそういう社会的身分を良く知らない人に、騎士としての自分を見せ付けねばならないのだ。
しかも実際に「騎士っぽいもの」を知っている人もどこの国のどんな連中を騎士と規定しているか皆目見当が付かず、実際何して見せれば騎士と規定されるかが実に微妙な職業だったりする訳で。(これはクラスシステムみたいに「システムが騎士として規定している」場合でも同じ。騎士をゲームに組み込むなら社会的な部分の作りこみが必要になる)
実は騎士というのは…そういう部分で実に演じるのが(他人にそう思わせるのが)難しい職業なのである。
あまり接した事は無いのだが、Izmのマティアス大公国(潰れ済み)の大公は中々面白い人物だった。余り接したことが無いのに、確かに彼からはそういう威厳を感じ取れてしまったのである。それはある意味で私が知る「大公ってこんな存在」と言う概念に合致したと言うことでもあるし、僅かな期間でそれを感じ取らせるのに充分な「匂い」を出していたと言うことである。ぶっちゃけ、かなり濃ィい大公臭を放っていたと思う。
最もこれは「私」の嗅覚で知覚できるだけで、他人にはそれを嗅ぎ分けることが出来ないかもしれない。
もしかしたら他者から見れば「なんか変なオッサン」になっている可能性もある。
しかし、彼はその匂いを感じ取れる人の間では相変わらず「大公」の名を冠するに値する人物として存在し続けるだろう。
私が基本的に「普通のキャラやっとけ」と言うのは、この辺に起因する「馴れていない人への(余計な)助言」である。騎士だの貴族だの特殊な生まれだのは
スキルをそのまま通常使用して人々に社会的立ち位置を他者に知らしめる事ができない。
ちょっと特殊な存在(社会的立ち位置、職業)なのだ。それを最初期に「演じる対象」にしてしまうと、少なくともUOでは苦労を強いられると思う。逆に言うと社会システムとして「騎士」の存在が規定されているゲーム(Lineage系とか国家システムや戦争と言うシステムの存在するゲーム)の方が騎士プレイはしやすいだろうなと思うわけで。何しろ基礎部分が既にシステムでフォローされてるしね…即ち「所属/臣従するべき存在と、特定組織に占有される領土」である。
逆に言うとUOのシステムではその辺のサポートが非常に手薄なので、色々な事を考慮し、自分で企画し、自分で実行しなければならない。その為にクソ面倒な基礎素養を調べたり、演技訓練しなければいけなかったり…(前出の騎士の存在をシステムとして組み込んでるゲームなら出来合いになっている「所属組織や臣従対象」、そして「一定面積を持つ領土」から自分でつくらにゃいかん…)
UOでRPするのが大変なんじゃなくて、UOのシステムでは騎士プレイを気楽にできないと言うだけの話。
既に多くのプレイヤーが気付いていると思うのだが、ソーサリアはT-RPGで言うなら第一期製品の中盤以降の世界を模倣している。ぶっちゃけD&Dのコンパニオンルールとかその辺。社会は未分化の状態で放り投げられてて、どっちかと言うとダンジョンと規定の町が存在する「冒険の舞台装置としての世界」。複雑怪奇な社会システムはまだ存在せず、それは見聞きするだけで関与しきれない世界…その中で(社会身分としては)普通の、個性豊かな冒険者の一人としての「自分」を演じるのが、ソーサリア的には「割と簡単な」方式ではないかなと。
つーか、PCは皆大同小異で「冒険者」になるしかない世界。
古の「オーダー/カオス」システムとかだったら、騎士の存在も割と簡単に規定できたんだろうなぁ…
と、恐ろしいことにここまでが枕だ(えーっ)
問題はこの「社会的な立ち位置とかの情報」と「個性に分類される情報」の設定を皆がごっちゃにしている部分。社会的な立ち位置をロールすると言うのは、ゲーム的に言えば戦士の中でも盾役、アタッカー、その他の小さい意味での分業部分にあたる事もあるし、もっと大きく町長、国家元首、宗教関係者、歌うたい、漫才師、物書き、料理人…と分かれる部分もある。職能と言いかけてもいいだろう。そして困ったことに中世ヨーロッパ方面では職能って身分制度と不可分だったりする。その職能と身分制度が完全に切り離された存在と言うのが、各ファンタジーワールドにおける「冒険者」と言う架空の社会身分になる。
その「身分」と言う問題が話ややこしくするんだけど…要するに身分が高いとその分色々と「お徳」になってしまうのだ。ある部分で貴族になると言うのは有形無形の「先天的利益」を生み出してしまう。それを生まれと言う部分や脳内妄想で補完しようとすると、脳内妄想は見えないもんだから…齟齬起こしちゃうのね。
奇しくも指摘されている部分では在るが…騎士ギルド作ってる人に共通する問題として「お前騎士団長したいだけと違うんか?」ってのがある。騎士団長と言う「尊敬を集め得る社会身分(これだって「お徳」だ)」を言ったモン勝ちで簒奪しようとしているだけなんじゃねーのかと。最初期は傭兵団とかにして「人数少ないから合議制」とか言っておけばこの辺の問題はクリアできそうな気がする。
ある程度所帯が大きくなったら団長みたいなのを選挙で選んでもいいだろう。ちゃんと段階踏んで組織つくろうよと。実際存在するらしいが、国王だけいて国民不在とか、騎士や大臣すらいないってのはどういうことか。
この辺、古典的T-RPGでも古くから問題になっており、ロールプレイというのは社会的身分を演じる物なのか(職能を演じる物なのか?)、それとも個性を演じる物なのか(多くの場合、キャラクタープレイ等と言われる)と言うことで喧々諤々の議論を引き起こしてきた。
実際の所私は中道保守派(両立が基本だが若干古典的な職能を演じる方面に傾きがち)でアライメントはカオテック・グッド寄りなのである。演技と数値的な部分が無矛盾で連結するべきだと思っているし、基本的な部分で「プレイヤーは機会平等でなければならない」と思っている。結果生まれとかそういうので「徳」をするのは許容できないし、宣言を無条件で肯定するという方向も余り賛同できない。(OK, カリスマ基準でd20ロールしたまえ! 口上があるなら聞く…ロールに色つけるよ!)
簡単に言うと、行動無しで…そして重要な場面だったら重要な場面なりに「行為判定」させないと気がすまないし、行動/行為判定の積み重ねでキャラは完成すると。どうして行為判定したくないなら行為判定しないで良い理由を詳細に述べたまえ…こういうウザったい人間なのである。
そもそも言っただけで「そうなる」世界が好きなら、ゲームにする必要ないだろうと。好きなだけ同人(ry
そんな私であるので、組織作成や社会身分の成立も「きちんと行動し、きちんと判定し、その結果として成立して欲しい」とかなり切実に思っている。つまり最初っから貴族や騎士になるなよと。仕官対象見つけて実際に騎士に成り上がって欲しいなと。騎士として何するかよりも、騎士になるまでの過程をも見せて欲しいと。何故ならそれは社会的身分としては成功者の地位であり、徳が付随するからであると。それは基点ではなく中間点やゴールなんじゃないかと。
修道騎士団大いに結構。しかし最初から自分ひとりで修道騎士団立ち上げないで、まず志を同じくする人間を集め、そこで何をするか考えるべきなんじゃないか。そこで上手くリーダーシップを示して結果としてその組織の長になるならまだ納得できる…プレイヤー本人の技術ではあるが、それはリーダーシップの判定と言う要素が含まれているからだ。リーダーになる素養のあるものが、正しくその素質を提示してリーダーになったと言う過程がそこに生まれる。
月曜日, 7月 24, 2006
んじゃ、別の見方
調べ物をした方がいいという話で、なんかお悩み中…なのかな?
ここに生きた実例として「他の人が良く知らない存在を標榜し、その模倣に勤めている人間」が居る訳だが。
2個前のエントリーで「騎士の実態が知られていないのに騎士を演じるなら、調べものした方が良いんじゃね?」という話をした。一生懸命それの模倣をしても、人がそれに気付かねば意味がないよと。
出来るだけ根本に立ち返って「騎士の構成要素、あるいはそのパラゴンを知っておかないと、共通認識が成立しない」という事だ。これを設定マニアと捕らえるかどうかは意見が分かれる所だろう。
言いたい事はこういう事だ。
それの片鱗を知る人々に「理解してもらう」為には、最大公約数的なものを捕らえておかねばならない。そうして「他人にそれと気が付いてもらえる要素を出来るだけ沢山外に露出」しないと、他人から見た時に「何がなんだかわからない」存在になってしまう訳で。
で、実際私は恐らくソーサリア内でそんなに知ってる人も多くないであろう「フマクトの剣」を名乗っている。
その設定に忠実に「嘘をつかない」「体の一部に鎧を着けない」「酒を飲まない」等の「加護と制約」を守って遊んでいる。最も世間様では「フマクティーの戒律」なんてご存じ無いであろうから、それらの制限を眼にしても「何それ」で終わる事が多いだろう。そこで私は酒場に出かけて酒を出された時に「すまん。宗教上の理由で酒呑めないんだ」とか「酒を飲まない=フマクティー」という図式の宣伝をするという訳。
良いヘルメットあるよーとか、青ヘルどうよ? と言われても、私は同じ様に「あーゴメン。加護と制約の関係で頭に鎧載せないことにしてるんだ」と答える。実際にはソーサリアで加護なんてない訳だけど、それでも「なんか小難しい理由で制約を課しているんだな」と言うことは判る。
世間では「フマクトの剣」がどんな連中か知る奴は少ないだろう。居ないんじゃないかなーとさえ思う。
しかし、私が上手く演じ切れていれば…フマクト信者の一例を見る事はできる。中には加護と制約を離れて単純に「Vesselの好み」の部分もあるんだけど、その辺の誤解もある部分では仕方が無いかなと思う訳で。
かなり(可能な範囲で)フマクト信者のロールはしているんだけど、世間でそれに気がつく人は居ない。
ただ、もしも知る人が現れた時に「おお、さすがフマクティー!」と言われる様に日々精進している。
いや実際…酒呑んでも嘘ついても頭に鎧乗っけても構わんのだけどね。加護と制約は全部で13個。そのうち一個やっとけばフマクティーになれる訳で。
なんで複数の制約を受け入れているかと言えば…それを守り抜くことでより明確に「フマクティーっぽさ」を演出できるからに他ならない(Vessel本人は本人で「俺が気合入れてフマクト信者らしくしないとな! 他にフマクティーおらんし」と気負っている)
もしも誰かが「お前の言ってる「剣」ってどんなのよ?」と問うた場合、Vesselは「まぁ、俺みたいな変人だ」と答えるだろう。もしも誰かが「何で酒呑まないの?」と問えば「フマクト信者の加護と制約の一つだよ。断ち物さ」と答えるだろう。プレイヤー的に言わせて貰えば「フマクト信者、及びフマクトの剣とはどんな奴か、それはVesselみたいな連中である」と言い切れる様にしている訳。皆が何故知らないか…そんなの見たこと無いからだろう? だったら実例見せちまえばいいんだ。そして実際にそう言うのを見聞きしている人が見た時に「ああ、実にフマクティーですね」と言われる様になれば成功だ。
ニュアンス的に伝わるかどうか判らんが…「騎士だからこうするんです」ではなく「私はこうする、何故なら私は騎士だからだ!」と能動的に制約を受け入れるって言うかな…名乗るより人から指摘してもらえる方が嬉しいだろうと(笑) 最終的に「騎士」と認めてもらいたくてひたすら呪詛の様に「騎士騎士騎士騎士」と言っててもダメでしょうと。
スキル入ってたら騎士でもいい。しかしスキルだけ入れて卑怯な振る舞いやその他の「騎士っぽくない振る舞い」しても騎士名乗れる訳じゃないでしょうと。フマクト信者と異なり、騎士ってのはその時代や文化風俗その他と切っても切り離せない環境があるし、その「典型」となるような物を演じきるのはきわめて難しい。(フマクトだって、ゲーム内の信仰だからこんなに単純化されてる訳で)
ぶっちゃけ似て非なる「独自組織」とか目指してしまった方が良い様な…どうなんだろうね。普通の戦士の方が気が楽なんじゃね?
