土曜日, 6月 26, 2010

しかしここでは煽らない

ベインの選民だかとオフィディアンの戦争真っ盛りでございますな!
今回のイベント、中々面白い構造だと思う。最初は珍しいものでPCを釣り、戦争激化に伴って「動員数を増やす」事が戦争の鍵を握ると。UO戦闘のキモは「数こそ暴力」という部分にある。PvPでは数が多いだけでは全然意味をなさないんだけど、PvMでは厳然とした「数の暴力の理論」が成立する。

するとどうなるかというと、劣勢に立たされた方の「扇動家」が必死にポンポコポンと扇動をしなければならないのである。これはWebでの呼びかけという形を取り、或いはゲーム内の広告宣伝・・・まぁ、撒き本ですな・・・という形で人々の目に触れる。ぶっちゃけUOの活況を外部に宣伝することが出来るのである。
しかも劣勢に立たされている方というのは・・・詰まるところ利の薄い勢力であり、利の薄さを理でリカバリーする必要性があるわけだ。勢いその文章は情に訴えかけたり、魂を揺さぶる系統の言葉でならなければならない。


そう言って開発陣は我々「扇動屋」をこれまた扇動しているのである。
その意図を知った上で、ちょこちょこUO界隈をかき混ぜるような投稿を繰り返してみている。
実際ちょっと興味あるしな・・・果たして言葉の力で実利をひっくり返すことが出来るのかとか、自分自身の扇動能力はどの程度のもんなのかとか。

なんの偏見もなく、普通に眺めてみれば今回の大筋も「徳とは何ぞや」系の話に帰結し、マジンシアの再興に対してかの都市の象徴である「謙譲の徳」にフォーカス当てたストーリーが語られるであろう。10中9ぐらいまでベインが悪党で、アビスドラゴンとか厩舎に入れてるとあるタイミングで厩舎の中の生物みんな噛み殺すとか、なーんも考えずにこれいいもんだーラッキーとかやってる連中に清算を求める結果になると思う。町潰したり、地形変えるほどの大変革を今まで起こしてきた事を考えれば、ベイン勢力の連中(&その追従PC)が最終的に強制F暮らしになるぐらいの事が起きても私はさほど驚かない。


実利に浮かれて今までなしてきた事、そしてその結果を思い出してみれば、今後のストーリーも見えて来るのではあるまいか。良くも悪くも歴史は繰り返すぞ。

日曜日, 6月 13, 2010

錬成に思う

錬成っつースキルが入ってもうすぐ1年。錬成を早々にレジェンダった諸兄は練成品をバンバン売りさばいて儲けて儲けてウッハウハウハしているだろうか?

何? 錬成上げたはいいが、何して良いか分からない?
論外である。錬成スキルの有用性やその活用法を把握する為には戦士職とかの戦闘職作ってとことん強い敵と戦ってみるしかない。出来れば白豚じゃないほうがいいぞ。そこでどれだけ安価に有効な装備が作れるか考えてみるといいかもしれない。バカみたいにAll 70でマナコス-40 命中回避カンスト装備作ってる場合じゃないぞ。

練成品が売れない?
簡単な話、あんたが売り手の事を見ていないからだと思います。商品作る際にそれがどんなキャラ用のもので、どんな使い方に向き、どう使うのがベストかとか考えてる? 白豚さんに最高の武器だって? 強い白豚さんは多分装備拡充のためにとっとと錬成師作ってるから貴方から買わないと思うよ。
ちゃんと「誰に売りつけるか」考えて作ろうな!

何と言うか・・・1年経ってもこんな感じなんだろうなぁ。
練成品の買い手は錬成師作るの面倒だし戦闘仕様分からない人だと思う。戦闘仕様を十分に理解し、錬成師がどんなに有効な武器/防具を作れるか分かってたら、そりゃ錬成師作るだろうよ。錬成師ってバランス激変させる可能性を秘めてるもの。
なのに仕様を把握して強い戦士を操作している人向けに装備作ったって売れる訳が無い。農家に農産物売りつけようとしているようなものである事に気付け。そんな中で錬成師として名を上げるのであれば、それ相応に戦闘仕様を把握し、戦闘を教えるぐらいの事せにゃいかん。或いは購入希望者に対して彼の戦闘スタイルと異なる戦い方を提示するとか・・・まぁ、アドバイスの一つも出来ないと不味いわな。

そもそもなんで「貴方から買わないといけないのか」
別に多少UOで遊んでれば、知り合いに1-2人は伝説錬成師いるだろうよ。それらの「知り合い」ではなく、なんで「貴方」に依頼せねばならないのか? 言った通りに錬成するだけなら誰でも良いよな? て言うか、自分でやった方が早いよ(苦笑)
・・・ということは、逆に「言った通りではないが、それがよい方向に働く」練成物作成者にならないと、貴方は選択肢に入らないわけだ。練成物が売れないのは貴方がそういう唯一無二の人ではなく、どこにでもいるどーでもいい錬成師に過ぎないからではないのか? 錬成品が壊れにくい? 耐久度? そんなん関係する訳がねー。ぶっちゃけ今の状態で「売れない売れない」を連呼しているだけのバカの所には、例え錬成品の消耗速度が異常に速くなっても仕事なんて回ってくるとは思えない。だって、彼に頼む必然性がどこにも無いんだもん。いいもんだから売れるとか、必要なものだから売れるとか、どうしてそんなにアホチンな考えが発生するのか? いいものであっても、必要なものであっても「それは他人でも作成可能なものなのだから」、貴方から 購入する 必然性は どこにも無い。貴方から買う必然性が無いのだから、貴方の売り物が売れないだけだと何故気がつかないのだろう?


数多くのライバルがいる中で、ただ単に物作ってりゃ売れると本気で思っているなら救いようが無い。
何でも自由に出来るからこそそこに他者との差別化を計る「何か」が必要になる訳で、その何かを持ってない人は何時まで経っても供給者になれないと思うぞ。

某所の連中に言っておきたいんだが・・・もしも錬成素材が希少価値を持つなら、戦士が戦利品を高額で売るか、自分で集めて知り合いに頼んで作成するだけになるぞ。なおの事「知り合いではない誰か」に頼み難くなるだろう。錬成品の消耗速度を速めるのであれば、それ相応に価格帯も下げないと話しにならない。1年使えたある製品と、半年しか使えない製品が同額で売れるわけねーだろ。速攻錬成品が磨耗するなら、戦士大スキーのアカウント内に錬成スキル持ちが常駐する効果しかもたらさないと思うのだが?

売れない理由を外部に求めている辺りでそもそも話にはならないと思う。