木曜日, 2月 09, 2006

生産系スキルに関するアイデアノート(断章)

まるで纏まってません。
おまけに今のUOシステムと全然関係ないですな。はっはっは(汗)

今のUOシステムだと裁縫って「最終的に出来上がる品物の難易度」つーか「作りづらさレベル」があって、スキルがそれを補完するというか…要は個々の製品に仕上げる難易度があるだけですな。

んで思ったんだけど…裁縫にも返し縫とかチェーンステッチだのクロスステッチだの色々ありますわな。縫い方の種類や技法に関してはミシンとかのカタログ見たり家庭科の教科書見れば出てると思うんですが…スキル上がってこれらの技法を習得するって方式はどうだろう?
実際にそんなに技術があるかどうか疑わしいけど、10個の基本技術(スキル値10毎に1個習得)と6個ぐらいの拡張技術(スキルが110と120になった時に1個づつ選択できる…全部を習得する事はできない!)を裁縫師に習得させ、その習得技術によって生産できるものが異なるとしたら…?
今、何気なしに裁縫スキル育成してて思うのは、結局育っちまった裁縫師って無個性になりませんか…みたいな点。それもその筈、基本的に裁縫と言うスキルには今現在「生産難易度とスキル値」しかデータが与えられておらず、スキル値のみで判定しちまうもんだから個性が出ようが無い訳で。中には組み合わせの妙とか色合いとかに個性を見出す人もいるだろうけど、それってキャラの個性/特徴じゃなくて使用しているプレイヤーの個性でして。裁縫師のアビリティーに「つぎ当て」とか「革を使った装飾」、或いは「織物特化」(布を作成する時に柄物の布を作成できるようになる)なんてのがあると、同じ裁縫師でも革職人とか、修繕屋さんとか、色つき革を用いた強化のみに特化した裁縫師とか…色々パターンが出来ると思うんですよ。
鎧なども最近女性用とか男性用とか分けるみたいな案があるようだし(絵柄だけだと思うが)、それならこのアイデアを拡張して鍛冶屋にも色々な技術を与えてみてはどうかと。
プレート系の鎧の作成に習熟するとか、チェイン系、リング系の鎧に特化するとか。或いは鎧を仕立て直して女性専用/男性専用にするとか、エルフ鎧などを人間用に仕立て直す技術とか(おっと、これは大工や裁縫師用かね?)
軽い鎧を作成する技術(必要筋力を下げるアビリティー)なんかも鉄系鎧では重要になるかもしれない。それらの技術の組み合わせで特徴を出すと。(勿論武器の「刃を鋭くする」とか「丈夫にする」等の技術があってもいい)また、ある種の生産物は特定のアビリティーを持ってないと生産確率が下がるとか、生産できないなんて事があってもいい。
細かな細工を施したエルフ家具とかは彫刻などのアビリティー持ってないと生産できないとかね。また、今後追加する生産製品にそれらを組み込んでも面白いのではないか?(日本風建築物の装飾要素として透かし彫りした木の板を鴨居の上に置けるようにするとかさ、門扉をすっげー彫刻入りの扉に交換可能にするとか…嗚呼! 夢広がる生産の世界よ!)
基本アイデアは戦士のSpM(スキル値70/90になったらそれぞれ一種のSpMが使用可能になる)なんだけど、生産系もそういう風にして技術習得やらせっと良いんじゃねーかなー。
また、大工なんかは色々工具があるのに何使っても結果は同じってひっじょーにつまらない仕様になっているのだけれども、使用する道具の変更で各種技術に多少の(気持ち程度の)補正がかかってもいいと思う。例えばある種の彫刻を施した家具の生産にはスキル値が80必要だとしよう。スキル値100で生産の可能性は40%程度だろうか? そこに彫刻のスキルがあると生産の可能性は+20% さらに生産の際にノミ使ってたら+10 そのノミがHQ品だったらさらに+10とか。