なお、もしもフマクト信者になりたいって奴が現れたら…私ならこうする。
1.フマクトの辿った道を教える(神話解説)
2.我々の目的はフマクトの様である事であり…云々、と言う訳で加護と制約を一つ選びなさい。
3.フマクトの行った偉大なことの一つは、血縁を切り離した事である。故に貴方は自らの血縁を断ち切らねばならない。同意するか? (しなかったらしなかったで入信取り消し)
4.これで儀式は終わりだ。細かい話はおいおい話すとして…戦闘の技術を見せてもらおか(古代竜か黒悪魔タイマンしに行く)
こんな感じかなぁ。戦闘技術磨いて、その他の入信希望者に戦闘技術教える様見て…戦闘の教え方が充分に上手く、それで居て個人戦闘力も相応にあったら「フマクトの剣」の称号与えて、鉄の剣与えるって所だろう。カルトの秘儀とかはねーし…
実は過去に「フマクトの剣」を一人輩出したことあるんだよね。ソーサリアじゃないけど。
正直それを面白いと思える人って少ないし、ソーサリアでそんな称号欲しがる奴他に居るのかと言う気もしないでもない。
ここに生きた実例として「他の人が良く知らない存在を標榜し、その模倣に勤めている人間」が居る訳だが。
2個前のエントリーで「騎士の実態が知られていないのに騎士を演じるなら、調べものした方が良いんじゃね?」という話をした。一生懸命それの模倣をしても、人がそれに気付かねば意味がないよと。
出来るだけ根本に立ち返って「騎士の構成要素、あるいはそのパラゴンを知っておかないと、共通認識が成立しない」という事だ。これを設定マニアと捕らえるかどうかは意見が分かれる所だろう。
言いたい事はこういう事だ。
それの片鱗を知る人々に「理解してもらう」為には、最大公約数的なものを捕らえておかねばならない。そうして「他人にそれと気が付いてもらえる要素を出来るだけ沢山外に露出」しないと、他人から見た時に「何がなんだかわからない」存在になってしまう訳で。
で、実際私は恐らくソーサリア内でそんなに知ってる人も多くないであろう「フマクトの剣」を名乗っている。
その設定に忠実に「嘘をつかない」「体の一部に鎧を着けない」「酒を飲まない」等の「加護と制約」を守って遊んでいる。最も世間様では「フマクティーの戒律」なんてご存じ無いであろうから、それらの制限を眼にしても「何それ」で終わる事が多いだろう。そこで私は酒場に出かけて酒を出された時に「すまん。宗教上の理由で酒呑めないんだ」とか「酒を飲まない=フマクティー」という図式の宣伝をするという訳。
良いヘルメットあるよーとか、青ヘルどうよ? と言われても、私は同じ様に「あーゴメン。加護と制約の関係で頭に鎧載せないことにしてるんだ」と答える。実際にはソーサリアで加護なんてない訳だけど、それでも「なんか小難しい理由で制約を課しているんだな」と言うことは判る。
世間では「フマクトの剣」がどんな連中か知る奴は少ないだろう。居ないんじゃないかなーとさえ思う。
しかし、私が上手く演じ切れていれば…フマクト信者の一例を見る事はできる。中には加護と制約を離れて単純に「Vesselの好み」の部分もあるんだけど、その辺の誤解もある部分では仕方が無いかなと思う訳で。
かなり(可能な範囲で)フマクト信者のロールはしているんだけど、世間でそれに気がつく人は居ない。
ただ、もしも知る人が現れた時に「おお、さすがフマクティー!」と言われる様に日々精進している。
いや実際…酒呑んでも嘘ついても頭に鎧乗っけても構わんのだけどね。加護と制約は全部で13個。そのうち一個やっとけばフマクティーになれる訳で。
参考:加護と制約の制約一覧
1.1種類の非カルト武器の使用が禁止される。
2.毎週特定の曜日に黙ったままでいること。(呪文を唱えたりしてもいけない)
3.聖祝日ごとに2倍の献金をすること。(やりたいが、フマクト神殿はないのだ…)
4.毎年1ポイントのPOWをフマクトに捧げること。(Powねーしな。ソーサリアに)
5.嘘をついてはならない。
6.不意打ちに参加してはならない。
7.毒を使ってはならない。(そもそも毒スキル入れてない)
8.カルト魔術以外を絶対に使ってはならない。(ソーサリアにはカルト魔術が無いから純戦士やってる)
9.精霊呪文の《治癒》を受け入れない。
10.魔術による治療を受け入れない。
11.特定の身体部位に防具を付けてはならない
12.アルコール飲料を飲んではならない。
13.1対1の戦いの挑戦を断ってはならない。
なんで複数の制約を受け入れているかと言えば…それを守り抜くことでより明確に「フマクティーっぽさ」を演出できるからに他ならない(Vessel本人は本人で「俺が気合入れてフマクト信者らしくしないとな! 他にフマクティーおらんし」と気負っている)
もしも誰かが「お前の言ってる「剣」ってどんなのよ?」と問うた場合、Vesselは「まぁ、俺みたいな変人だ」と答えるだろう。もしも誰かが「何で酒呑まないの?」と問えば「フマクト信者の加護と制約の一つだよ。断ち物さ」と答えるだろう。プレイヤー的に言わせて貰えば「フマクト信者、及びフマクトの剣とはどんな奴か、それはVesselみたいな連中である」と言い切れる様にしている訳。皆が何故知らないか…そんなの見たこと無いからだろう? だったら実例見せちまえばいいんだ。そして実際にそう言うのを見聞きしている人が見た時に「ああ、実にフマクティーですね」と言われる様になれば成功だ。
ニュアンス的に伝わるかどうか判らんが…「騎士だからこうするんです」ではなく「私はこうする、何故なら私は騎士だからだ!」と能動的に制約を受け入れるって言うかな…名乗るより人から指摘してもらえる方が嬉しいだろうと(笑) 最終的に「騎士」と認めてもらいたくてひたすら呪詛の様に「騎士騎士騎士騎士」と言っててもダメでしょうと。
スキル入ってたら騎士でもいい。しかしスキルだけ入れて卑怯な振る舞いやその他の「騎士っぽくない振る舞い」しても騎士名乗れる訳じゃないでしょうと。フマクト信者と異なり、騎士ってのはその時代や文化風俗その他と切っても切り離せない環境があるし、その「典型」となるような物を演じきるのはきわめて難しい。(フマクトだって、ゲーム内の信仰だからこんなに単純化されてる訳で)
ぶっちゃけ似て非なる「独自組織」とか目指してしまった方が良い様な…どうなんだろうね。普通の戦士の方が気が楽なんじゃね?
なお、もしもフマクト信者になりたいって奴が現れたら…私ならこうする。
1.フマクトの辿った道を教える(神話解説)
2.我々の目的はフマクトの様である事であり…云々、と言う訳で加護と制約を一つ選びなさい。
3.フマクトの行った偉大なことの一つは、血縁を切り離した事である。故に貴方は自らの血縁を断ち切らねばならない。同意するか? (しなかったらしなかったで入信取り消し)
4.これで儀式は終わりだ。細かい話はおいおい話すとして…戦闘の技術を見せてもらおか(古代竜か黒悪魔タイマンしに行く)
こんな感じかなぁ。戦闘技術磨いて、その他の入信希望者に戦闘技術教える様見て…戦闘の教え方が充分に上手く、それで居て個人戦闘力も相応にあったら「フマクトの剣」の称号与えて、鉄の剣与えるって所だろう。カルトの秘儀とかはねーし…
実は過去に「フマクトの剣」を一人輩出したことあるんだよね。ソーサリアじゃないけど。
正直それを面白いと思える人って少ないし、ソーサリアでそんな称号欲しがる奴他に居るのかと言う気もしないでもない。
ニヨニヨしてゐる
なんぞあっちこっちでアホの子が阿呆な事をして居るようだが…その底にある意識の部分で色々な共通点を見出した私は、事の推移をニヨニヨしながら見守る事にした。
恐らく、だが。
該当の人物はいずれ(誰も求めていないのに)自分の立場について言い訳にもならない謎の言葉を投下するであろう。辞める辞める言いながら、何かの理由を付けて辞めないのだろう。
恐らくはその浅薄な考えで偽装工作をするのだろうが、それすら長続きしないであろう。
単発ID多いねと(笑)
そんな事で世間が盛り上がっている中、私は武士盾パラのNesca出して仲間と一緒にヤマンドンを転がそうと思い、ヤマンドンにころっころ転がされていた。正に「達磨さんが転んだ!」状態である。ちゅーかお前ら隣の仲間に包帯巻けよと(涙) 包帯スクラム組まないと皆転びまくるでしょうにと。
でもまぁ、そうやって転がったりころがされたり、仲間でワイワイやってるうちが楽しいのだろうなと。実際7-8人でドタバタやって転がって助けてやってる方が面白いし。その分金は失うが…そんなのなんぼでも取り返すことは可能だ。そういう方向での努力は惜しまんよ。
昨日は某酒場にも顔を出したんだが、仕事内容とか事前にリサーチしてたので敢えてStr.70の即死可能キャラを引っ張り出すことにした。複数キャラを所有しているのはそういう「場に合わせた運用」を行う為でもある。
前に私は自分のPCを「T-RPGにおけるGM所有のNPC」の様に扱うと書いた。
自分の「キャラ」を前面に押し出す為には、前面に押し出して問題が無い状態を見極めなければならない。たとえ手駒で「大好きなキャラ」がいたとしても、場にそぐわぬキャラ出したら雰囲気台無しになる訳で。
自分の手駒かわいさの余り場の雰囲気壊すのは、最大の愚策だと思うんだ。
例のアレの話もそう。そりゃ単独で恐ろしい攻撃力を有するとは思うけどな…それ、仲間と一緒に遊んでてそのうち「呆れられる」と思うぞ。それこそ多数のキャラと遊ぶ時に避けねばならないことじゃないのかと。
聞けば(と言うか、報告を見れば)自分一人だけ生き残って仲間のキャラはころころ転がってたらしいじゃないか。
そこで一緒に転がるのも一つ「仲間意識を高める為には」良い事だと思う。皆は転がりまくる中で自分一人が何時までも頑張っちゃうと…いずれ仲間との間に亀裂が入ったりしないのかな?
もしもあのリング持ってる奴がここ見てるならこう教えてあげたい。
日時指定してGM呼んで、アイテムを公正明大に「消去」してもらえば?
一躍お前さんが「フロド様」になれると思うよ。失う物と手に入れる物を天秤にかけ、重いもんを選んだらええ。
何回かそのアイテム使った話は水に流されるだろう…フロド様ですら、指輪の力の一部を何回かは使っているのだ。それでも粘着するバカはナズグルだから、そのうち誰かが討伐するだろ。うん。
恐らく、だが。
該当の人物はいずれ(誰も求めていないのに)自分の立場について言い訳にもならない謎の言葉を投下するであろう。辞める辞める言いながら、何かの理由を付けて辞めないのだろう。
恐らくはその浅薄な考えで偽装工作をするのだろうが、それすら長続きしないであろう。
単発ID多いねと(笑)
そんな事で世間が盛り上がっている中、私は武士盾パラのNesca出して仲間と一緒にヤマンドンを転がそうと思い、ヤマンドンにころっころ転がされていた。正に「達磨さんが転んだ!」状態である。ちゅーかお前ら隣の仲間に包帯巻けよと(涙) 包帯スクラム組まないと皆転びまくるでしょうにと。
でもまぁ、そうやって転がったりころがされたり、仲間でワイワイやってるうちが楽しいのだろうなと。実際7-8人でドタバタやって転がって助けてやってる方が面白いし。その分金は失うが…そんなのなんぼでも取り返すことは可能だ。そういう方向での努力は惜しまんよ。
昨日は某酒場にも顔を出したんだが、仕事内容とか事前にリサーチしてたので敢えてStr.70の即死可能キャラを引っ張り出すことにした。複数キャラを所有しているのはそういう「場に合わせた運用」を行う為でもある。
前に私は自分のPCを「T-RPGにおけるGM所有のNPC」の様に扱うと書いた。
自分の「キャラ」を前面に押し出す為には、前面に押し出して問題が無い状態を見極めなければならない。たとえ手駒で「大好きなキャラ」がいたとしても、場にそぐわぬキャラ出したら雰囲気台無しになる訳で。
自分の手駒かわいさの余り場の雰囲気壊すのは、最大の愚策だと思うんだ。
例のアレの話もそう。そりゃ単独で恐ろしい攻撃力を有するとは思うけどな…それ、仲間と一緒に遊んでてそのうち「呆れられる」と思うぞ。それこそ多数のキャラと遊ぶ時に避けねばならないことじゃないのかと。
聞けば(と言うか、報告を見れば)自分一人だけ生き残って仲間のキャラはころころ転がってたらしいじゃないか。
そこで一緒に転がるのも一つ「仲間意識を高める為には」良い事だと思う。皆は転がりまくる中で自分一人が何時までも頑張っちゃうと…いずれ仲間との間に亀裂が入ったりしないのかな?
もしもあのリング持ってる奴がここ見てるならこう教えてあげたい。
日時指定してGM呼んで、アイテムを公正明大に「消去」してもらえば?
一躍お前さんが「フロド様」になれると思うよ。失う物と手に入れる物を天秤にかけ、重いもんを選んだらええ。
何回かそのアイテム使った話は水に流されるだろう…フロド様ですら、指輪の力の一部を何回かは使っているのだ。それでも粘着するバカはナズグルだから、そのうち誰かが討伐するだろ。うん。
日曜日, 7月 23, 2006
じゃー 聖騎士とかってどういうのよ?
散々騎士が云々言ってるから、ついでに俺的騎士道ロール方式を。
うちのメンツで騎士と言うとGundaや過去のNescaだが、Nescaは基本的に「強くなりたい君」であまり騎士道にこだわりが無い。簡単に言うと彼はすぐフォースの暗黒面に落ちる素養を持っている。(ネクロ入れないのは単純にルナの商家出身と言う出自の問題だろう)
で、Gunda。
そもそもこいつも聖騎士であると言う自覚があるかどうかが定かではない(ぉぅぃ!)
