火曜日, 7月 04, 2006

ガーゴイル像代わり

真面目に暗黒卿を考えておこう。

設定。
まず、王家の生まれであると。アンブラはいつの間にか王政を敷いていたらしい。
えー?! なんだってぇ!
アンブラ城無いじゃん! 町の形はどーみても「街道沿いの町」であり、まだルナの方が城塞都市っぽい構造になっている気がするんですけど!

まぁ、それは置いておこう。ここで躓いていては先に進まない。

で、王が死去して家督を継ぐと。ここは問題なし。女性でも家督は継げるし(実際、そこが過去の地球でも問題となった事がある。貴族にしか参政権が無い頃、女性が爵位持ってるとその「家」の投票権が2票分あるって事になって揉めたらしい)。
ただ問題は…王の家督を継いで何故に公爵?
王家なのに公爵位なのか? 公爵だとしたら公爵の上に立っているはずの「王」はどこに?
もしかして王族がどこかに居て、それがアンブラを大公領として認めてたって筋書きなのか? (地政学的にDoomに対する防御だろう)

普通は王位を継いだのなら、女王様になるだろう。
公爵位を継いだという事が事実なら、つまりそれはアンブラは王政を敷いていないということになる。(あくまで公爵領扱いだよな)
これらのキーワードを併せて考えると、暗黒卿ワールドはこんな感じになるのではないか…

その昔、マラスを平定した王が居た。
王城はルナにあり、もう一つの都市であるアンブラは近くに存在したオーク(オークフォートあるよね)やDoomに対する前線基地として成立。遠隔地と言う事もあり王はアンブラを独立採算で経営させることにした。
その後、何らかの理由でマラス王家の血は途絶え、ルナ側の聖騎士軍団とアンブラのネクロマンサー間で正統王家はどちらか等の問題から争議に発展。(或いはオーク族との争いの際にルナ側が派兵せず、アンブラ側に処理を任せて戦費の問題が出たとか、もめた原因については明らかではない)
そのアンブラ側の理論では、ナイトメア家が正統王家の血筋なのだろう。最もこれはルナ側に認められた物ではなく、世間に知られる限りはナイトメア家は依然として「公爵家」なのである。(これで設定上の問題を回避)
しかしブリ王国のとんでもなく強力な兵力、冒険者勢力と言うある意味では兵力以上に強烈で金持ってる連中がマラスに殺到した事により、王家の問題は後回しにされる。その後ルナとアンブラは和平交渉を実施。その際「正統王家の血筋である」等と主張していたナイトメア家は和平交渉の邪魔になる為、アンブラ市外から追い出されて近郊の18x18の土地に追いやられる。

色々つじつま合わせてみたが…
…なんつーか、哀れな家系になっちまったのは気のせいでしょうかどうでしょうか?

P.S.
と、思いきや!
ナイトメア国(仮称)は帝国を名乗っている。帝国っておま…ちょっとお前! 通常は複数の支配域(文化、人種や経済圏)を有する国を帝国って言うんだがっ! (汗)
参考 Wikipediaでの帝国解説
例外的に国家元首が自身で「帝王」を名乗れば帝国になるが、本人公爵と言ってるし。


なんか真面目に考えて損した気分。公爵なのか女王なのか、帝王なのかはっきりしろと。トンチか? これはトンチなのか?
言ってる事は牧師で枢機卿とかと変わんないぞ。(プロテスタントとカトリックがごっちゃになっているのがポイントです)既存の貴族社会とかの模倣をするなら、もう少し模倣の精度を上げて欲しい。醸造所で作ったリキュール問題を思い出した。(リキュールは醸造酒ではなく蒸留酒って話)

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

町で噂のおもしろ公爵ですね。
まだ実際に遭遇していませんので何とも言えませんが、非常に良い!と思います。

こういう小悪党ギルドAKTOと同じ立ち位置の団体が増えてくれると色々やりやすくなりますよ。

AKTOは所詮小悪党の集まりなので、
公爵帝王のような理不尽なまでの大物属性を持ったキャラには恵まれませんでした。

しかし、今後はアンブラに本部を持つAKTOとのアンブラ争奪シリーズなどが期待できます。