今現在、私が疑問に思うのは…要するに伝説の鍛冶屋、裁縫屋じゃないとダメだみたいな風潮。
これはどうかと思う訳で。
むしろ技術は伝説級じゃないけど俺はこれだけは得意よと、そういうこだわりを職人に持たせてもいーんじゃねーのと。(勿論Fullerenはチェインメイル生産に特化させ、刃物の研ぎなおしとか「鎧の軽量化」や「仕立て直し」技術を習得させる。もともと生産要員と言うよりも武器防具の修繕やるキャラだし)
そしてこれらの技術を導入すると、こんな事もできる。UO世界…ソーサリアのプレートメイルって本当に初期のプレートメイルなんだけど、軽量化と装飾の技術を持ち、さらにプレートメイル特化技術を持つ職人なら豪華絢爛で強度も高く、さらに軽量な「ゴシックメイル」等の後期のプレートメイル作れるてのはどうだ? よく西洋のお城などで飾られている豪華な鎧…あれだ。実際あの表面装飾は起伏をつける事によって強度を増し、同じ強度で軽量化することを目標の一つにしている。あの飾りは伊達じゃないのだ。
この前現実世界でチェインメイルを購入したんだが、このチェインメイルもチェインの直径が細かいのと大きいので値段が異なっていた。実際径が細かいと同じ太さの針金使ってる限り結構な重さとなり、強度も増すっぽい。(要するに隙間が減る訳で…) 見てくれもですな、径が太い鎧の方は下に着ている物の柄が透けて見え、密度の高い径の細かいのは(少なくとも、遠目では)透けて見えない。こういうのを再現できたらかなりかっちょええんじゃないかと。高潔なる騎士の為に荘厳な装飾施したプレートメイルを作成する鍛冶屋になってみたくないですか?!生産はからっきしだけど、装備の修繕に特化した鍛冶屋さんになってみたい人は居ませんか?あらゆるバシネットに髭を模した彫刻入れる「バシネット伯爵専門店」なんかがあっても嬉しい。それとは別に実用一点張りの店があってもいい。新品の彩り豊かな服を売る店、ユニクロみたいに単色だけど多くの色数の服を商う店、洋服のほつれや痛みを修繕する店、何でもかんでも革の装飾つけちゃうパンクな店…こういう「実際の戦闘には殆ど影響しないであろうおしゃれを売る店」やってみたくね? (何? 色合いがおかしかろうと何だろうとローブで隠すから平気だって? そんな野暮天に売るもんはない!)見てくれとか、そういう部分に注目させたい。現在武器防具の価値観とはすなわち実用性部分だけになっている。そりゃ多少「こだわりを持って」プレートメイルに身を包む連中やチェインばっかり愛用している人間も居るが…こういうこだわりの部分を大切にする心を育むシステムが欲しいなと。実用性の部分をいじるとまたぞろバランスがどーだとかPvPがどーのとか言う事にもなるだろうし…見てくれ中心にデータ弄ればそういう問題は回避できる。

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

[高品質]の表示が嫌いなので、GMじゃない大工を二段階のスキルに分けて持ってます。
自分の家の家具用に。
自分で売るルーンブックも[高品質]嫌なんで書写75.0でロックしてます。
洋服もbelow品に目覚めてしまったのだけども、何段階も裁縫スキルを入れるほどキャラが余って無いんで洋服を微妙なスキルで作って売ってくれるショップを激しく希望。
うん、そういう需要って無いわけじゃないと思うのでショップやる人は思い切ってやってみて欲しいなあ。
そんでそういう変な拘りプレイヤーが増えればそういうのが受けるとお上にも伝わってそういう無駄な見てくれシステム追加とかもあり得なくないと思うんだ。

Wildcat さんのコメント...

結局みんな「大量消費が行われる方向」だけ向いちゃうから儲かんない訳で。ニッチねらわな! ニッチっすよ今の時代!

つまりマニア好みの品揃えと他には無い独創的な商品展開。これぞベンダー経営のコツだと思うのだが。
小さな需要を満たし続けるお店ってステキじゃぜ?!