見て判る通り、こいつは基本がバカの子である。最初期に少し精神年齢下げたロールを心掛けてたら単純にバカの子に近い感じになってしまっている。一応ウチの戦闘職種の中では頭がいい(Intが高い)方に分類されるのだが。
年中悪魔と戦ってはいる。ただこれは装備の構成が悪魔(特にデーモン関係)に最適化されていると言う理由であり、正直に言ってしまえば彼女自身、「デーモンいいじゃない。手っ取り早く倒せてお金持ってるし悪名高いし」と考えている可能性は非常に高い。間違っても「邪悪なる者よ、退け!」みたいな正義感からは行動を起こしていない。
しかし…ある意味では自分の余力がある状態で戦う事を望むと言うのは、彼女が戦闘中に他の事に対して気配りが出来ると言う事にも繋がる。デーモン相手にしている時の彼女の傍らにもし幽霊が立ったら…余裕がある限り、彼女は戦闘中でも包帯巻いたりするだろう。逆に言うとそういう余裕が彼女にとって必要だから、彼女はデーモンとか相手にする事が多いのだ。
彼女が今はマイナー武器になった長槍(スピア)をメインウェポンにしているのも…イグノアが使えることは勿論、パラライズが使用できると言う側面が大きい。襲われて逃げているPCを救うにはパラライズしかけて距離稼ぐのが常道であると思うのだ。(だからリフブレ使う予定無し)
Gundaが本気で怒るのは、馬を殺されたりした時だけである。それ以外は意外と全てを平然と受け入れる。死んだり殺したりは基本的に彼女の生活の「日常」部分なので、そんなのに拘ってても仕方ないじゃん…みたいな。(死んでも名声回復速度がごっつ早いと言う側面も有るにはある)
騎士道も…スキルとしては「便利だし」という心持で使ってるだけみたいだし、養父Vesselと違って装備制限も無い。メンタリティーは極めて「現代っ子」に近いと思う。
それでも尚、なんも騎士道に対する思い入れも無いのに一応は徳の道を歩み、人には親切に(バカだけど)、人に優しく(バカなりに)、できるだけ果敢に(バカのやり方で)と、行動しているのは、単純に彼女の好みの生き方がそういう方向性だったと言う事に過ぎない。
そしてここが最大の焦点となると思う。
騎士道とかやる際に必要なのは、「ノブレス オブリージ」とか「ノビリティ ディマンズ」と言う精神だと思う。弱者救済や貴婦人への慈愛、勇敢さやその他の徳目と言うのは実際の所この「貴族の精神性」と言う部分から発生している。
本当に気合の入った貴族は、貴族から逸脱したり出奔したりはしない。彼らは高貴な家に生まれ、その血が求めるから高貴であるように振舞うのが当然なのだ。高貴であるから病める者や弱き物を助ける…それこそ高貴な人間の責務(ノブレス オブリージ)であり、それは我々現代社会人が所得税や住民税を納付するのと同じ程度の「当たり前の事」に過ぎない。貴族の家からの出奔などは、この「ノブレス オブリージ」からの逃避と言えないことも無い。
当然の責務を果たすこと。
これは人が人として生きていく為に欠かすことの出来ない部分である。そして貴族と言う連中はこの「当然の責務」が一般市民より高いのである(高いと思い込んでいる)
だから軍役にも進んで参加するし、自分の領土を守る為に必死で戦う。
高貴であると言う事は、そう言う事なのだ。高貴な者は高貴であるからこそ重い責務を負う。そして決してそれを誇示しない…下賤な人間が行えばそれは確かに称揚されるのだろうが、彼らは高貴な血を持つ選ばれし人間であるから、一般市民と同じ事して喜んでてはいけない。
人(一般市民)より高いレベルで己の徳性を維持し、人より重い責務を課す。何故なら彼らは貴族であり、高潔な人間だからである。その高潔さを常に人々に証明し続けねばならないのだ。
もう一つ。ノビリティ ディマンズは「ドン・キホーテ」に良く出てくる。彼が時代外れで世間一般と乖離した「騎士道」を標榜し、すっ呆けた事をしでかすと市民は彼に問う…なんでまたそんな事を? と。
それに対してドン・キホーテは高らかに語るのだ。「我が心の内なる高貴さが、要求するのだ」と。
勘違いする人や未読の人が居ると思うので簡単に解説しよう。
ドン・キホーテと言うのは頭のイかれた初老のオッサンが、ロマンスとか言われる「騎士道物語」の読み過ぎで「俺は騎士」と思い込み、騎士として諸国を漫遊する話である。現代風に言うならば、仮面ライダー大好きなオッサンが「俺は仮面ライダー」と言い出してその辺の悪党にライダーキックをぶち込みに行く…そんな物語なのである。その本人の思い入れと世間の嘲笑のギャップを楽しむちょっと意地の悪いお話なのだ。
暴走族と対峙するイかれたオッサンに、その辺のオバちゃんが聞く訳だ…「何でそんな事を?」と。
オッチャンは悲壮感も露に「改造されたこの体は、皆の安寧と平和を守る為に使わねばならんのだ! ロワィダー 変身!」等と言い出す(勿論変身しない)。
これは笑うだろ?
しかし、笑ってはいかんのだ。ドン・キホーテの中で語られている騎士道や彼の言う「ノビリティ ディマンズ」は実際の所本当に「騎士として」望まれる判断であることが多い。そこに至る過程はイかれたオッサンの妄言であるのだが、「彼の見ている世界」の中でもし本当に騎士を標榜するのであれば、彼の判断は間違いなく騎士の物である。
だからドン・キホーテの物語中には実にいい台詞が沢山散りばめられている。そしてそれをもし生真面目に励行した場合、現代人から見ると滑稽に見え、時として揶揄される可能性があることすら明示しているのだ! MMORPGで騎士道プレイする人間は必ず読んで置くべき基礎図書であるといえるだろう。
私は騎士と言うのを「規範によらず、内なる心の導きで自然と気高くなってしまう連中」と考える。
だから出来る限りGundaは好き勝手に生きていながら、結果として人々の手助けをし、力になり、「好きだから」と言う理由で善行を行うよう心掛けている。本当に好きで善行するぐらい気高い魂が無ければ、騎士にはなれないと思うし。演技で騎士になれるとほど芸達者な奴って居るのだろうか?
徳を極めろ、いい人であれ…なんてのは実際の所「従者である時」に学ぶべき事であり、騎士になってから標榜するもんじゃねーと思う訳で。
好き勝手にやっていても人から慕われ、気高き人と思われ、「あれこそ真の騎士だ!」と言われるくらいで始めて「騎士としてのロール」が完成するんじゃなかろうか。そういう精神性を日々のプレイで皆にそれとなく見せて、その上(どこで誰が見ているか判らないから)一切気を抜く事無く「24時間365日、騎士であり続ける」のは非常に難しいと思う。
好き勝手に「騎士」を名乗る者は多いが、本当に騎士である人間は一握りだろう。特にどっかの有名人は好き勝手にやって人と反目し、周囲に人が集まらず、孤高を気取って孤低になる愉快な気質をお持ちである。騎士であるとか騎士道スキル120達成したとか言っても「では、真に騎士たる者の責務を負っているか、自ら高貴さが要求するクエストを乗り越えているか?」と言う質問に答えることが出来なければ、やはり騎士とは見做されないのである。
うちのメンツで騎士と言うとGundaや過去のNescaだが、Nescaは基本的に「強くなりたい君」であまり騎士道にこだわりが無い。簡単に言うと彼はすぐフォースの暗黒面に落ちる素養を持っている。(ネクロ入れないのは単純にルナの商家出身と言う出自の問題だろう)
で、Gunda。
そもそもこいつも聖騎士であると言う自覚があるかどうかが定かではない(ぉぅぃ!)
見て判る通り、こいつは基本がバカの子である。最初期に少し精神年齢下げたロールを心掛けてたら単純にバカの子に近い感じになってしまっている。一応ウチの戦闘職種の中では頭がいい(Intが高い)方に分類されるのだが。
年中悪魔と戦ってはいる。ただこれは装備の構成が悪魔(特にデーモン関係)に最適化されていると言う理由であり、正直に言ってしまえば彼女自身、「デーモンいいじゃない。手っ取り早く倒せてお金持ってるし悪名高いし」と考えている可能性は非常に高い。間違っても「邪悪なる者よ、退け!」みたいな正義感からは行動を起こしていない。
しかし…ある意味では自分の余力がある状態で戦う事を望むと言うのは、彼女が戦闘中に他の事に対して気配りが出来ると言う事にも繋がる。デーモン相手にしている時の彼女の傍らにもし幽霊が立ったら…余裕がある限り、彼女は戦闘中でも包帯巻いたりするだろう。逆に言うとそういう余裕が彼女にとって必要だから、彼女はデーモンとか相手にする事が多いのだ。
彼女が今はマイナー武器になった長槍(スピア)をメインウェポンにしているのも…イグノアが使えることは勿論、パラライズが使用できると言う側面が大きい。襲われて逃げているPCを救うにはパラライズしかけて距離稼ぐのが常道であると思うのだ。(だからリフブレ使う予定無し)
Gundaが本気で怒るのは、馬を殺されたりした時だけである。それ以外は意外と全てを平然と受け入れる。死んだり殺したりは基本的に彼女の生活の「日常」部分なので、そんなのに拘ってても仕方ないじゃん…みたいな。(死んでも名声回復速度がごっつ早いと言う側面も有るにはある)
騎士道も…スキルとしては「便利だし」という心持で使ってるだけみたいだし、養父Vesselと違って装備制限も無い。メンタリティーは極めて「現代っ子」に近いと思う。
それでも尚、なんも騎士道に対する思い入れも無いのに一応は徳の道を歩み、人には親切に(バカだけど)、人に優しく(バカなりに)、できるだけ果敢に(バカのやり方で)と、行動しているのは、単純に彼女の好みの生き方がそういう方向性だったと言う事に過ぎない。
そしてここが最大の焦点となると思う。
騎士道とかやる際に必要なのは、「ノブレス オブリージ」とか「ノビリティ ディマンズ」と言う精神だと思う。弱者救済や貴婦人への慈愛、勇敢さやその他の徳目と言うのは実際の所この「貴族の精神性」と言う部分から発生している。
本当に気合の入った貴族は、貴族から逸脱したり出奔したりはしない。彼らは高貴な家に生まれ、その血が求めるから高貴であるように振舞うのが当然なのだ。高貴であるから病める者や弱き物を助ける…それこそ高貴な人間の責務(ノブレス オブリージ)であり、それは我々現代社会人が所得税や住民税を納付するのと同じ程度の「当たり前の事」に過ぎない。貴族の家からの出奔などは、この「ノブレス オブリージ」からの逃避と言えないことも無い。
当然の責務を果たすこと。
これは人が人として生きていく為に欠かすことの出来ない部分である。そして貴族と言う連中はこの「当然の責務」が一般市民より高いのである(高いと思い込んでいる)
だから軍役にも進んで参加するし、自分の領土を守る為に必死で戦う。
高貴であると言う事は、そう言う事なのだ。高貴な者は高貴であるからこそ重い責務を負う。そして決してそれを誇示しない…下賤な人間が行えばそれは確かに称揚されるのだろうが、彼らは高貴な血を持つ選ばれし人間であるから、一般市民と同じ事して喜んでてはいけない。
人(一般市民)より高いレベルで己の徳性を維持し、人より重い責務を課す。何故なら彼らは貴族であり、高潔な人間だからである。その高潔さを常に人々に証明し続けねばならないのだ。
もう一つ。ノビリティ ディマンズは「ドン・キホーテ」に良く出てくる。彼が時代外れで世間一般と乖離した「騎士道」を標榜し、すっ呆けた事をしでかすと市民は彼に問う…なんでまたそんな事を? と。
それに対してドン・キホーテは高らかに語るのだ。「我が心の内なる高貴さが、要求するのだ」と。
勘違いする人や未読の人が居ると思うので簡単に解説しよう。
ドン・キホーテと言うのは頭のイかれた初老のオッサンが、ロマンスとか言われる「騎士道物語」の読み過ぎで「俺は騎士」と思い込み、騎士として諸国を漫遊する話である。現代風に言うならば、仮面ライダー大好きなオッサンが「俺は仮面ライダー」と言い出してその辺の悪党にライダーキックをぶち込みに行く…そんな物語なのである。その本人の思い入れと世間の嘲笑のギャップを楽しむちょっと意地の悪いお話なのだ。
暴走族と対峙するイかれたオッサンに、その辺のオバちゃんが聞く訳だ…「何でそんな事を?」と。
オッチャンは悲壮感も露に「改造されたこの体は、皆の安寧と平和を守る為に使わねばならんのだ! ロワィダー 変身!」等と言い出す(勿論変身しない)。
これは笑うだろ?
