月曜日, 3月 20, 2006

鍛冶屋と細工師

さて、なんか妙な訳語を当てられたファンキー大将が何ぞ面白いことを言い出しているわけだが。
個人的にも鍛冶屋と細工師については思う所がある。なんか切り分け方がおかしくねーかと。

鍛冶屋といって私が最初に思い出すのは…鋏や包丁の作成である。一般的に「鍛冶屋」と言うと鍛造と鋳造がある。しかし鋏は細工スキルで作るんだよね。謎い。
要するに細工物のバリエーションをあまり作れないのであろう。そういう部分での(デザイン段階での)発想が貧困だったと言っても良い。時計がある世界なので…例えば宝飾品を散らした置時計、或いはミステリークロックなどの細工品、そう言うのがあっても良かったろう。
細工物と言うと女性の方に喜ばれそうなのが宝飾関係。
デザインの基本を設定してマジンシア風ネックレスやルナブローチ、ブリタニアンリング、ベスパー風イヤリング等とデザインを幾つか作成し、それらに個別の作成難易度を与えても良かったんじゃないかな? また、宝石のカット/研磨も細工師の仕事だろうし、ある種の豪華デザインの場合、宝石の配し方を自由に選択できるって方式があっても良かった。(採集される宝石はあくまで原石であり、それをカットして始めてカラット数とか品質が確定され、更に高額で販売可能になるとしたらどうよ?)

要するに初期段階でその様な「細工スキル」の規定に失敗したから、鍛冶屋の仕事の幾分かを細工スキルに割り振らざるを得なかったんだろうなぁ。その結果、鍛冶屋は鍛冶屋で武器防具専門の職人となり、細工師はゴーレムとか出てくるまで趣味スキルになっていたと。
個人的にはもう少し鍛治スキルにも遊びの部分が欲しかった。前々から言っている「門扉」や蹄鉄(そういえばブリタニアの馬には蹄鉄が…)、幾つかの鉄のオブジェ(装飾用の鎧とかさ…)そういうものも作りたいなと。 これは農業スキルが入らないと意味を成さないが、スキやクワだって鉄のパーツ無いとすぐ壊れるんじゃないか? そういう鉄に関わる全ての事に鍛冶屋は携わってもいいと思うのだが。

なんと言うか…最近それなりに心配しているのが戦闘関係の改訂案。
今の状況だと、全てのスキルが戦闘にかなり強く関連付けられているので、戦闘ルールやその周辺の部分が変わると全職業に大きな変化を及ぼしそうだ。
本来は、戦闘などゲーム内のごく一部の物であるべきだった。一部に過ぎなければ結果として戦闘ルールを改変しても一部の人間にしか関係の無い話で済む。なまじ全部戦闘に関連付けてしまったが為に戦闘ルールの改変がほとんど全ての部分に影響を及ぼしてしまう。
ただ問題は…今の戦闘重視傾向の中で「注目している人が少ない」生産関係にヒューマンリソースを裂いて、それが人々に受け入れられるか…だろう。受け入れられなければこれらの提案も「クラシックシャード出せ」と言う頭の悪い主張と大して変わらない。
するってーと段階的にスキルの意味を入れ替えて、その上で少しずつ意味合いをすり替えていくしかないと思う訳で。

すり替えの段階は、こんな感じでどうだろう?
1.武器防具の装飾を追加。武器の護拳部分を華麗にするとか、鎧に細かな細工を入れて彩るとか。グリム君に思う存分腕を振るってもらおう。最初期はPDとバックパック内の画像の変更から。順次3Dクライアントフィールド画面や2Dへコンバートを掛けていく感じで。
2.宝石をカットして宝飾品に埋め込むと言う仕様を導入。実際に出来るかどうか判らないけど、そういう「カットされた宝石を使った宝飾品」を身に付けた場合、PDやフィールド画像でその部分がたまに輝く。
カットの成功率に関しては最初低めに(これで宝石を減らし、PCの金を消費させる) 2-3パブリッシュ後で成功率を若干上昇させる。
3.宝飾品デザインの増加とクエストの作成。(この時期にできる事なら武器防具の「ベスパー風」等のバリーション追加。つまり都市毎のデザインと言うものを規定する)
4.反応を見て鍛冶屋などにも「非戦闘系の作成物」を追加。

補注:
都市毎の名産品を追加する際には、料理スキルなどにもXX風を追加。これらの「各都市風の生産物」習得にはレシピを必要とし、そのレシピを受けるためにはその都市で出されるクエストをこなす必要がある。但しこれ以降新規にキャラクターを作成した場合は「出身都市」と言うデータが追加され、出身都市の特徴的な産物はレシピ無しで既に習得しているものとする。(PCに生まれ故郷を意識させる)
ある程度の極稀な確率で、生まれがイルシェナーだとかT2Aだったりするのも面白いかな。すんごいレアなレシピを知ってるの(笑) 無論実効性は無くデザインだけの違いしかないと言う…

ブリタニア風ロンソとジェローム風ロンソは例の細身/普通の違いになるんじゃろうかねぇ…

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