しかし、笑ってはいかんのだ。ドン・キホーテの中で語られている騎士道や彼の言う「ノビリティ ディマンズ」は実際の所本当に「騎士として」望まれる判断であることが多い。そこに至る過程はイかれたオッサンの妄言であるのだが、「彼の見ている世界」の中でもし本当に騎士を標榜するのであれば、彼の判断は間違いなく騎士の物である。
だからドン・キホーテの物語中には実にいい台詞が沢山散りばめられている。そしてそれをもし生真面目に励行した場合、現代人から見ると滑稽に見え、時として揶揄される可能性があることすら明示しているのだ! MMORPGで騎士道プレイする人間は必ず読んで置くべき基礎図書であるといえるだろう。
私は騎士と言うのを「規範によらず、内なる心の導きで自然と気高くなってしまう連中」と考える。
だから出来る限りGundaは好き勝手に生きていながら、結果として人々の手助けをし、力になり、「好きだから」と言う理由で善行を行うよう心掛けている。本当に好きで善行するぐらい気高い魂が無ければ、騎士にはなれないと思うし。演技で騎士になれるとほど芸達者な奴って居るのだろうか?
徳を極めろ、いい人であれ…なんてのは実際の所「従者である時」に学ぶべき事であり、騎士になってから標榜するもんじゃねーと思う訳で。
好き勝手にやっていても人から慕われ、気高き人と思われ、「あれこそ真の騎士だ!」と言われるくらいで始めて「騎士としてのロール」が完成するんじゃなかろうか。そういう精神性を日々のプレイで皆にそれとなく見せて、その上(どこで誰が見ているか判らないから)一切気を抜く事無く「24時間365日、騎士であり続ける」のは非常に難しいと思う。
好き勝手に「騎士」を名乗る者は多いが、本当に騎士である人間は一握りだろう。特にどっかの有名人は好き勝手にやって人と反目し、周囲に人が集まらず、孤高を気取って孤低になる愉快な気質をお持ちである。騎士であるとか騎士道スキル120達成したとか言っても「では、真に騎士たる者の責務を負っているか、自ら高貴さが要求するクエストを乗り越えているか?」と言う質問に答えることが出来なければ、やはり騎士とは見做されないのである。
土曜日, 7月 22, 2006
幾つかの陥穽
どーでもいい事にこだわるのがVesselクォリティー。
中世ヨーロッパ式にあくまでこだわりまくると言うなら…
1.女性は騎士になれんぞ。あと男装するのは戒律違反な。
2.異教徒相手に降参するのも(褒められたこっちゃ無いが)十分ありえる得る得る得る。
3.叙勲の儀式は王侯か法王とかの権威にやってもらうもんなんで無い? その辺の遊歴騎士が叙勲して良いものか?
4.20才で少女はちょっとあり得なさス。出産後の衛生教育とかがあまり良くなかった時代は女性の死亡率高かったので、20才とか普通におかみさん年代だと思うのだが。(平均寿命40歳とかの世界だしなぁ)
5.酒場に余り行かない…酒場はどうでもいいが、騎士道物語では結構頻繁に酒盛り(宴会)してたりするのだけれども。実際ヨーロッパ貴族連中の宴会癖はひじょーに有名であり、ベルサイユ宮殿とかその辺のネタ浚うと佃煮にするほど問題点が出てくる。
その他突っ込み。
「RPの本場、ヨーロッパ云々」
惜しい。鼻血が出るほど惜しい! 実はロールプレイを最初に開発した国はアメリカであり、実際のロールプレイングゲーム(俗に言うT-RPG)のタイトル数や関連企業は圧倒的にアメリカが多い。本場がどこか言われたら、普通はアメリカじゃねーか?
そもそもヨーロッパシャードとアメリカシャードでRP標榜している連中の比率が明らかに異なるとか、そういうデータあるんじゃろか…
ぶっちゃけ、余り「本来の騎士」を標榜するとキリスト教圏の素養が色々邪魔して問題になる。適当な所で原液薄めないとヒゲ面のバケツヘルム被ったオッサンがメイス片手にどぅりゃっ! しかできなくなる懸念があるのだが。
例の彼の場合、基礎部分で色々と問題を引き起こす因子を抱えている。本場だの本式だの堅苦しいこと言い出すとすぐボロ出るような気も…
所で。
異教徒相手に引かないって事は、うちの社メンツ(かなり怪しいが、一応フマクト信者であると言う事に…)はサーチ&デストローイ対象ですかそうですか。無茶苦茶な話だなぁ…
中世ヨーロッパ式にあくまでこだわりまくると言うなら…
1.女性は騎士になれんぞ。あと男装するのは戒律違反な。
2.異教徒相手に降参するのも(褒められたこっちゃ無いが)十分ありえる得る得る得る。
3.叙勲の儀式は王侯か法王とかの権威にやってもらうもんなんで無い? その辺の遊歴騎士が叙勲して良いものか?
4.20才で少女はちょっとあり得なさス。出産後の衛生教育とかがあまり良くなかった時代は女性の死亡率高かったので、20才とか普通におかみさん年代だと思うのだが。(平均寿命40歳とかの世界だしなぁ)
5.酒場に余り行かない…酒場はどうでもいいが、騎士道物語では結構頻繁に酒盛り(宴会)してたりするのだけれども。実際ヨーロッパ貴族連中の宴会癖はひじょーに有名であり、ベルサイユ宮殿とかその辺のネタ浚うと佃煮にするほど問題点が出てくる。
その他突っ込み。
「RPの本場、ヨーロッパ云々」
惜しい。鼻血が出るほど惜しい! 実はロールプレイを最初に開発した国はアメリカであり、実際のロールプレイングゲーム(俗に言うT-RPG)のタイトル数や関連企業は圧倒的にアメリカが多い。本場がどこか言われたら、普通はアメリカじゃねーか?
そもそもヨーロッパシャードとアメリカシャードでRP標榜している連中の比率が明らかに異なるとか、そういうデータあるんじゃろか…
ぶっちゃけ、余り「本来の騎士」を標榜するとキリスト教圏の素養が色々邪魔して問題になる。適当な所で原液薄めないとヒゲ面のバケツヘルム被ったオッサンがメイス片手にどぅりゃっ! しかできなくなる懸念があるのだが。
例の彼の場合、基礎部分で色々と問題を引き起こす因子を抱えている。本場だの本式だの堅苦しいこと言い出すとすぐボロ出るような気も…
所で。
異教徒相手に引かないって事は、うちの社メンツ(かなり怪しいが、一応フマクト信者であると言う事に…)はサーチ&デストローイ対象ですかそうですか。無茶苦茶な話だなぁ…
金曜日, 7月 21, 2006
なんか下らん事で…
Mzhウザスレ(晒しスレ)燃えてんな。
ヤングにHQ装備与えることの是非でまー良く燃えるもんだ。
個人的にはヤングにHQ装備を与えてAR70にしてしまうのは良くないと思う。楽しみ奪うとかそういうのじゃなくて…単純に「回復技術の向上機会を奪う」からダメ。
例えばヤングが相手をする事の多いリザードマンはダメージレンジが8-12
AR70装備だとダメージが2とか3だ。こんなダメージでは包帯巻いてる時間が無いだろうし、包帯を巻いて敵から離れて…って部分を学べない。やるならAR30-40くらいの装備にしとくべきじゃないかと。(それだって過保護であんまり良くはないと思うが)
たまにヘイブンにダメージのでかい武器がおいてある事もあるが…攻撃速度が速くてダメージの少ない武器の方がスキルは上がるんだぜ? 俺、AskのVessel育てた時はわざわざHQカタナを固辞してNQカタナをダル強化してもらったの使ってた。特にヤングには「長持ちする武器」って良いと思うしね。(いつでも好きな時に鍛治屋や裁縫屋がいる訳じゃないからな…)
その時だけ強くしても意味ないし。
どーせやるならきちんとスキル上げに役立つ装備とかの方がいいんじゃないかと。後は色々と教える内容を吟味するこった。きちんとそのキャラの状態見て適切な訓練の相手を教えたり、そのキャラの目指す方向性に少しでも近付くようなやり方教えてやれよと。
なんかこの間見聞きした例では…ある戦士が自分の目指す方向性を告げたら、自称教導者がネクパラとか「侍入れたら?」と言って方向性変えちゃったとか。
確かに今の状態ではサムライやパラ入れるのが一つの基本ではあるけどよ。別にそげなもんその段階で教えることも無いんじゃね? 弓と剣で戦いたいってんならその方法を教え、目標達成した後に「それじゃダメでしたー」と言うようであればやり方教えるとか…そういうので良いと思うんよ。最初っから試しもしない構成を他人様が「ダメ構成」とか言うのはどうかと思うわけで。
提言:
鎧やるならHQ青革のAR70装備は止めとけ。AR40もあったら彼らには充分だ。それ以下でも良いと思う。回復スキル上げる事ができるようにしないとね。
武器とかダル強化してあげるのはいいんでない? あと、名前呼ばれないと返事しない鍛治屋はヘイブン行くな(私怨)
ヤングにHQ装備与えることの是非でまー良く燃えるもんだ。
個人的にはヤングにHQ装備を与えてAR70にしてしまうのは良くないと思う。楽しみ奪うとかそういうのじゃなくて…単純に「回復技術の向上機会を奪う」からダメ。
例えばヤングが相手をする事の多いリザードマンはダメージレンジが8-12
AR70装備だとダメージが2とか3だ。こんなダメージでは包帯巻いてる時間が無いだろうし、包帯を巻いて敵から離れて…って部分を学べない。やるならAR30-40くらいの装備にしとくべきじゃないかと。(それだって過保護であんまり良くはないと思うが)
たまにヘイブンにダメージのでかい武器がおいてある事もあるが…攻撃速度が速くてダメージの少ない武器の方がスキルは上がるんだぜ? 俺、AskのVessel育てた時はわざわざHQカタナを固辞してNQカタナをダル強化してもらったの使ってた。特にヤングには「長持ちする武器」って良いと思うしね。(いつでも好きな時に鍛治屋や裁縫屋がいる訳じゃないからな…)
その時だけ強くしても意味ないし。
どーせやるならきちんとスキル上げに役立つ装備とかの方がいいんじゃないかと。後は色々と教える内容を吟味するこった。きちんとそのキャラの状態見て適切な訓練の相手を教えたり、そのキャラの目指す方向性に少しでも近付くようなやり方教えてやれよと。
なんかこの間見聞きした例では…ある戦士が自分の目指す方向性を告げたら、自称教導者がネクパラとか「侍入れたら?」と言って方向性変えちゃったとか。
確かに今の状態ではサムライやパラ入れるのが一つの基本ではあるけどよ。別にそげなもんその段階で教えることも無いんじゃね? 弓と剣で戦いたいってんならその方法を教え、目標達成した後に「それじゃダメでしたー」と言うようであればやり方教えるとか…そういうので良いと思うんよ。最初っから試しもしない構成を他人様が「ダメ構成」とか言うのはどうかと思うわけで。
提言:
鎧やるならHQ青革のAR70装備は止めとけ。AR40もあったら彼らには充分だ。それ以下でも良いと思う。回復スキル上げる事ができるようにしないとね。
武器とかダル強化してあげるのはいいんでない? あと、名前呼ばれないと返事しない鍛治屋はヘイブン行くな(私怨)
水曜日, 7月 19, 2006
どうでもいいっちゃ良いのだが
なんかお怒りのご様子。
それは兎も角として、騎士団は実際の所どんなもんなんじゃろか。
王国付きの騎士団は別にして…それ以外の宗教的騎士団を見てみよう。(王国付き騎士団って基本的に純粋軍人ですし)
そもそもは弱者救済組織だったはずなんですけどね。騎士団。意外と最初期に病院経営してた騎士団ってのは多い。また、後には戦費を獲得する目的で資産運用する騎士団もあったし、それが余りの金額になった為におとり潰された騎士団もある。
参考
で、ここから日々妄想である。
騎士団のリストを見ていると、修道騎士会とか存在するのがわかるだろう。
宗教系騎士団ってのは、クソ真面目な(そして貧乏な)修道会所属のマゾい連中が多いのである。で、実際の修道会とか見てみると判るが…彼らは葡萄酒作ったり、クッキー作ったり、色々と智恵を尽くして収入確保をしているのだ。ワインがキリストの血であるという教義からも、(あくまでキリスト教ベースであった場合)騎士団が酒場を経営してワインを飲ませるという可能性は皆無ではない。(まぁ、自分らはたらふく呑まんだろうが)
但し注意。
キリスト教で大酒のみは大罪の一つであり、飲んだくれは裸でたるを被せる「酔っ払いのマントの刑」に処される。ここまでやって厳粛な気持ちで酒呑むならアリとしてもいいのではないだろうか?
実際、資産形成には酒呑んでるよりモンスター倒した方が良いとは思うけどな。もしかしたら酒飲ませる酒場の経営は資産形成ではなくじんしん掌握とかそっちの目的で行われているのかもしれない。(全く的外れであると思うが、可能性としてはアリかなと)
しかし、己を磨くのに人の家の裏手(ログインした時に名前が出る程度の裏手)でゴーレム叩くふとどき者も居ない訳ではない。その様を見る限り、レジ上げもなんか皆で集中して魔法ぶっ放すかリーパー辺り相手にアクセ上げしそうだ。
なんと言うか…どんなもんでも色々と言い訳は出来る物だ。こじ付けなんてナンボでもできる。
問題はこじつけるか、こじつけないかでは無く…実際の所お前どうなのよと、そこにあると思うんですな。そういう意味では実際にそういう連中を直接確認してしまうのが早い。
色々伝え聞く所と、実際に目撃した結果…私は特定の場所に全然近付かなくなってる。(ここ最近ではなく一年レベルでまるっきり)
見聞きして楽しいもんでも無く、どっちかというと不快になる事柄ではあるが…知ることってのは、大切だなぁと。(でも、見聞きしちゃうともしかしたらまたソーサリアが嫌いになってしまうかも…)
最も、私その爆弾ネタの裏取ってないから、誤解や何かである可能性も(現段階では)否定できないんだけどね。
それは兎も角として、騎士団は実際の所どんなもんなんじゃろか。
王国付きの騎士団は別にして…それ以外の宗教的騎士団を見てみよう。(王国付き騎士団って基本的に純粋軍人ですし)
そもそもは弱者救済組織だったはずなんですけどね。騎士団。意外と最初期に病院経営してた騎士団ってのは多い。また、後には戦費を獲得する目的で資産運用する騎士団もあったし、それが余りの金額になった為におとり潰された騎士団もある。
参考
で、ここから日々妄想である。
騎士団のリストを見ていると、修道騎士会とか存在するのがわかるだろう。
宗教系騎士団ってのは、クソ真面目な(そして貧乏な)修道会所属のマゾい連中が多いのである。で、実際の修道会とか見てみると判るが…彼らは葡萄酒作ったり、クッキー作ったり、色々と智恵を尽くして収入確保をしているのだ。ワインがキリストの血であるという教義からも、(あくまでキリスト教ベースであった場合)騎士団が酒場を経営してワインを飲ませるという可能性は皆無ではない。(まぁ、自分らはたらふく呑まんだろうが)
但し注意。
キリスト教で大酒のみは大罪の一つであり、飲んだくれは裸でたるを被せる「酔っ払いのマントの刑」に処される。ここまでやって厳粛な気持ちで酒呑むならアリとしてもいいのではないだろうか?
実際、資産形成には酒呑んでるよりモンスター倒した方が良いとは思うけどな。もしかしたら酒飲ませる酒場の経営は資産形成ではなくじんしん掌握とかそっちの目的で行われているのかもしれない。(全く的外れであると思うが、可能性としてはアリかなと)
しかし、己を磨くのに人の家の裏手(ログインした時に名前が出る程度の裏手)でゴーレム叩くふとどき者も居ない訳ではない。その様を見る限り、レジ上げもなんか皆で集中して魔法ぶっ放すかリーパー辺り相手にアクセ上げしそうだ。
なんと言うか…どんなもんでも色々と言い訳は出来る物だ。こじ付けなんてナンボでもできる。
問題はこじつけるか、こじつけないかでは無く…実際の所お前どうなのよと、そこにあると思うんですな。そういう意味では実際にそういう連中を直接確認してしまうのが早い。
色々伝え聞く所と、実際に目撃した結果…私は特定の場所に全然近付かなくなってる。(ここ最近ではなく一年レベルでまるっきり)
見聞きして楽しいもんでも無く、どっちかというと不快になる事柄ではあるが…知ることってのは、大切だなぁと。(でも、見聞きしちゃうともしかしたらまたソーサリアが嫌いになってしまうかも…)
最も、私その爆弾ネタの裏取ってないから、誤解や何かである可能性も(現段階では)否定できないんだけどね。
水曜日, 7月 12, 2006
フックという考え方
最近各所で色々とRPG論が語られているのを眼にするのだが、ここで私も少し違った視点を提供したい。
ま、要するになんかこまけー設定するとかその辺の話が争点になっていると思う。ある人は設定を作成してそれに添う形で「演じる」事を重視するし、またある人はそこまで細かいの決めなくて良いんじゃねーのという論調である。私はどちらかというと「細かい設定無くても良いんじゃね? キャラが動き出してから帰納法的に設定起こすとかでもいいんじゃなかろうか?」という考えなので、どっちかといえば後者に当るだろう。
前にも書いたが、私にとってキャラの背景設定なんぞ「他者に絡むためのおまけ」でしかない。またこれは私が他の人に何か絡む際に「まずプロフを見る」という行動を取っている事でもある。
一応細かく見れば装備の状況や徳ガンプの状況である程度の類推は出来る。しかし更にその人物の背景設定が良い形で明示されていれば…他人に絡むのが更に容易になるのだ。
前に霊魂放逐でも書いているけど、私はタケちゃん(仮名)のプロフに「修理が趣味」という項目を見つけて、「ああ、ここを基点にして話しかければいいんだな」と当りを付けたわけ。
個人的にはこういう部分を「フック」とか呼んでいる。
引っかかったり、引っ掛けたりする為のパーツであると。
そこで上手く引っかかれば、シナリオが進むというか…話が進む訳ですね。だから読んでもどうやって絡めばいいか判らない…俗に言う「突拍子も無い設定」をダラダラやられると、非常に困るのである。
前々から言うように、私にとってRPと言うのは「他人と絡んで遊ぶ為の手法」である。RP設定と言うのも、最終的にはここにたどり着く…もしもRPで設定を決めるなら、他者が絡みやすい設定を作るべきであると。フックを作って欲しいと。
例えば物凄い簡単な設定で「馬が好き」と言うものを考えよう。目の前の人物のプロフにそんな文字が書いてあったと。
もしも私がテイマー等のキャラを動かしてたら…彼/彼女が馬から下りている時に素早くアニマルロアを実施して馬の状態を確認する。そしてその馬の事を事細かに語るね。良い体躯だとか、気質が荒いかな(攻撃力が高い)とか、長距離走るのに向いてるねとか、腹空かしてるみたいよ、ニンジンやったら? とか。
そこまでやれば、馬好きの奴も「ああ、こいつテイマーなのか」と自然に悟ってくれるし、自分の馬好きという設定を上手く活かすことが出来る訳だ。共に設定活かしあう掛け合いが出来る。
所が…貴族だとか何だとか特殊設定てんこ盛りだと…どうやって良いか判らなくなる訳だ。
貴族である、爵位持ちである、XXの血族である…どうしろと?
まだ、ある種の設定「吸血鬼である」とかはいい。ニンニクを出したら少しはひるむかなとか考える事が出来る(まぁ、そんな部分に鈍感な連中は平気でニンニク踏んづけたりするだろうがな)
なんと言うか…正直そういう「絡み辛い設定」起こしてる奴って、自分でその設定を遵守しない傾向がある気がする。
皆に問いたい。
貴族を僭称してる連中は、どっかでメシ出されたときに当然の如く「給仕、ナイフとフォークはどこかね?」ぐらい言うのであろうな? マイナイフ/フォークの準備するぐらいの周到さは見せたいところだ。酒場でピッチャーからワインを飲むような「紳士道に外れる」行為はしていないよな?
能書き垂れるのは自由だが、自らその設定を遵守し、他人にそう思われるように努力しているだろうか?
戦士のロールするならきちんと周囲の人間の武器防具を確認したりした方が良いだろう。そして目ざとく「お、その剣は随分と…」と剣談義をするぐらいして欲しい。実はPireminなんかは見かけた連中の徳ガンプを真っ先に確認する。そしてこっちから「うむ、見事に徳が輝いておるようじゃの!」と声を掛ける訳だ。そしてその部分にこだわりを持っていると言う印象を与え、更にそれを「では、書写屋だから書を贈ろう」と言ってブリ王のVirtureを渡してダメ押しをする。
こういう細部にこだわる事無くただ適当に「俺はXX」とか言っているだけだと、テクノ暗殺拳かよと突っ込まれてしまう訳だ。(そもそもテクノ暗殺拳やテクノ番長を知っている人がいませんかそうですか)
たった一つ、凄いありきたりな設定を周知させるだけでも結構な手間が要る。
そこでダクダク色々大盛で特殊設定を付けてる連中はマジで何考えてるか判らない。それを本当に演技で周知させる事ができるのかと。お前そんな超絶技巧を持っているのかと。
だから逆に私はこう申し上げたい。
設定作るなら作るで構わないし、長文書きたければ書け。
だが、その文章を書き上げたら再度客観的に文章を読み直し、見知らぬ誰かがそれを読んだ時に「話しかけるネタ」「話のきっかけになるネタ」が正しく2-3個含まれているかどうか…それを確認して欲しい。
公爵なんだから公爵として絡んでくれれば良い…そう思うなら公爵に絡む具体的な方策を自分で10個20個考える事が出来るかどうかを省みてみると良い。自分で10個20個「絡み方」を考案できないような設定に対しては、正直10人中1人もレスポンスを返せないと思った方がいいだろう。
騎士にしてもそうだ。話しかけるネタを10個20個考える事が出来るだろうか?(まだこっちは楽だな…)
そして…他人と絡むという部分だけ考えた場合、貴族とかの稀少な存在よりその辺にたくさん転がっている連中の方が絡み方のバリエーションが豊富なのだ。農家の人間なら天気の話題、商人なら物価や新商品の話…定番と思われる話し方が何通りもある。ありふれた存在だからこそ、その詳細が良く判っていて、詳細な情景を想定しやすいのだ。また、独自の背景世界に立脚した設定は、設定を理解する前に背景を理解せねばならないと言う大問題が発生する。
誰にも使ってもらえない設定を起こすのが趣味であると言うなら問題は無い。
しかし、その設定を使ってMMORPGの中で同じ景色を見て、同じ物語の中で生きたいと思うなら…
設定を良く読みなおそう。無駄な労力を割いて徒労感に襲われる前に!
それが重要なんじゃない。その話の中に「他者と引っかかる為のフック」がいくつ用意されているかが重要なのだ!
読んで「へー」で終わるだけの設定資料など無駄だと知れ。
ま、要するになんかこまけー設定するとかその辺の話が争点になっていると思う。ある人は設定を作成してそれに添う形で「演じる」事を重視するし、またある人はそこまで細かいの決めなくて良いんじゃねーのという論調である。私はどちらかというと「細かい設定無くても良いんじゃね? キャラが動き出してから帰納法的に設定起こすとかでもいいんじゃなかろうか?」という考えなので、どっちかといえば後者に当るだろう。
前にも書いたが、私にとってキャラの背景設定なんぞ「他者に絡むためのおまけ」でしかない。またこれは私が他の人に何か絡む際に「まずプロフを見る」という行動を取っている事でもある。
一応細かく見れば装備の状況や徳ガンプの状況である程度の類推は出来る。しかし更にその人物の背景設定が良い形で明示されていれば…他人に絡むのが更に容易になるのだ。
前に霊魂放逐でも書いているけど、私はタケちゃん(仮名)のプロフに「修理が趣味」という項目を見つけて、「ああ、ここを基点にして話しかければいいんだな」と当りを付けたわけ。
個人的にはこういう部分を「フック」とか呼んでいる。
引っかかったり、引っ掛けたりする為のパーツであると。
そこで上手く引っかかれば、シナリオが進むというか…話が進む訳ですね。だから読んでもどうやって絡めばいいか判らない…俗に言う「突拍子も無い設定」をダラダラやられると、非常に困るのである。
前々から言うように、私にとってRPと言うのは「他人と絡んで遊ぶ為の手法」である。RP設定と言うのも、最終的にはここにたどり着く…もしもRPで設定を決めるなら、他者が絡みやすい設定を作るべきであると。フックを作って欲しいと。
例えば物凄い簡単な設定で「馬が好き」と言うものを考えよう。目の前の人物のプロフにそんな文字が書いてあったと。
もしも私がテイマー等のキャラを動かしてたら…彼/彼女が馬から下りている時に素早くアニマルロアを実施して馬の状態を確認する。そしてその馬の事を事細かに語るね。良い体躯だとか、気質が荒いかな(攻撃力が高い)とか、長距離走るのに向いてるねとか、腹空かしてるみたいよ、ニンジンやったら? とか。
そこまでやれば、馬好きの奴も「ああ、こいつテイマーなのか」と自然に悟ってくれるし、自分の馬好きという設定を上手く活かすことが出来る訳だ。共に設定活かしあう掛け合いが出来る。
所が…貴族だとか何だとか特殊設定てんこ盛りだと…どうやって良いか判らなくなる訳だ。
貴族である、爵位持ちである、XXの血族である…どうしろと?
まだ、ある種の設定「吸血鬼である」とかはいい。ニンニクを出したら少しはひるむかなとか考える事が出来る(まぁ、そんな部分に鈍感な連中は平気でニンニク踏んづけたりするだろうがな)
なんと言うか…正直そういう「絡み辛い設定」起こしてる奴って、自分でその設定を遵守しない傾向がある気がする。
皆に問いたい。
貴族を僭称してる連中は、どっかでメシ出されたときに当然の如く「給仕、ナイフとフォークはどこかね?」ぐらい言うのであろうな? マイナイフ/フォークの準備するぐらいの周到さは見せたいところだ。酒場でピッチャーからワインを飲むような「紳士道に外れる」行為はしていないよな?
能書き垂れるのは自由だが、自らその設定を遵守し、他人にそう思われるように努力しているだろうか?
戦士のロールするならきちんと周囲の人間の武器防具を確認したりした方が良いだろう。そして目ざとく「お、その剣は随分と…」と剣談義をするぐらいして欲しい。実はPireminなんかは見かけた連中の徳ガンプを真っ先に確認する。そしてこっちから「うむ、見事に徳が輝いておるようじゃの!」と声を掛ける訳だ。そしてその部分にこだわりを持っていると言う印象を与え、更にそれを「では、書写屋だから書を贈ろう」と言ってブリ王のVirtureを渡してダメ押しをする。
こういう細部にこだわる事無くただ適当に「俺はXX」とか言っているだけだと、テクノ暗殺拳かよと突っ込まれてしまう訳だ。(そもそもテクノ暗殺拳やテクノ番長を知っている人がいませんかそうですか)
たった一つ、凄いありきたりな設定を周知させるだけでも結構な手間が要る。
そこでダクダク色々大盛で特殊設定を付けてる連中はマジで何考えてるか判らない。それを本当に演技で周知させる事ができるのかと。お前そんな超絶技巧を持っているのかと。
だから逆に私はこう申し上げたい。
設定作るなら作るで構わないし、長文書きたければ書け。
だが、その文章を書き上げたら再度客観的に文章を読み直し、見知らぬ誰かがそれを読んだ時に「話しかけるネタ」「話のきっかけになるネタ」が正しく2-3個含まれているかどうか…それを確認して欲しい。
公爵なんだから公爵として絡んでくれれば良い…そう思うなら公爵に絡む具体的な方策を自分で10個20個考える事が出来るかどうかを省みてみると良い。自分で10個20個「絡み方」を考案できないような設定に対しては、正直10人中1人もレスポンスを返せないと思った方がいいだろう。
騎士にしてもそうだ。話しかけるネタを10個20個考える事が出来るだろうか?(まだこっちは楽だな…)
そして…他人と絡むという部分だけ考えた場合、貴族とかの稀少な存在よりその辺にたくさん転がっている連中の方が絡み方のバリエーションが豊富なのだ。農家の人間なら天気の話題、商人なら物価や新商品の話…定番と思われる話し方が何通りもある。ありふれた存在だからこそ、その詳細が良く判っていて、詳細な情景を想定しやすいのだ。また、独自の背景世界に立脚した設定は、設定を理解する前に背景を理解せねばならないと言う大問題が発生する。
誰にも使ってもらえない設定を起こすのが趣味であると言うなら問題は無い。
しかし、その設定を使ってMMORPGの中で同じ景色を見て、同じ物語の中で生きたいと思うなら…
設定を良く読みなおそう。無駄な労力を割いて徒労感に襲われる前に!
それが重要なんじゃない。その話の中に「他者と引っかかる為のフック」がいくつ用意されているかが重要なのだ!
読んで「へー」で終わるだけの設定資料など無駄だと知れ。
月曜日, 7月 10, 2006
蛇盾の意を継ぐものたち
先週電撃的にMzhの蛇盾屋が閉店こいた訳だが、その後蛇盾の後継者たちが現れた模様。
一つはパラゴン純戦士のテイオウ氏が店長?の武勇の剣亭。こちらには昨日お邪魔してみた(Gundaで)。日曜日と言う事もあり早めに切り上げる人も多かったがかなりの活況を見せており…(と、ここで先方の日記を読んでみる)…
正式開店来週(7/16)じゃん!
ちと場所的に遠い(ファセット違うけど、パイレミンのセラエノ図書館近くになる)と言う点と、場所がフェルッカと言う事もあり、初心者や戦闘に自信が無い人は訪れにくい…かも。まぁ、武勇の剣って名前だし、根性で辿り着いて頂きたい(苦笑) 昨日Gundaで道を疾走して行ったのはPK出るかもーと言うちょっとした心配があったからなのだ。
その辺は後に社の方に酒場ルーンでも置いて多少なりともお手伝いしたいなと。
中に居たのはMzhの酒場で良く見かけるメンツであった。くまくまの人々と勿忘草(つまりエルフ郷)系列の人々、店主テイオウ氏は白熊常連だし、店員は蛇盾から引っ張ってるし。昨日はMzhアイドル(笑)も来てたな。ある意味でMzhのそっち方面の人大集合状態だ。
まぁ、私含めて濃い口の人間が多いのは置いておこう。
で。
その酒場で新しい物書きに出会って本談義をしていたら(この辺でボケキャラのはずのGundaにPireminの魂が憑依したっぽかったので、強制的にボケキャラに戻すべく相当苦労したのはナイショだ)ラキさん(仮名)から「探している人が居る」等と言われてガクブル状態に。
アレだよ。
フェルッカで人を探してるって事は所謂一つの「ターゲット」であり、こりゃーのこのこ歩いてるとどっかからウィザー→EXFSのコンボ食らうんだわ!(流石にそれだけだと死なないと思うが…)
街道を疾走するGundaって相当移動速度速いから(ツール無しではそこそこ。イル霊性ゲートからBloodダンジョンまでのかけっこではまぁ、負けない)ツールでも使わないとそう簡単に1連射以上の攻撃できないと思うけど。それだって連絡要員とか要るし。
ラキさん(仮名)が帰り際に教えてくれたけど、どっかの芸人さんともう一つの方の酒場の店員さんが探していた模様。そうか、同じ営業日だったんだな。
そっちはまだコンタクトが取れていないのと、ラキさん(仮名)が「貴方を探していた」と言っていたのが妙に引っかかり、ちょっと現在は判断保留中(ちゅうか、悩んでる)。貴方とは誰なのか?
Gundaなのか、それとも別キャラなのか。見た感じウェイトレスとか募集しているようなので…まさかGundaをウェイトレスとしてスカウトする気では…と少々焦っている。伝説槍騎士をウェイトレスにするアグレッシブな店だと…うむぅ。(実は一人ギルド加入であり、ギルド脱退できないのよ)
一応「中の人」それっぽい事(ウェイトレスやウェイター、或いは酒場の賑やかし)は出来るが、酒場のウェイトレスを実行できるキャラはそれほど多くない。ギルド名を担ぐことが出来るのは…
Piremin(書写屋:昨日ついにGM魔法使いになった。能書き多い)
Fulleren(堀鍛冶裁縫剣士:ウェイトレスとして使うにはちょっと年齢が…現在40-50代だろうし熟女で良いですか?)
Giliel(魔法料理人:得意なのはゲテモノ系。昨日は開店記念で武勇の剣の周辺に地獄キッシュ(ヤマンドンの卵で作成したキッシュ)をばら撒いてた…どーも人見知りするらしく、酒場の周囲を歩くことはあっても酒場に入ることは稀…ウェイトレスなんてダメじゃん!)
何より中の人であるこの私が定期的なアクトを出せるかどうか判らんし。
仕事斡旋形の酒場がコンセプトらしいので、Fullerenで遊びに行くのが良いかなと。これはIzmで遊んでて思うんだけど…他シャードから遊びに行ったり、或いはまだ戦士/魔法使い系列しかキャラ作ってないと装備品の修理とかが遊ぶ上でのネックになるんだよね。まだまだ仕事は雑だが(何しろ裁縫はまだGMになってない)とりあえず修理はできるし、戦力も過剰にならない程度(SSがMasterクラス)にあるし。GM手前で遊んでる人にはそこそこ有益な話も出来るだろう。
(これでMixi方面で書いた「社の屋上利用の話」だったらちと笑うかも…)
昨日は中の人が酒呑んでたので少し記憶がとっちらかり気味であるが、まぁ、こんな感じで。
一つはパラゴン純戦士のテイオウ氏が店長?の武勇の剣亭。こちらには昨日お邪魔してみた(Gundaで)。日曜日と言う事もあり早めに切り上げる人も多かったがかなりの活況を見せており…(と、ここで先方の日記を読んでみる)…
正式開店来週(7/16)じゃん!
ちと場所的に遠い(ファセット違うけど、パイレミンのセラエノ図書館近くになる)と言う点と、場所がフェルッカと言う事もあり、初心者や戦闘に自信が無い人は訪れにくい…かも。まぁ、武勇の剣って名前だし、根性で辿り着いて頂きたい(苦笑) 昨日Gundaで道を疾走して行ったのはPK出るかもーと言うちょっとした心配があったからなのだ。
その辺は後に社の方に酒場ルーンでも置いて多少なりともお手伝いしたいなと。
中に居たのはMzhの酒場で良く見かけるメンツであった。くまくまの人々と勿忘草(つまりエルフ郷)系列の人々、店主テイオウ氏は白熊常連だし、店員は蛇盾から引っ張ってるし。昨日はMzhアイドル(笑)も来てたな。ある意味でMzhのそっち方面の人大集合状態だ。
まぁ、私含めて濃い口の人間が多いのは置いておこう。
で。
その酒場で新しい物書きに出会って本談義をしていたら(この辺でボケキャラのはずのGundaにPireminの魂が憑依したっぽかったので、強制的にボケキャラに戻すべく相当苦労したのはナイショだ)ラキさん(仮名)から「探している人が居る」等と言われてガクブル状態に。
アレだよ。
フェルッカで人を探してるって事は所謂一つの「ターゲット」であり、こりゃーのこのこ歩いてるとどっかからウィザー→EXFSのコンボ食らうんだわ!(流石にそれだけだと死なないと思うが…)
街道を疾走するGundaって相当移動速度速いから(ツール無しではそこそこ。イル霊性ゲートからBloodダンジョンまでのかけっこではまぁ、負けない)ツールでも使わないとそう簡単に1連射以上の攻撃できないと思うけど。それだって連絡要員とか要るし。
ラキさん(仮名)が帰り際に教えてくれたけど、どっかの芸人さんともう一つの方の酒場の店員さんが探していた模様。そうか、同じ営業日だったんだな。
そっちはまだコンタクトが取れていないのと、ラキさん(仮名)が「貴方を探していた」と言っていたのが妙に引っかかり、ちょっと現在は判断保留中(ちゅうか、悩んでる)。貴方とは誰なのか?
Gundaなのか、それとも別キャラなのか。見た感じウェイトレスとか募集しているようなので…まさかGundaをウェイトレスとしてスカウトする気では…と少々焦っている。伝説槍騎士をウェイトレスにするアグレッシブな店だと…うむぅ。(実は一人ギルド加入であり、ギルド脱退できないのよ)
一応「中の人」それっぽい事(ウェイトレスやウェイター、或いは酒場の賑やかし)は出来るが、酒場のウェイトレスを実行できるキャラはそれほど多くない。ギルド名を担ぐことが出来るのは…
Piremin(書写屋:昨日ついにGM魔法使いになった。能書き多い)
Fulleren(堀鍛冶裁縫剣士:ウェイトレスとして使うにはちょっと年齢が…現在40-50代だろうし熟女で良いですか?)
Giliel(魔法料理人:得意なのはゲテモノ系。昨日は開店記念で武勇の剣の周辺に地獄キッシュ(ヤマンドンの卵で作成したキッシュ)をばら撒いてた…どーも人見知りするらしく、酒場の周囲を歩くことはあっても酒場に入ることは稀…ウェイトレスなんてダメじゃん!)
何より中の人であるこの私が定期的なアクトを出せるかどうか判らんし。
仕事斡旋形の酒場がコンセプトらしいので、Fullerenで遊びに行くのが良いかなと。これはIzmで遊んでて思うんだけど…他シャードから遊びに行ったり、或いはまだ戦士/魔法使い系列しかキャラ作ってないと装備品の修理とかが遊ぶ上でのネックになるんだよね。まだまだ仕事は雑だが(何しろ裁縫はまだGMになってない)とりあえず修理はできるし、戦力も過剰にならない程度(SSがMasterクラス)にあるし。GM手前で遊んでる人にはそこそこ有益な話も出来るだろう。
(これでMixi方面で書いた「社の屋上利用の話」だったらちと笑うかも…)
昨日は中の人が酒呑んでたので少し記憶がとっちらかり気味であるが、まぁ、こんな感じで。
木曜日, 7月 06, 2006
さすがボーナスシーズンだ…
転職したての新人にも容赦が無いぜ!(挨拶)
実は転職しました。古巣の業界の中では比較的大手と言うか…でかい所に。
暫く暇できるかなと思ったら、いきなり全力投球気味に仕事振られて泣いてます。
で、仕事の泣き言書く為に今回の投稿する訳じゃないんだが…
今まで私、通勤に余り時間をかけない(ぶっちゃけ、勤務地に歩いて通える範囲に家借りる)方式を励行しておったんですが、今回引っ越して間もないから暫く移動する気無いのね。(昨年年末に引っ越したばかり)
で、(私的には)長時間の通勤と勤務がはげしめであると言うダブルパンチでUOするにしても時間帯が遅くなってるよと。PC酒場行ってる場合じゃないよと(涙)
某酒場ではわざわざ筋を曲げてまで牛乳を置いてもらったと言うのに…すっげ申し訳ねーなと。
しかも時間帯的に酒場とかやってる時間帯じゃなかったんで少し盾修行しに行ったら…
Izmの三代目の装備がこれまでに無いぐらいボロボロになりました。彼の盾は耐久300越えの頑丈な逸品なんだけど、がっちょりブロックしてカッツンと耐久減りましたよと。
しかし鍛治屋さんが…
…泣けるよなぁ…
会社員UOerはこんな風にして苦労を重ねているのであるなと。
すげー勝手な話だけど、深夜営業の鍛治屋さんが居たら凄く嬉しいです…Mzhでそういう商売やろうかな?
実は転職しました。古巣の業界の中では比較的大手と言うか…でかい所に。
暫く暇できるかなと思ったら、いきなり全力投球気味に仕事振られて泣いてます。
で、仕事の泣き言書く為に今回の投稿する訳じゃないんだが…
今まで私、通勤に余り時間をかけない(ぶっちゃけ、勤務地に歩いて通える範囲に家借りる)方式を励行しておったんですが、今回引っ越して間もないから暫く移動する気無いのね。(昨年年末に引っ越したばかり)
で、(私的には)長時間の通勤と勤務がはげしめであると言うダブルパンチでUOするにしても時間帯が遅くなってるよと。PC酒場行ってる場合じゃないよと(涙)
某酒場ではわざわざ筋を曲げてまで牛乳を置いてもらったと言うのに…すっげ申し訳ねーなと。
しかも時間帯的に酒場とかやってる時間帯じゃなかったんで少し盾修行しに行ったら…
Izmの三代目の装備がこれまでに無いぐらいボロボロになりました。彼の盾は耐久300越えの頑丈な逸品なんだけど、がっちょりブロックしてカッツンと耐久減りましたよと。
しかし鍛治屋さんが…
…泣けるよなぁ…
会社員UOerはこんな風にして苦労を重ねているのであるなと。
すげー勝手な話だけど、深夜営業の鍛治屋さんが居たら凄く嬉しいです…Mzhでそういう商売やろうかな?
火曜日, 7月 04, 2006
ガーゴイル像代わり
真面目に暗黒卿を考えておこう。
設定。
まず、王家の生まれであると。アンブラはいつの間にか王政を敷いていたらしい。
えー?! なんだってぇ!
アンブラ城無いじゃん! 町の形はどーみても「街道沿いの町」であり、まだルナの方が城塞都市っぽい構造になっている気がするんですけど!
まぁ、それは置いておこう。ここで躓いていては先に進まない。
で、王が死去して家督を継ぐと。ここは問題なし。女性でも家督は継げるし(実際、そこが過去の地球でも問題となった事がある。貴族にしか参政権が無い頃、女性が爵位持ってるとその「家」の投票権が2票分あるって事になって揉めたらしい)。
ただ問題は…王の家督を継いで何故に公爵?
王家なのに公爵位なのか? 公爵だとしたら公爵の上に立っているはずの「王」はどこに?
もしかして王族がどこかに居て、それがアンブラを大公領として認めてたって筋書きなのか? (地政学的にDoomに対する防御だろう)
普通は王位を継いだのなら、女王様になるだろう。
公爵位を継いだという事が事実なら、つまりそれはアンブラは王政を敷いていないということになる。(あくまで公爵領扱いだよな)
これらのキーワードを併せて考えると、暗黒卿ワールドはこんな感じになるのではないか…
その昔、マラスを平定した王が居た。
王城はルナにあり、もう一つの都市であるアンブラは近くに存在したオーク(オークフォートあるよね)やDoomに対する前線基地として成立。遠隔地と言う事もあり王はアンブラを独立採算で経営させることにした。
その後、何らかの理由でマラス王家の血は途絶え、ルナ側の聖騎士軍団とアンブラのネクロマンサー間で正統王家はどちらか等の問題から争議に発展。(或いはオーク族との争いの際にルナ側が派兵せず、アンブラ側に処理を任せて戦費の問題が出たとか、もめた原因については明らかではない)
そのアンブラ側の理論では、ナイトメア家が正統王家の血筋なのだろう。最もこれはルナ側に認められた物ではなく、世間に知られる限りはナイトメア家は依然として「公爵家」なのである。(これで設定上の問題を回避)
しかしブリ王国のとんでもなく強力な兵力、冒険者勢力と言うある意味では兵力以上に強烈で金持ってる連中がマラスに殺到した事により、王家の問題は後回しにされる。その後ルナとアンブラは和平交渉を実施。その際「正統王家の血筋である」等と主張していたナイトメア家は和平交渉の邪魔になる為、アンブラ市外から追い出されて近郊の18x18の土地に追いやられる。
色々つじつま合わせてみたが…
…なんつーか、哀れな家系になっちまったのは気のせいでしょうかどうでしょうか?
P.S.
と、思いきや!
ナイトメア国(仮称)は帝国を名乗っている。帝国っておま…ちょっとお前! 通常は複数の支配域(文化、人種や経済圏)を有する国を帝国って言うんだがっ! (汗)
参考 Wikipediaでの帝国解説
例外的に国家元首が自身で「帝王」を名乗れば帝国になるが、本人公爵と言ってるし。
なんか真面目に考えて損した気分。公爵なのか女王なのか、帝王なのかはっきりしろと。トンチか? これはトンチなのか?
言ってる事は牧師で枢機卿とかと変わんないぞ。(プロテスタントとカトリックがごっちゃになっているのがポイントです)既存の貴族社会とかの模倣をするなら、もう少し模倣の精度を上げて欲しい。醸造所で作ったリキュール問題を思い出した。(リキュールは醸造酒ではなく蒸留酒って話)
設定。
まず、王家の生まれであると。アンブラはいつの間にか王政を敷いていたらしい。
えー?! なんだってぇ!
アンブラ城無いじゃん! 町の形はどーみても「街道沿いの町」であり、まだルナの方が城塞都市っぽい構造になっている気がするんですけど!
まぁ、それは置いておこう。ここで躓いていては先に進まない。
で、王が死去して家督を継ぐと。ここは問題なし。女性でも家督は継げるし(実際、そこが過去の地球でも問題となった事がある。貴族にしか参政権が無い頃、女性が爵位持ってるとその「家」の投票権が2票分あるって事になって揉めたらしい)。
ただ問題は…王の家督を継いで何故に公爵?
王家なのに公爵位なのか? 公爵だとしたら公爵の上に立っているはずの「王」はどこに?
もしかして王族がどこかに居て、それがアンブラを大公領として認めてたって筋書きなのか? (地政学的にDoomに対する防御だろう)
普通は王位を継いだのなら、女王様になるだろう。
公爵位を継いだという事が事実なら、つまりそれはアンブラは王政を敷いていないということになる。(あくまで公爵領扱いだよな)
これらのキーワードを併せて考えると、暗黒卿ワールドはこんな感じになるのではないか…
その昔、マラスを平定した王が居た。
王城はルナにあり、もう一つの都市であるアンブラは近くに存在したオーク(オークフォートあるよね)やDoomに対する前線基地として成立。遠隔地と言う事もあり王はアンブラを独立採算で経営させることにした。
その後、何らかの理由でマラス王家の血は途絶え、ルナ側の聖騎士軍団とアンブラのネクロマンサー間で正統王家はどちらか等の問題から争議に発展。(或いはオーク族との争いの際にルナ側が派兵せず、アンブラ側に処理を任せて戦費の問題が出たとか、もめた原因については明らかではない)
そのアンブラ側の理論では、ナイトメア家が正統王家の血筋なのだろう。最もこれはルナ側に認められた物ではなく、世間に知られる限りはナイトメア家は依然として「公爵家」なのである。(これで設定上の問題を回避)
しかしブリ王国のとんでもなく強力な兵力、冒険者勢力と言うある意味では兵力以上に強烈で金持ってる連中がマラスに殺到した事により、王家の問題は後回しにされる。その後ルナとアンブラは和平交渉を実施。その際「正統王家の血筋である」等と主張していたナイトメア家は和平交渉の邪魔になる為、アンブラ市外から追い出されて近郊の18x18の土地に追いやられる。
色々つじつま合わせてみたが…
…なんつーか、哀れな家系になっちまったのは気のせいでしょうかどうでしょうか?
P.S.
と、思いきや!
ナイトメア国(仮称)は帝国を名乗っている。帝国っておま…ちょっとお前! 通常は複数の支配域(文化、人種や経済圏)を有する国を帝国って言うんだがっ! (汗)
参考 Wikipediaでの帝国解説
例外的に国家元首が自身で「帝王」を名乗れば帝国になるが、本人公爵と言ってるし。
なんか真面目に考えて損した気分。公爵なのか女王なのか、帝王なのかはっきりしろと。トンチか? これはトンチなのか?
言ってる事は牧師で枢機卿とかと変わんないぞ。(プロテスタントとカトリックがごっちゃになっているのがポイントです)既存の貴族社会とかの模倣をするなら、もう少し模倣の精度を上げて欲しい。醸造所で作ったリキュール問題を思い出した。(リキュールは醸造酒ではなく蒸留酒って話)
月曜日, 7月 03, 2006
これだけは…
これは言っておかねばなるまい。
T-RPGの祖であるD&Dなんだが、別にGMがシナリオを作らんでもいいのよ。シナリオモジュールは結構な数出ている。と言うかバカみたいなシナリオやら(イモータル目指してる奴等用のシナリオあるぞ)、鬼のようなシナリオ(悪名高いフィエンドフォリオはそれらの邪悪なシナリオに出てきたバケモン集めてる訳だし)もある。実際にはGMはそれを多少手直しして使うのが常だけど、別にシナリオ自作する必要ないっス。
しかし、D&Dや初期のT-RPGではシナリオを自作する人が多かった。
何故か?
新和のパッケージが高かったんだよ…orz
D&D関係書籍は輸入翻訳書籍である。私が良く買ってた別冊D&Dマガジンとか3000円ぐらいした記憶がある。シナリオモジュールって言ったって確か2000-3000円だった気がするぞ。6人で遊んで一人頭4-500円かいな。それだったら俺がシナリオ作っていい昼飯食おうぜと…当時高校生ぐらいだった連中が考えるのはむべなるかな。これが後々変な風に解釈され、T-RPGではシナリオを自作するもんだという風潮が生まれたっぽい。いや、実際自作しましたけど。それどころかバリアントルールとか勝手に作ってましたけど。
その辺考えて、Sword Worldとか企画されてんだよね。各種の単価を下げて当時のメインターゲットであった中高、そして大学生辺りを引っ張ると(この戦略はメディアワークス版のD&Dにも引き継がれた。T&Tもこの系統)。これに比べたら基本ルールセットにプレイヤーズガイド数冊、モンスター本(私が最初に「買った」のはモンスターコンペディウムだった気がする)、ネタ本(オフィシャルD&Dマガジンとか、RPGマガジン、ドラマガ、ウォーロックなど)…こげに投資しなければならなかったD&D系はどうしてもシナリオに金払う訳には行かなかったのだ。それに私なんかダルマ屋模型店(その道では知られた老舗)でメタルフェギュア買わないといけなかったし。いけなかったしと言うか、随分集めてたし(うちの仲間内ではフロアタイルとフィギュア使ったタクティカルコンバットが主流だった)
後にモデラーだった経験を活かしてシタデルやラルパーサと同サイズのフィギュアをエポキシパテで作成したりもした(しかも八頭身で! 金が勿体無いから!)。 あのサイズの顔にニヒルな笑みを入れる事が出来た昔の自分のウデと視力が懐かしい。後にシリコンで型とってホワイトメタルで再整形って所までは到達。
こんな事してたから、シナリオなんて変えなかったのである。実際には余りの値段の高さでもにょもにょ…と、まぁ、その辺はアレである。暗黒時代ってことで。
なお、BGはAD&D 2版とか基本ルールにしてるらしいが…
今どーなってんだその辺?
D&DにはアドバンスドD&D(AD&D)と言う別ゲームがある。そもそもの発達過程が既に30年近く前なんで私も流石に詳しい事知らんのだが…確か初期D&D(赤箱以前。そもそも赤箱がD&D 4版)はAD&Dに似たルールか何かで、それを判りやすくまとめて赤箱(と、通常呼ばれている普及版D&D)が出て、それとは別に精密なルールを残したAD&Dが出て、暫くそれらが独自進化して、最近は統合されたって話じゃなかったかと。
(最新のD&DパッケはD&D3eだった気が。AD&D 2Eって随分前の話なんじゃ…それ以前のAD&D知ってる奴の方が珍しく無いかえ? …と思って調べたらAD&D 2eは1989年発売だった)
で、世間で多くプレイされてたのはD&Dの方で、AD&Dは翻訳書籍とかそれほど多くなかったような、な、な。
D&DがUOで言ったら通常シャード、AD&Dがハードコアシャードみたいな感じか。
ちなみにこの頃から古参が若い衆を「こンのバカもんどもがぁ! そもそもD&Dと言うのはだな…」と講釈垂れる光景が散見されていた。
UOにおけるコンビニ組やAoSデビュー組に対する古参の揶揄とか「そもそものXXXX」と文句を垂れる光景、これはRPG業界の典型的光景であり、その意味で私はこの古参連中の繰言を余り重大視していない。
だって、能書きこいてサークルとか規模縮小させてたのってこの層なんだもん(笑) 個人的には「まーたこの手の手合いがバカこいて市場をぶち壊すんだろうなぁ」と呆れ気味。
先にフォローアップしとくと、そういう時代にもきちんと先見の明と市場を見据えた導き手が多数存在し、だからこそT-RPGは今の世でも何とか生き延びているのである。
当時も若い衆の動きを見てT-RPG業界もうだめだぁ…とか、D&D終わったとか言う奴は居た。しかし実際D&Dだけみても新和からメディアワークス、そしてHJと色々場所を変えながらしつこく(爆笑)生き延びているのだ。連中の悲観論ほど当てにならないものは無い。
大貫氏(D&Dの普及とT-RPG業界の普及に尽くした神。既に鬼籍)だかが面白い事言ってて…ダンジョン最深部にぴかぴかの鎧着た味方系NPCがやってくるのがD&D、駆けつけた味方NPCがフィールドプレート(鎧ね)にびっしり汚れを刻んででけーバックパックを背負い、ひーこら言いつつしっかりした足取りでやってくるのがAD&Dだって(苦笑)
D&Dのルール自体知っている人は判ると思うけど、あのルール正直単純な上にどこまで追加ルールを導入するべきか悩むので(後の方でセービングスローをステータスで修正するルールとかあるぞ)、コンピュータRPGとかに余り向かないんじゃないかと。AD&Dの方が向いてる気がする。実際にT-RPGとして遊ぶ際には煩雑だった各種のデータ管理がコンピュータにまかせっきりに出来るので楽では有る。良くD&D関係のコンピュータゲームみてみると、D&D基準のゲームが少なくAD&D系統が多いのが判ると思う。当時の事を知る連中の中にはD&Dはお子様向けで、AD&Dが味わい溢れる大人向けと言う刷り込みがあるのだ。ヘビーなゲーマー過ぎてそっちの方面に足突っ込んだゲームデザイナーやプログラマがAD&Dを題材として選択するのはこういう要素もあると見た(まぁ、背景世界がきっちりしてて、そっち方面の負担が少ないのもあると思うが)
まぁ、そんなAD&Dでもサイオニクスとか訳判らん追加モジュールがあり、それ入れるとそりゃーもーシナリオが楽しい物になるらしい。(超能力で敵の脳焼いたり、洗脳支配できたりするらしい)
D&Dが出てから既に30数年。
最初期のD&Dが販売されたのは1974年だという。(日本語版が出たのが1985年だってよ。私がT-RPG始めたのが1987年ぐらいじゃなかったかな?)
その日本展開を見てきた身として、できる時には可能な範囲で過去の事も後進に伝えておきたいなーと思う(もう、人生の半分以上RPG方面に傾けてきたからな!)。
これからも、色々な「その方面の人々のアレとかソレ」を見続けながら、「ほんと、人って変わらないよねぇ。良くも悪くも」とひとりごちたり、納得してみたりするのだと思う。出来る限り私が見てきた古参の愚を繰り返さないようにしたいと思う。
ただ、一点いいかな?
Citadelはシタデルであり、シテデルではないわっ!
昔っからメタルフィギュア関係の老舗にラルパーサ、シタデル、グレナディアという会社があってだな、CITADELはシタデルと訳されるのが定説であり(ウソだと思ったらエキサイトで翻訳かけて見れ!)、そもそもの意味は城砦とかそんなのだっだっだっだ!(マルチ残響音含む)
もーなー。
このCitadelをシテデルとかしてるの見るとほんっとーに頭に来てだな。
ここまでゲーマーの基礎素養がダメな子になっているかと思うとかなしゅーてかなしゅーて…(と、こういうバカな事を言ってると、周囲の信頼とかその辺を失うので適当な所で切り上げると良い:笑)
追記:
D&Dのシナリオモジュールは伝え聞く限りではかなり出来がいいらしい…諸般の理由による翻訳の問題は置いておくとしてだが…しかし一本2000円前後! それに比べて富士見のSWシナリオ集とか文庫サイズと価格(つまり、1000円以下)で5-6本だかシナリオ入ってるからなぁ…コストパフォーマンスは比較にならない。
でも、正直SWは本体ルールとモンスター関係のオプションセットしか買わなかった様な。
そりゃ、SW売れるわ。
T-RPGの祖であるD&Dなんだが、別にGMがシナリオを作らんでもいいのよ。シナリオモジュールは結構な数出ている。と言うかバカみたいなシナリオやら(イモータル目指してる奴等用のシナリオあるぞ)、鬼のようなシナリオ(悪名高いフィエンドフォリオはそれらの邪悪なシナリオに出てきたバケモン集めてる訳だし)もある。実際にはGMはそれを多少手直しして使うのが常だけど、別にシナリオ自作する必要ないっス。
しかし、D&Dや初期のT-RPGではシナリオを自作する人が多かった。
何故か?
新和のパッケージが高かったんだよ…orz
D&D関係書籍は輸入翻訳書籍である。私が良く買ってた別冊D&Dマガジンとか3000円ぐらいした記憶がある。シナリオモジュールって言ったって確か2000-3000円だった気がするぞ。6人で遊んで一人頭4-500円かいな。それだったら俺がシナリオ作っていい昼飯食おうぜと…当時高校生ぐらいだった連中が考えるのはむべなるかな。これが後々変な風に解釈され、T-RPGではシナリオを自作するもんだという風潮が生まれたっぽい。いや、実際自作しましたけど。それどころかバリアントルールとか勝手に作ってましたけど。
その辺考えて、Sword Worldとか企画されてんだよね。各種の単価を下げて当時のメインターゲットであった中高、そして大学生辺りを引っ張ると(この戦略はメディアワークス版のD&Dにも引き継がれた。T&Tもこの系統)。これに比べたら基本ルールセットにプレイヤーズガイド数冊、モンスター本(私が最初に「買った」のはモンスターコンペディウムだった気がする)、ネタ本(オフィシャルD&Dマガジンとか、RPGマガジン、ドラマガ、ウォーロックなど)…こげに投資しなければならなかったD&D系はどうしてもシナリオに金払う訳には行かなかったのだ。それに私なんかダルマ屋模型店(その道では知られた老舗)でメタルフェギュア買わないといけなかったし。いけなかったしと言うか、随分集めてたし(うちの仲間内ではフロアタイルとフィギュア使ったタクティカルコンバットが主流だった)
後にモデラーだった経験を活かしてシタデルやラルパーサと同サイズのフィギュアをエポキシパテで作成したりもした(しかも八頭身で! 金が勿体無いから!)。 あのサイズの顔にニヒルな笑みを入れる事が出来た昔の自分のウデと視力が懐かしい。後にシリコンで型とってホワイトメタルで再整形って所までは到達。
こんな事してたから、シナリオなんて変えなかったのである。実際には余りの値段の高さでもにょもにょ…と、まぁ、その辺はアレである。暗黒時代ってことで。
なお、BGはAD&D 2版とか基本ルールにしてるらしいが…
今どーなってんだその辺?
D&DにはアドバンスドD&D(AD&D)と言う別ゲームがある。そもそもの発達過程が既に30年近く前なんで私も流石に詳しい事知らんのだが…確か初期D&D(赤箱以前。そもそも赤箱がD&D 4版)はAD&Dに似たルールか何かで、それを判りやすくまとめて赤箱(と、通常呼ばれている普及版D&D)が出て、それとは別に精密なルールを残したAD&Dが出て、暫くそれらが独自進化して、最近は統合されたって話じゃなかったかと。
(最新のD&DパッケはD&D3eだった気が。AD&D 2Eって随分前の話なんじゃ…それ以前のAD&D知ってる奴の方が珍しく無いかえ? …と思って調べたらAD&D 2eは1989年発売だった)
で、世間で多くプレイされてたのはD&Dの方で、AD&Dは翻訳書籍とかそれほど多くなかったような、な、な。
D&DがUOで言ったら通常シャード、AD&Dがハードコアシャードみたいな感じか。
ちなみにこの頃から古参が若い衆を「こンのバカもんどもがぁ! そもそもD&Dと言うのはだな…」と講釈垂れる光景が散見されていた。
UOにおけるコンビニ組やAoSデビュー組に対する古参の揶揄とか「そもそものXXXX」と文句を垂れる光景、これはRPG業界の典型的光景であり、その意味で私はこの古参連中の繰言を余り重大視していない。
だって、能書きこいてサークルとか規模縮小させてたのってこの層なんだもん(笑) 個人的には「まーたこの手の手合いがバカこいて市場をぶち壊すんだろうなぁ」と呆れ気味。
先にフォローアップしとくと、そういう時代にもきちんと先見の明と市場を見据えた導き手が多数存在し、だからこそT-RPGは今の世でも何とか生き延びているのである。
当時も若い衆の動きを見てT-RPG業界もうだめだぁ…とか、D&D終わったとか言う奴は居た。しかし実際D&Dだけみても新和からメディアワークス、そしてHJと色々場所を変えながらしつこく(爆笑)生き延びているのだ。連中の悲観論ほど当てにならないものは無い。
大貫氏(D&Dの普及とT-RPG業界の普及に尽くした神。既に鬼籍)だかが面白い事言ってて…ダンジョン最深部にぴかぴかの鎧着た味方系NPCがやってくるのがD&D、駆けつけた味方NPCがフィールドプレート(鎧ね)にびっしり汚れを刻んででけーバックパックを背負い、ひーこら言いつつしっかりした足取りでやってくるのがAD&Dだって(苦笑)
D&Dのルール自体知っている人は判ると思うけど、あのルール正直単純な上にどこまで追加ルールを導入するべきか悩むので(後の方でセービングスローをステータスで修正するルールとかあるぞ)、コンピュータRPGとかに余り向かないんじゃないかと。AD&Dの方が向いてる気がする。実際にT-RPGとして遊ぶ際には煩雑だった各種のデータ管理がコンピュータにまかせっきりに出来るので楽では有る。良くD&D関係のコンピュータゲームみてみると、D&D基準のゲームが少なくAD&D系統が多いのが判ると思う。当時の事を知る連中の中にはD&Dはお子様向けで、AD&Dが味わい溢れる大人向けと言う刷り込みがあるのだ。ヘビーなゲーマー過ぎてそっちの方面に足突っ込んだゲームデザイナーやプログラマがAD&Dを題材として選択するのはこういう要素もあると見た(まぁ、背景世界がきっちりしてて、そっち方面の負担が少ないのもあると思うが)
まぁ、そんなAD&Dでもサイオニクスとか訳判らん追加モジュールがあり、それ入れるとそりゃーもーシナリオが楽しい物になるらしい。(超能力で敵の脳焼いたり、洗脳支配できたりするらしい)
D&Dが出てから既に30数年。
最初期のD&Dが販売されたのは1974年だという。(日本語版が出たのが1985年だってよ。私がT-RPG始めたのが1987年ぐらいじゃなかったかな?)
その日本展開を見てきた身として、できる時には可能な範囲で過去の事も後進に伝えておきたいなーと思う(もう、人生の半分以上RPG方面に傾けてきたからな!)。
これからも、色々な「その方面の人々のアレとかソレ」を見続けながら、「ほんと、人って変わらないよねぇ。良くも悪くも」とひとりごちたり、納得してみたりするのだと思う。出来る限り私が見てきた古参の愚を繰り返さないようにしたいと思う。
ただ、一点いいかな?
Citadelはシタデルであり、シテデルではないわっ!
昔っからメタルフィギュア関係の老舗にラルパーサ、シタデル、グレナディアという会社があってだな、CITADELはシタデルと訳されるのが定説であり(ウソだと思ったらエキサイトで翻訳かけて見れ!)、そもそもの意味は城砦とかそんなのだっだっだっだ!(マルチ残響音含む)
もーなー。
このCitadelをシテデルとかしてるの見るとほんっとーに頭に来てだな。
ここまでゲーマーの基礎素養がダメな子になっているかと思うとかなしゅーてかなしゅーて…(と、こういうバカな事を言ってると、周囲の信頼とかその辺を失うので適当な所で切り上げると良い:笑)
追記:
D&Dのシナリオモジュールは伝え聞く限りではかなり出来がいいらしい…諸般の理由による翻訳の問題は置いておくとしてだが…しかし一本2000円前後! それに比べて富士見のSWシナリオ集とか文庫サイズと価格(つまり、1000円以下)で5-6本だかシナリオ入ってるからなぁ…コストパフォーマンスは比較にならない。
でも、正直SWは本体ルールとモンスター関係のオプションセットしか買わなかった様な。
そりゃ、SW売れるわ。
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